Situation Normal

忘れないように……

2008年8月1日(金)、2日(土)公開

2008-07-30 09:58:01 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

8月1日(金)公開

8月2日(土)公開
  • 地球でいちばん幸せな場所 "Owl and the Sparrow"(米・ベトナム) - シネマート六本木 walkerplus
  • レディ アサシン "Boarding Gate"(仏) - 吉祥寺バウスシアター
  • フェアリーテール・シアター "Faerie Tale Theatre"(米) - 渋谷ユーロスペース、吉祥寺バウスシアター(8月23日より)
  • 画家と庭師とカンパーニュ "Dialogue avec mon jardinier"(仏) - 渋谷Bunkamuraル・シネマ walkerplus
  • スカイ・クロラ(日) - 渋谷東急系 walkerplus
  • 闇の子供たち(日) - 渋谷シネマライズ walkerplus
  • 片腕マシーンガール(米) - シアターN渋谷、池袋シネマロサ walkerplus
  • 鳥の巣 北京のヘルツォーク&ド・ムーラン "Bird's Nest - Herzog & De Meuron in China"(スイス・仏) - 渋谷ユーロスペース walkerplus
  • ビリン・闘いの村(日) - 渋谷アップリンク X walkerplus

8月2日(土)~8月15日(金)

他には、『ビューティフル・ルーザーズ』 "Beautiful Loosers"(米) walkerplus、『赤んぼ少女』(日) walkerplus、『トワイライトシンドローム デッドクルーズ』(日) walkerplus などが気になります。

また、2008年5月17日公開の『それぞれのシネマ』 "Chacum son cinéma" (2007) walkerplus が、8月2日(土)から渋谷ユーロスペースにて再公開されます。7月27日に亡くなったエジプトのユーセフ・シャヒーン監督作『47年後』を含む短編オムニバスです。ポスターも新しくチャン・イーモウ、アキ・カウリスマキ、侯孝賢の作品を組み合わせたデザインとなってユーロスペース色を出し、前回はなかった特別鑑賞券(前売り券)もチケットぴあにて販売されてます。

『フェアリーテール・シアター』(1982~1987年)は、有名な童話をドラマ化した子供向けテレビ番組。そのうち以下の4話を上映。
  • 「ティム・バートンのアラジンと魔法のランプ」"Aladdin and His Wonderful Lamp" walkerplus
  • 「フランシス・フォード・コッポラのリップ・ヴァン・ウィンクル」 "Rip Van Winkle" walkerplus
  • 「ミック・ジャガーのナイチンゲール」 "The Nightingale" walkerplus
  • 「クリストファー・リーとフランク・ザッパのこわがることをおぼえようと旅に出た男」 "The Boy Who Left Home to Find Out About the Shivers" walkerplus

『闇の子供たち』は、タイを舞台にした日本映画。関係ないですが、フィリピンの首都マニラで働く日本人医師を描いた『緊急呼出し エマージェンシー・コール』(1995年)を思い出します。

「白夜映画祭II ~ロシア、グルジア、そしてパリ~」では、6月9日から7月12日までレイトショー上映された同映画祭のうち5作品がモーニングショー上映される。

8月1日(金)公開の『インクレディブル・ハルク』は、アメコミ『超人ハルク』の映画化。2003年の映画『ハルク』(監督:アン・リー、主演:エリック・バナ、ジェニファー・コネリー)からスタッフ・キャストを一新しており、続編ではないらしい。ただ、あらすじを読むと続編と受け取れなくもない(まだ観てないので何とも言えず)。個人的にはアン・リー版が好きなので、複雑な思いです。マーベル・コミック&ユニバーサル・ピクチャーズ製作。

8月2日(土)、3日(日)には『ダークナイト』 The Dark Knightwalkerplus)の先行上映が行われます。これは前作『バットマン ビギンズ』 Batman Begins (2005) から始まった新バットマン・シリーズ第2作。DCコミック&ワーナー・ブラザーズ製作。先日観ましたが、とても良かったです。

最後に、8月6日(水)に『旅するジーンズと19歳の旅立ち』 "Sisterhood of the Traveling Pants 2" が公開されます。これは『旅するジーンズと16歳の夏』の続編。作品の詳細はここに書きました。


2008年8月1日(金)、2日(土)、6日(水)公開映画 minipara

2008年7月26日(土)公開

2008-07-24 09:14:53 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • ハプニング "The Happening"(米) - 日劇3系 walkerplus
  • 赤い風船 "Le Ballon Rouge"(仏) - シネスイッチ銀座 walkerplus
  • 白い馬 "Crin blanc: Le cheval sauvage"(仏) - シネスイッチ銀座 walkerplus
  • ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン "Le Voyage du Ballon Rouge"(仏) - シネスイッチ銀座 walkerplus
  • 帰らない日々 "Reservation Road"(米) - 日比谷シャンテ シネ walkerplus
  • 敵こそ、わが友 戦犯クラウス・バルビーの3つの人生 "Mon Meilleur Ennemi"(仏) - 銀座テアトルシネマ walkerplus
  • 雲南の花嫁 "花腰新娘"(中) - 新宿K's cinema walkerplus
  • 天安門、恋人たち "颐和园(頤和園)/Une jeunesse chinoise/Summer Palace"(中・仏) - 渋谷シアター・イメージフォーラム walkerplus
  • 風が吹くとき "When the Wind Blows"(英) - シアターN渋谷 walkerplus
  • アメリカばんざい(日) - ポレポレ東中野 walkerplus
  • テネイシャスD 運命のピックをさがせ! "Tenacious D in the Pick of Destiny"(米) - 渋谷シネクイント walkerplus
  • カンフー・パンダ "Kung Fu Panda"(米) - 丸の内ピカデリー1系 walkerplus

7月24日(木)~7月27日(日)
  • 第24回あきる野映画祭 - 公式サイト 於:秋川キララホール(東京都あきる野市)

7月26日(土)~8月1日(金)
  • 第30回ぴあフィルムフェスティバル(PFF) スペシャルプログラム - 公式サイト 於:渋谷東急(旧クロスタワーホール)

『ドラゴン・キングダム』 "The Forbidden Kingdom"(米)walkerplus は鑑賞済み。松竹は丸の内プラゼールで2週間限定上映(メイン館は新宿ピカデリーらしい)にしており、最大チェーンの丸の内ピカデリー1では『カンフー・パンダ』をかけている。これって逆じゃないのか。ただでさえカンフー映画が多い年なのに同日公開にしてるし、大丈夫だろうか。

他には『憐 Ren』 walkerplus、『ミニットメン:ウィ・ジャム・エコノ』 "We Jam Econo : The Story of the Minutemen" walkerplus、『きみの友だち』 walkerplus が気になる。あと、『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』 walkerplus なども公開。

『ハプニング』は、7月25日(金)夜にはほぼ全ての上映館で前夜祭上映されます。なお、日劇2のみイベントあり。

『赤い風船』(1956年、36分)と『白い馬』(1953年、40分)は、どちらも50年以上前にカンヌ映画祭で最優秀短編賞を受賞した作品。デジタル・リマスター版を二本立てでの上映。夜の回はない。

『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』(2007年)は、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督が『赤い風船』へのオマージュとして製作した長編。

『雲南の花嫁』は、第5回彩の国さいたま中国映画祭(2005年)で「花嫁大旋風」の日本語題で上映されたもの。

『風が吹くとき』は、1986年のイギリスのアニメーション。日本語吹替え版のみの上映。日本語吹替えの監督は大島渚、声は森繁久彌・加藤治子。デジタルリマスター版をデジタル上映(フィルム上映ではない)。

「第30回ぴあフィルムフェスティバル」のスペシャルプログラムは、先週も書いたとおり「ダグラス・サーク特集」と「巨匠ミロス・フォアマンの世界」。

それと、7月12日(土)から公開中の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』、当初は新宿ミラノ3(旧・シネマミラノ、209席、スクリーン2.7×4.9m)のみでの上映予定だったが、7月19日(土)から新宿ミラノ1(旧・新宿ミラノ座、1056席、8×16m)、サロンパス ルーブル丸の内(469席、5.6×10.7m)、渋谷TOEI②(302席、3.7×8.6m)で上映されている。

このため、7月5日(土)公開の『スピード・レーサー』が上映回数を減らすなどされた。楽しい映画なので、東急にはもっと腰を据えてやって欲しいところ。「攻殻2.0」は前売りがなく、フルリニューアルとはいえ観たことある映画に一般1800円はちょっとなぁ……


2008年7月26日(土)公開映画 minipara

ファーストラン中に……

2008-07-22 09:56:47 | 映画 - その他
いのちの食べかたUnser täglich Brot (2005) が、2008年7月19日(土)から7月25日(金)まで高田馬場の早稲田松竹で上映中である。『アースEarth (2007) の日本語吹替版との2本立て。料金は2本で1300円(学生1100円)で、最終回の『いのちの食べかた』1本のみなら800円となる。

早稲田松竹としてはいつも通りなのだが、今回特別なのは『いのちの食べかた』がロングラン中ということだ。この作品は2007年11月10日に渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開され、現在も同館で7月25日(金)までモーニングショーのみだが上映中である。また、7月26日(土)からはシネマート六本木にムーブオーバーする。

早稲田松竹では春くらいの上映を予定していたが、ロングラン中で延期されていた。なんとか上映日が決定したものの、その日が来てみたらイメージフォーラムでまだ上映中だったということだろう。よそで一般1800円でロードショー中の作品が名画座にかかるのはとても珍しい。

ちなみに、スクリーンの大きさは以下の通り。
早稲田松竹 - 高320cm×幅620cm
シアター・イメージフォーラム シアター1 - 幅444cm
シアター・イメージフォーラム シアター2 - 幅610cm


いのちの食べかた 東京映画館 -MovieWalker
|いのちの食べかた| - 公式サイト

2008年7月19日(土)公開

2008-07-16 09:55:59 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • 崖の上のポニョ(日) - 日比谷スカラ座系 walkerplus
  • ジャージの二人(日) - 恵比寿ガーデンシネマ、銀座テアトルシネマ walkerplus
  • 百万円と苦虫女(日) - シネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋 walkerplus
  • あの日の指輪を待つきみへ "Closing the Ring"(英・カナダ・米) - 東劇、新宿テアトルタイムズスクエア walkerplus
  • チェブラーシカ(全4話 完全版) "Чебурашка (=Cheburashka) "(露) - 渋谷シネマ・アンジェリカ walkerplus 〃 (日本語吹替版)
  • オオカミの護符(日) - シネマ・ベティ(横浜・黄金町) walkerplus
  • スターシップ・トゥルーパーズ3 "Starship Troopers 3 : Marauder"(米) - 銀座シネパトス、新宿ジョイシネマ、池袋シネマロサ walkerplus
  • ワン・ミス・コール "One Missed Call"(米) - シネカノン有楽町2丁目、角川シネマ新宿、渋谷アミューズCQN walkerplus
  • 後悔なんてしない "후회하지 않아 / No Regret"(韓) - 新宿バルト9 walkerplus
  • たみおのしあわせ(日) - シネスイッチ銀座 walkerplus
  • ビルと動物園(日) - 渋谷ユーロスペース walkerplus

7月19日(土)~7月27日(日)

7月19日(土)~7月25日(金)、7月26日(土)~8月1日(金)
  • 第30回ぴあフィルムフェスティバル(PFF) 東京会場 - 公式サイト 於:渋谷東急(旧クロスタワーホール)

7月19日(土)~7月21日(祝)

7月18日(金)~8月10日(日)の金・土・日・祝
  • スターライトシネマ PLUS 2008 - 公式サイト 於:恵比寿ガーデンプレイス センター広場

7月19日(土)~7月21日(祝)
  • スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン - 公式サイト 於:幕張メッセ

今週末から小・中学校、高校が夏休みに入ります。夏休み映画も揃ってきて、映画館の客層もガラリと変わり、映画祭も色々あり、新しいシネコンもオープンします。宿題と映画鑑賞は計画的に。

今週末公開作では、他に『アメリカン・ハードコア』 "American Hardcore"(walkerplus)、『GATE』(walkerplus)、などが気になります。

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」は5周年。フィルムを使わず、デジタルで撮影・製作された作品のみの映画祭。海外長編部門は気になる作品が毎年多いです。

「第30回ぴあフィルムフェスティバル」では、7月21日(祝)に「ダグラス・サーク特集」が行われます。会場は2005年の第27回からクロスタワー2階の渋谷東急。7月26日(土)からのスペシャルプログラムでは「ダグラス・サーク特集」と「巨匠ミロス・フォアマンの世界」が行われます。

「イメージフォーラム・フェスティバル2008」は、今年4月27日(日)~5月6日(休)に新宿のパークタワーホールで行われたもの。

「スターライトシネマ PLUS 2008」は、週末夜の屋外で夕涼みながらの無料上映イベント。300インチの特設スクリーンにフィルム(だったはず)で上映。2000年から毎年行われ、当初は7月下旬から8月末や9月上旬まで行われていました。今年の上映作品は、『オール・アバウト・マイ・マザー』(1999年)から今年公開の『アース』『ぜんぶ、フィデルのせい』『マイ・ブルーベリー・ナイツ』まで13作品。

「スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン」は、ルーカスフィルム主催のファンイベント。来日ゲストあり。映画の上映はありません。この「スター・ウォーズ セレブレーション」は1999年に始まり、アメリカ以外では2006年にロンドンで「セレブレーション・ヨーロッパ」が開催されたのみです(参照:ウィキペディア英語版)。

最後に、7月19日(土)にシネコン「新宿ピカデリー」がオープンします。1000席以上あった大スクリーンの旧・新宿ピカデリー1や新宿松竹が2006年5月14日で閉館した跡地に建ちました。ガラス張りで外から反対側の通りが見えるのが気持ちいいです。オープンしたら人や物で見えないのかも。松竹プレイガイドやウェンディーズはない模様。代わりに無印良品が入ります。

オープン記念で7月19日(土)、26日(土)は千円均一。チケットはタッチパネル式の販売機で販売されます。うちの郵便受けにも平日1000円券付きのチラシがポスティングされてました。テレビ番組「知っとこ!」の2008年下半期トレンド・ザ・ベスト10で第9位になってたけど、松竹芸能の番組だからだろうか……


2008年7月19日(土)公開映画 minipara

旅するジーンズと永遠の夏

2008-07-10 09:52:45 | 映画 - 作品
ワーナー・ブラザーズ近日公開作品に『シスターフッド・オブ・ザ・トラベリング・パンツ2(原題)』が「2009年秋、全国ロードショー」となっているのを見つけた。2005年の映画『旅するジーンズと16歳の夏』 The Sisterhood of the Traveling Pants の続編である。続編製作はないのかと諦めていたところなので嬉しいです。上記のページには卒業式の写真が使われているので、邦題は「旅するジーンズと卒業の夏」あたりか(下は1作目と2作目のポスター)。(追記:日本公開が2008年8月6日(水)公開に急遽決定、邦題は『旅するジーンズと19歳の旅立ち』)
ポスター『The Sisterhood of the Traveling Pants』ポスター『The Sisterhood of the Traveling Pants 2』
原作は、アン・ブラッシェアーズの小説「トラベリング・パンツ」シリーズ。

前作の映画『旅するジーンズと16歳の夏』 The Sisterhood of the Traveling Pants (2005) は、小説1作目の映画化。監督はケン・クワピス。アメリカでは、2005年6月1日に2583館で公開され、週末興行成績は初登場5位、レイティングはPG。都内では、2005年10月1日に恵比寿ガーデンシネマで単館公開された(下左は公開時のチラシ、リンク先には裏側も)。
チラシ『旅するジーンズと16歳の夏』DVD『旅するジーンズと16歳の夏』DVD - Amazon.co.jp

今回の映画化2作目は、小説4作目の映画化らしい。監督はサナ・ハムリに代わるものの、脚色は前作の脚本家の一人エリザベス・チャンドラーが単独でクレジットされてます。主役4人は変わらず。ギリシャ系のリーナのお母さんは代わるようだが、前回は出番がほとんどなかったので構わないか。

前作で地元のスーパーでバイトしていたティビー役のアンバー・タンブリンは映画で忙しいものの比較的スケジュールは合わせやすかっただろう。しかし、別居した父の家へ行ったカルメン役のアメリカ・フェレーラは『アグリー・ベティ』のベティ役、ギリシャに行ったリーナ役のアレクシス・ブレデルは『ギルモア・ガールズ』のローリー・ギルモア役、サッカー合宿に行ったブリジット役のブレイク・ライヴリーは『ゴシップガール』(原作セシリー・V・Z)のセリーナ役と、テレビシリーズに主演しているためスケジュール調整は大変だったと思われる。

映画化第2作は、アメリカで2008年8月6日公開。日本公開は、Internet Movie Database (IMDb) によると2009年9月5日にすでに決まっているらしい。今年秋に前作と同じ恵比寿で公開すればいいのに、なぜ1年後?


 ――追記(2008年7月29日)――

急遽『旅するジーンズと19歳の旅立ち』の邦題で2008年8月6日(水)渋谷TOEI②他にてロードショーが決まりました(公式サイト)。日米同日公開で、時差のぶん日本の方が早い。

発表されたのはせいぜい4日くらい前のようだが、来週水曜公開っていくらなんでも急すぎる。劇場で予告編やチラシ・ポスターとか全然見かけなかったけれど大丈夫でしょうか。公式サイトの画像もアメリカ版ポスターのままで、役者の名前や題名も英語です。字幕もちゃんとしたものが間に合うのか心配。前売り券(特別鑑賞券)はあるのだろうか。

都内では渋谷TOEI②のみで上映される作品というのは初めてのように思う。TOEIとはなってるが、東急系の映画館。『スピード・レーサー』が不入りで、代打に入った『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』もよっぽどダメだったか。他の公開劇場は109シネマズ川崎、109シネマズ名古屋、アポロシネマ(大阪・天王寺)、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13、札幌劇場。

宣伝に時間をかけ、前作を観た人や原作ファンに知ってもらわないといけない映画なのに、何を考えているのやら……

 ――追記 了――


旅するジーンズと16歳の夏 - 映画1作目 公式サイト
旅するジーンズと19歳の旅立ち - 映画2作目 公式サイト
The Sisterhood of the Traveling Pants - 映画1作目 公式サイト(英語)
Sisterhood of the Traveling Pants 2 - 映画2作目 公式サイト(英語)

映画 旅するジーンズと16歳の夏 - allcinema
映画 旅するジーンズと19歳の旅立ち - allcinema
The Sisterhood of the Traveling Pants (2005) - 映画1作目 IMDb
The Sisterhood of the Traveling Pants 2 (2008) - 映画2作目 IMDb


理論社話題の新刊・トラベリング・パンツ - 原作 公式サイト
Sisterhood Central | Your Source for All Things Sisterhood - 原作 公式サイト(英語)

MovieWalker - 旅するジーンズと16歳の夏
MovieWalker - 旅するジーンズと19歳の旅立ち

Amtam.com - アンバー・タンブリン 公式サイト(英語)

2008年7月12日(土)公開

2008-07-08 09:21:53 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • 8 1/2(完全修復ニュープリント版) "Otto e Mezzo"(伊) - 渋谷シアター・イメージフォーラム walkerplus
  • 近距離恋愛 "Made of Honor"(米) - 日比谷みゆき座系 walkerplus
  • Queen Rock Montreal cine sound ver. "We Will Rock You: Queen Live in Concert"(米) - 新宿バルト9 walkerplus
  • ツアー・オペレーター 知られざるツール・ド・フランス "The Tour Operators"(仏) - 渋谷アップリンク・ファクトリー walkerplus
  • GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(日) - 新宿ミラノ3 walkerplus
  • いまここにある風景 "Manufatured Langscape"(カナダ) - 東京都写真美術館、渋谷シアター・イメージフォーラム walkerplus
  • 闘茶 tea fight(日本・台湾) - 渋谷シネマライズ walkerplus
  • 花の袋(日) - 下北沢トリウッド walkerplus

7月11日(金)~7月21日(月)

7月12日(土)~7月18日(金)

『8 1/2』(はっかにぶんのいち)は、1963年のフェリーニ監督作。未見だったので、待ちに待った公開です。

『Queen Rock Montreal cine sound ver.』は、Queenの1981年カナダモントリオール公演の中継に使われた35ミリの原盤フィルムをデジタルリマスターしたHD5.1テープによる上映。

『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』は、1995年の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の全カットをリニューアルし、アフレコも全編し直したもの(参照)。続編の『イノセンス』(2004年)がアメリカで "Ghost in the Shell 2: Innocence" (参照)という題なので、今回のフルリニューアル版は「1.1」とか「1.5」にすべきだったのではなかろうか。

7月12日(土)のみ新宿ミラノ2(旧:新宿東急)で、2日目以降は新宿ミラノ3(旧:シネマミラノ)での上映予定(スケジュール)。1.0(?)を昨年10月にユナイテッド・シネマとしまえんのNo.8スクリーン(20m×7.88m)で観たばかりなのになぁ。

「第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」は、今年は最初の金・土・日曜は新宿バルト9のシアター8にて開催。シネコンでの映画祭は、隣のスクリーンで普段通りの上映をやってたりするため盛り上がらないものだが、この映画祭だと逆に足を運びやすくなるのでいいかも。

新宿バルト9では映画祭開催記念で、7月11日(金)~7月25日(金)の連日深夜に『トランスアメリカ』『ブロークバック・マウンテン』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『ショートバス』『RENT レント』『メゾン・ド・ヒミコ』『blue』『渚のシンドバッド』『ハッシュ!』が上映されます。1本1500円、同じスクリーンなら3本連続で3000円。映画祭公式サイトのプログラムには載ってないので、完全に別枠のようです(参照:新宿バルトルネサンス)。

「チェコアニメ映画祭」は、2007年11月から12月にかけて渋谷ユーロスペースと吉祥寺バウスシアターで行われたもの。そのうちガーリープログラムとアニマルプログラムを上映。

他に公開されるものでは、『パンク:アティテュード』(walkerplus)やドクター・スース原作の『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』 "Horton Hears a Who!" (walkerplus)が気になります。

最後に、7月9日(水)に丸の内ピカデリー1で『ドラゴン・キングダム』 The Forbidden Kingdom のチャリティ・ジャパン・プレミアが行われます。ジャッキー・チェンとロブ・ミンコフ監督が登壇予定で、2000円の入場料全額がジャッキー・チェンの四川大地震の被害地復興のチャリティ活動に募金されるとのこと。


2008年7月12日(土)公開映画 minipara

2008年7月5日(土)公開

2008-07-04 09:30:34 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • スピード・レーサー "Speed Racer"(米) 丸の内ルーブル系 walkerplus
  • ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! "Hot Fuzz"(英) 渋谷シネマGAGA! walkerplus
  • 庭から昇ったロケット雲 "The Astronaut Farmer"(米) 日比谷シャンテ シネ walkerplus
  • クライマーズ・ハイ(日) 丸の内TOEI①系 walkerplus
  • カメレオン(日) 丸の内TOEI②ほか walkerplus

7月5日(土)~7月6日(日)

『スピード・レーサー』は、日本のテレビアニメ『マッハGoGoGo』(1967~1968年)の実写映画化。アメリカ放送時の題名および主人公・三船剛の名前がスピード・レーサーである。

「ダイゲイ フィルム アワード」は、大阪芸術大学の映像学科卒業制作展。東京国際フォーラムのホールD1にて、入場無料(参照:MovieWalker - DAIGEI FILM AWARD 2008 in TOKYOasahi.com - 映画に「ダイゲイ」旋風 大阪芸大出身監督が台頭)。

他には、「レッドライン」 "Redline"(丸の内プラゼール系 walkerplus)、「BUG バグ」 "Bug"(シアターN渋谷 walkerplus)、「メイド・イン・ジャマイカ」 "Made in Jamaica"(渋谷シネアミューズ walkerplus)、「火垂るの墓」(岩波ホール walkerplus)、「バックドロップ クルディスタン」(ポレポレ東中野 walkerplus)、「映画の都 ふたたび」(walkerplus)、「純喫茶磯辺」(walkerplus)なども気になります。


2008年7月5日(土)公開映画 minipara

ダラボンに至るまで

2008-07-03 09:58:11 | 映画 - 作品
今回は、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull (2008) にフランク・ダラボンが脚本家として雇われるまでの経緯。まずは前々回も引用したルーカスの発言のニュースを。

「インディ・ジョーンズ4」がなかなか実現しない理由
2006年8月22日 - eiga.com/buzz/060822/05.shtml
……また、「インディ・ジョーンズ4」の企画を思いついたのは、ルーカス自身だったとのこと。「最高のマクガフィン(物語で筋の展開に効果を発揮するアイデア。ヒッチコックが作った造語)を思いついたんだ。でも、それはあいにく他の作品と関連付いてしまっているものだった。スティーブンとハリソンは評論家に批判されることを気にしたから、僕らは2年ぐらい他のアイデアを出し合ったんだ。そうして、結局は最初のマクガフィンを使いつつ、問題がある部分を取り除いたっていうわけなんだよ」。……

ウィキペディア英語版の記事に、「インディ4」の脚本の経緯が載っています。それによると、当初1993年10月から1994年5月まではジェブ・スチュアートが脚本を書いてました。その後『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のジェフリー・ボームが書くことになります。ジェフリー・ボームは三つのバージョンの脚本を書き上げます。しかし、第三版が完成した1996年3月の3ヶ月後に映画『イ***ンデ**・*イ』 I****nd**** **y (1996) が公開されます(ネタバレ防止のため伏せ字)。上記のジョージ・ルーカスが言う同じ「マクガフィン」が出てくる「他の作品」です。この映画と企画・内容がかぶったため「インディ4」の製作はいったん白紙に戻り、ジェフリー・ボームは2000年1月に亡くなります。

2000年になってから、ジョージ・ルーカスは「クリスタル・スカル」(水晶髑髏)を登場させることを思いつきます。

ちなみに、東京ディズニー・シーのアトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」 Indiana Jones Adventure: Temple of the Crystal Skull のオープンは2001年9月4日。元となったディズニーランド(カリフォルニア)の Indiana Jones Adventure: Temple of the Forbidden Eye は1995年オープンだが、クリスタル・スカルは出てこない。なお、カリフォルニアのほうには『レイダース/失われた《聖櫃》』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に出ていたサラジョン・リス=デイヴィス)が登場する(行きたいっ!)。

そして、「クリスタル・スカル」が絡んだインディ4の脚本作りが始まります。2002年にはM・ナイト・シャマランが脚本家として雇われ、その後、スティーヴン・ギャガントム・ストッパードに話が行き、2002年5月にフランク・ダラボンが新しい脚本家に雇われます。この後は前々回書いた通りです。


Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull > Production > Development - ウィキペディア英語版

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 - 公式サイト
:: INDIANA JONES - OFFICIAL SITE :: - 公式サイト(英語)



追記

これは、ウィキペディア英語版の記事を読んで書いたものです。先日、書店でJ・W・リンズラー著(取材:ローラン・ブーゼロー)『メイキング・オブ・インディ・ジョーンズ ─全映画の知られざる舞台裏─ The Complete Making of Indiana Jones: The Definitive Story Behind All Four Films を手に取ってみると、そこにもこの経緯が書かれてました。詳しく知りたい方はそちらを参照してください。

表紙画像『メイキング・オブ・インディ・ジョーンズ ─全映画の知られざる舞台裏─』『メイキング・オブ・インディ・ジョーンズ』 - amazon.co.jp
表紙画像『The Complete Making of Indiana Jones: The Definitive Story Behind All Four Films』The Complete Making of Indiana Jones - amazon.co.jp

インディの脚本家のクレジット

2008-07-02 10:00:18 | 映画 - 作品
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull (2008) の製作延期事情について前回書きました。今回は脚本家のクレジットについて。

フランク・ダラボンが「インディ4」の脚本問題でルーカスに激怒!
2008年4月7日 - eiga.com/buzz/20080407/1
「インディ・ジョーンズ4」の脚本作業に携わったフランク・ダラボン監督(「ショーシャンクの空に」)が、米MTVニュースに「無駄な1年だった」と振り返り、「脚本家としてクレジットされたくない。ジョージ・ルーカスとは2度と仕事をしたくない」と激白した。

昨年春から「インディ・ジョーンズ」シリーズ第4弾の脚本を執筆してきたダラボン監督は、たくさん提供したアイデアの中から、脚本家デビッド・コープが出した「クリスタル・スカルの王国」のアイデアが採用されるに至り、自分が脚本家としてのクレジットされるのはふさわしくないと考えたそうだ。

「私がスティーブン(・スピルバーグ)に提供したアイデアのいくつかや、見せ場のあるショットが、映画にも使われていることを知っている。だが、クレジットされるには十分ではないし、正当な理由にならないよ。特に、スティーブンは私の脚本を愛してくれていただけに、全く失望しているんだ」と語り、「次に、もしスティーブンと仕事をするとしても、躊躇するだろうね」と、その痛手が大きいことを述べた。……

ということで、フランク・ダラボンの名前が本人の希望で脚本家のクレジットから外されました。そこで、「インディ」シリーズ全4作の脚本家のクレジットを調べてみました。

『レイダース/失われた《聖櫃》』 Raiders of the Lost Ark (1981)
 ・ストーリー(原案): ジョージ・ルーカス and フィリップ・カウフマン
 ・脚本: ローレンス・カスダン

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』 Indiana Jones and the Temple of Doom (1984)
 ・ストーリー(原案): ジョージ・ルーカス
 ・脚本: ウィラード・ハイク & グロリア・カッツ

『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』 Indiana Jones and the Last Crusade (1989)
 ・キャラクター: ジョージ・ルーカス and フィリップ・カウフマン
 ・ストーリー(原案): ジョージ・ルーカス and メノ・メイエス
 ・脚本: ジェフリー・ボーム

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull (2008)
 ・キャラクター: ジョージ・ルーカス and フィリップ・カウフマン
 ・ストーリー(原案): ジョージ・ルーカス and ジェフ・ネイサンソン
 ・脚本: デヴィッド・コープ

なお、WGA(アメリカ脚本家組合/Writers Guild of America)の規定で「and」は別々に仕事をした人たちに用い、「&」はチームとして組んで仕事をした人たちに用います(参照)。「魔宮の伝説」の脚本を担当したハイク & カッツは夫婦だそうです。

また、WGAによると「written by」と「screenplay by」にも意味に違いがあります。一から全部書いた場合のみ「written by」となり、上記のインディ4作の脚本とした箇所はすべて「screenplay by」です。


Philip Kaufman - The Internet Movie Database (IMDb)
Lawrence Kasdan - The Internet Movie Database (IMDb)

Willard Huyck - The Internet Movie Database (IMDb)
Gloria Katz - The Internet Movie Database (IMDb)

Menno Meyjes - The Internet Movie Database (IMDb)
Jeffrey Boam - The Internet Movie Database (IMDb)

Writers Guild of America, West

Raiders of the Lost Ark (1981) - The Internet Movie Database (IMDb)
Indiana Jones and the Temple of Doom (1984) - The Internet Movie Database (IMDb)
Indiana Jones and the Last Crusade (1989) - The Internet Movie Database (IMDb)
Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull (2008) - The Internet Movie Database (IMDb)

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 - 公式サイト
:: INDIANA JONES - OFFICIAL SITE :: - 公式サイト(英語)

インディ4が製作されるまで

2008-07-01 09:30:19 | 映画 - 作品
久しぶりの続編となった『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull (2008) 。1997年の時点で4作目の構想が報道されていたわけですが、製作延期してるうちに19年ぶりになってしまいました。2004年のフランク・ダラボン版の脚本完成から2007年に撮影が始まるまでの、延び延びになったその模様をeiga.comに載ったニュースでまとめてみました。

今回気づいたのだが、『宇宙戦争』 War of the Worlds (2005) の製作が急遽早くなったのは「インディ4」が遅れたからではなくて、『ミュンヘン』 Munich (2005) が延期になったから。記憶違いしてました。(参照:eiga.com/buzz/040817/02.shtmleiga.com/buzz/050222/10.shtml

なお、eiga.comの古いニュースは見れなくなってしまったため、検索できず。そこで、インディのファンサイト「インディ・ジョーンズ Indiana Jones ≪ CINEMAticRoom」を参照しました。

eiga.comの古いニュースはインターネット・アーカイブにリンクしました。リンク先が文字化けするときは、ブラウザの設定でエンコードをShift-JISにしてください。

2004年
フランク・ダラボン、「インディ・ジョーンズ4」の脚本を脱稿
2004年2月3日 - eiga.com/buzz/040203/08.shtml
フランク・ダラボン監督(「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」)が、「インディ・ジョーンズ4」の脚本を脱稿したことを明らかにした。「自分の仕事はもう終わったよ。あとは、神様次第。いや、スピルバーグ様とルーカス様次第といったところかな」

「インディ・ジョーンズ4」正式に延期!
2004年4月27日 - eiga.com/buzz/040427/02.shtml
……延期の理由は、プロデューサーであるジョージ・ルーカスが、フランク・ダラボン(「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」などの監督)の執筆した脚本にダメを出したためで、世界各地で行われていたロケハンなどもストップとなった。……

「インディ・ジョーンズ4」、ルーカスのダメ出し箇所が判明
2004年7月20日 - eiga.com/buzz/040720/04.shtml
……ルーカスが問題視したのは映画の最終章部分にあたる三幕のみで、一幕、二幕部分についてはダラボン版のままでいくという。……

「エピソード3」はかなり暗いよ!ルーカス卿が重大発言
2004年9月14日 - eiga.com/buzz/040914/index.shtml
……ジョージ・ルーカスがMTVの取材を受けた……なお、脚本でつまづいている「インディ・ジョーンズ4」については、1年以内に撮影開始にこぎつけたいと語った。

「インディ・ジョーンズ4」に、新たな脚本家が参加
2004年11月2日 - eiga.com/buzz/041102/11.shtml
……今回、脚本のリライトを新たに要請されたのは、「ターミナル」や「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」など、最近のスピルバーグ監督作品の脚本を手がけているジェフ・ネイサンソン。……

2005年
ジョージ・ルーカス、「インディ・ジョーンズ4」進行状況を語る
2005年5月10日 - eiga.com/buzz/050510/05.shtml
……「もともとは全3作でいいと思っていたんだが、素晴らしいと思えるアイデアが浮かんだんだ。他の連中(スティーブン・スピルバーグとハリソン・フォード)に相談したら、ちょっと驚いてたよ。超自然現象に関するアイデアなんだ。そして我々は、インディが老人だという事実を受け入れなくちゃならない。ただ、それを脚本にするのが恐ろしいほど大変でね。スティーブンが、来年監督をしてくれることになっている。脚本の最新バージョンは、昨日届いたところなんだ」

「インディ・ジョーンズ4」、ようやく脚本が完成
2005年6月7日 - eiga.com/buzz/050607/15.shtml
……脚本家ジェフ・ネイサンソンが執筆した最新稿をルーカスは気に入り、スピルバーグ監督も納得していることから、あとは主演のハリソン・フォード次第となった。ハリソン・フォードがこの脚本にゴーサインを出せば、ようやく「インディ・ジョーンズ4」が始動することになる。ただし、スピルバーグ監督は製作延期となっているミュンヘン五輪映画とリンカーン大統領の伝記映画が控えているため、クランクインは早くても06年後半になりそうだ。

スピルバーグが「インディ・ジョーンズ4」について発言
2005年6月14日 - eiga.com/buzz/050614/08.shtml
……スティーブン・スピルバーグ監督が、「インディ・ジョーンズ4」の進行状況についてコメントした。それによると、脚本家のジェフ・ネイサンソン(「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「ターミナル」)が決定稿を完成させるのに、夏いっぱいかかりそうだという。……

2006年
「インディ・ジョーンズ4」にショーン・コネリー出演か!?
2006年6月20日 - eiga.com/buzz/060620/09.shtml
……ジョージ・ルーカスが、「インディ・ジョーンズ4」にショーン・コネリーの出演を熱望していることを明らかにした。コネリーはシリーズ3作目「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」でインディ・ジョーンズの父ヘンリー・ジョーンズとして登場していたが、現在は引退を表明している。ルーカスは、「彼がやりたいかどうかに関わらず、脚本に盛り込んでいる」とコメント。「やる気にさせることができるかもしれないよ」と期待を込めて語った。

「インディ・ジョーンズ4」がなかなか実現しない理由
2006年8月22日 - eiga.com/buzz/060822/05.shtml
……ルーカスは同企画がなかなか実現しない理由を、自らの監督作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」のときと同じ状況にあるからだと説明。「人々の期待があまりにも大きくなってしまって、どんなものを作っても決して満足させられない状態にある」と現状を分析し、「ファンや批評家の反応を無視して、ただ自分たちのために楽しんで作るという手もある。でも、僕ら 3人は自分たちが本当に納得できるストーリーが出来ない限り、作らないほうがいいと思っているんだ」と語っている。

 また、「インディ・ジョーンズ4」の企画を思いついたのは、ルーカス自身だったとのこと。「最高のマクガフィン(物語で筋の展開に効果を発揮するアイデア。ヒッチコックが作った造語)を思いついたんだ。でも、それはあいにく他の作品と関連付いてしまっているものだった。スティーブンとハリソンは評論家に批判されることを気にしたから、僕らは2年ぐらい他のアイデアを出し合ったんだ。そうして、結局は最初のマクガフィンを使いつつ、問題がある部分を取り除いたっていうわけなんだよ」。

 ストーリーの問題はようやく解決した模様。「インディ・ジョーンズ4」の撮影は07年の中頃に予定されている。

ジョージ・ルーカス、映画業界から撤退!
2006年10月6日 - eiga.com/buzz/061006/index.shtml
……今後はTV向けのコンテンツ製作に集中するとの意志を明らかにした。

 そうなると気になるのが、「インディ・ジョーンズ4」の行方。数カ月前にはクランクインまで間近とのコメントをしていたルーカスだが、現在は再び壁にぶつかっているのかトーンダウンしている。注目作の今後について、ルーカスは「スティーブン(・スピルバーグ監督)と、なんとかお互いが納得できるものを作りだそうと話し合っているところだ。そう遠くないうちに、合意できるものが見つけられればいいね」と語っている。

「インディ・ジョーンズ4」実現はない!フランク・ダラボンが発言
2006年11月10日 - eiga.com/buzz/061110/06.shtml
……ダラボン監督は、自ら執筆した脚本がプロデューサーのジョージ・ルーカスにボツにされた経緯について説明。スティーブン・スピルバーグと緊密に連絡を取りあい、1年で完成させた脚本の出来について、ダラボン監督は「スティーブンはとても喜んでくれて、『レイダース/失われたアーク』以来の傑作だと言ってくれたんだ」と胸を張ったが、「ルーカスが『好きじゃない』と言って、すべてをリセットしてしまった」と打ち明けた。

 その後、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のジェフ・ネイサンソンや、「スパイダーマン」のデビッド・コープらが「インディ・ジョーンズ4」のシナリオに挑戦するが、どのバージョンに対してもルーカスが拒否権を発動させているようで、ダラボン監督は「ジョージの頭のなかが理解できない」とコメント。「10年も苦労してきた企画で、ようやくその解決法を見つける脚本家が現れ、しかもスティーブン・スピルバーグという史上もっとも偉大な監督が映画化したいと言っているのに、『好きじゃない』なんて……突飛すぎて理解できないよ」。これに懲りたダラボン監督は、もう2度と他人の映画のために脚本を執筆しないと心に誓ったそうだ。

2007年
「インディ・ジョーンズ4」製作がついに正式決定。公開は08年5月
2007年1月5日 - eiga.com/buzz/070105/02.shtml
「インディ・ジョーンズ4」の製作がついに正式決定した。フランク・ダラボンやジェフ・ネイサンソンなど名だたる脚本家たちが次々と挫折し、結局、実現しないのではないかと危惧する声が出始めていたが、デビッド・コープ(「ジュラシック・パーク」「宇宙戦争」)の最終稿で、スティーブン・スピルバーグ監督、ハリソン・フォード、ジョージ・ルーカスの3者が合意。「待つに値するだけのシナリオが仕上がった」とスピルバーグ監督は絶賛し、「インディ・ジョーンズ映画としてみなさんが期待する全てのものをお届けできると思う。ジョージもハリソンも私も、みんな非常にエキサイトしているよ」と語っている。スピルバーグ監督は、予定していたリンカーン大統領の伝記映画を延期して、今年6月から「インディ・ジョーンズ4」の撮影に入る。全米公開は08年5月の予定だ。

「インディ・ジョーンズ4」の全米公開日が決定!
2007年2月9日 - eiga.com/buzz/070209/04.shtml
パラマウントは、「インディ・ジョーンズ4」の全米公開日を08年5月22日と発表した。クランクインは今年6月で、正式タイトルはまだ不明。……

「インディ・ジョーンズ4」に向けハリソン・フォードがワークアウト
2007年3月2日 - eiga.com/buzz/070302/07.shtml
……スティーブン・スピルバーグ監督が、「インディ・ジョーンズ4」の撮影を予定通り6月18日から開始すると明らかにした。……

スピルバーグ監督が「インディ・ジョーンズ4」を遂に撮影開始
2007年6月21日 - eiga.com/buzz/show/7711
6月18日、「インディ・ジョーンズ4」の撮影で、スティーブン・スピルバーグ監督が「アクション!」と叫んだ。同日付けのオフィシャルサイト IndianaJones.comが伝えたもので、スピルバーグ監督、製作総指揮・脚本のジョージ・ルーカス、ジョーンズ博士役のハリソン・フォードのトリオが、前作「最後の聖戦」以来久方ぶりに顔を揃え、撮影の初日を迎えたという。

 同映画の撮影は、夏の間続けられ、クランクアップ後は08年5月22日の全米公開日を目指し、仕上げられる予定。ルーカスフィルムが製作にあたり、パラマウントが全米配給。久々にスピルバーグ作品(「カラーパープル」「太陽の帝国」など)に復帰するフランク・マーシャルと、スピルバーグの“右腕”キャサリーン・ケネディがプロデューサーを務める。……
とまぁ、製作延期と関係あるニュースはこんな具合です。これ以降もeiga.comでは「インディ4」関連のニュースが大量に報じられています。そして、映画は予定通り2008年5月22日に全米公開というか全世界同時公開(日本を除く)されました。

また、上記のようにフランク・ダラボン、ジェフ・ネイサンソン、デビッド・コープが関わって完成した脚本でしたが、クレジットからフランク・ダラボンの名前が本人の希望で外されました。が、この話は次回。フランク・ダラボン版以前の脚本についても機会があれば(追記:ここに書きました)。

それにしても、こんな調子では「インディ5」は10年後でしょうかね。


フランク・ダラボン - allcinema
Frank Darabont - The Internet Movie Database (IMDb)

ジェフ・ナサンソン - allcinema
Jeff Nathanson - The Internet Movie Database (IMDb)

デヴィッド・コープ - allcinema
David Koepp - The Internet Movie Database (IMDb)


インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 - 公式サイト
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