Situation Normal

忘れないように……

2023年俳優組合ストで影響を受けているハリウッド映画一覧

2023-07-26 12:15:00 | 映画 - 作品

 アメリカで俳優の労働組合がストに入り、日本でもハリウッド俳優の来日がキャンセルされたりなどニュースになっています。

 正確には SAG–AFTRA(サグ アフトラ、Screen Actors Guild – American Federation of Television and Radio Artists(映画俳優組合 - 米国テレビ・ラジオ芸能人連盟))が AMPTP (Alliance of Motion Picture and Television Producers(映画・テレビ製作者連盟))に対しておこなっているストライキです。

 英語版ウィキペディアには暫定的にではありますが、このストの影響を受けている(つまり、撮影が中断となってしまったという意味だと思われる)作品のリストが出ています。そこで、現在このリストに載っている中から長編映画についてメモ程度ではありますが、とりあげようと思います。とりあえず、7月20日時点にリストに載ってた映画です。その後追加された映画も追記していくつもりです。

 シリーズものの監督・キャストで「」印を付けたのは、前作から続投してる人です。



英語題監督・キャスト作品内容
【Universal】
Twisters監督:リー・アイザック・チョン
出演:
 デイジー・エドガー=ジョーンズ
 グレン・パウエル
 アンソニー・ラモス
竜巻内の構造を研究するため危険な巨大竜巻を追い求めるストームチェイサーたちを描いた1996年の『ツイスター』の続編。
Speak No Evil監督:ジェームズ・ワトキンス
出演:
 ジェームズ・マカヴォイ
 マッケンジー・デイヴィス
 スクート・マクネイリー
クリスチャン・タフドルップ監督のデンマーク映画 Gæsterne (英語題 "Speak No Evil")のリメイク。元になった映画は日本では劇場公開やソフト化や配信は現時点では未定。ホラー・スリラー。
Wicked監督:ジョン・M・チュウ
出演:
 シンシア・エリヴォ
 アリアナ・グランデ
 ジョナサン・ベイリー
大ヒットしたミュージカル舞台『ウィキッド』の映画化。前後編となる二部作の前編。ライマン・フランク・ボームの小説『オズの魔法使い』とその映画化『オズの魔法使』の世界が舞台。緑色の肌の西の魔女エルファバと南の魔女グリンダ(1939年の映画ではビリー・バークが演じた)を描いたグレゴリー・マグワイアの小説が原作。
【Paramount】
Mission: Impossible – Dead Reckoning Part Two監督:クリストファー・マッカリー
出演:
 トム・クルーズ
 ヴィング・レイムス
 サイモン・ペッグ
公開中の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の続編。1960年代・70年代のテレビシリーズ『スパイ大作戦』を1996年から映画化したシリーズ8作目(7作目と合わせて前後編になる)。2作目から6作目のタイトルは『M:I-2』『M:i:Ⅲ』「ゴースト・プロトコル」「ローグ・ネイション」「フォールアウト」。
Gladiator 2監督:リドリー・スコット
出演:
 ポール・メスカル
 デンゼル・ワシントン
 コニー・ニールセン
 デレク・ジャコビ
 ジャイモン・フンスー
ローマ時代の剣闘士を描き、アカデミー賞の作品賞を受賞した2000年の『グラディエーター』の続編。前作でホアキン・フェニックスが演じたコモドゥスの甥(前作でコニー・ニールセンが演じたルッシラの息子)が今回の主人公。
【Warner Bros.】
Beetlejuice 2監督:ティム・バートン
出演:
 マイケル・キートン
 ウィノナ・ライダー
 キャサリン・オハラ
幽霊たちが人間を追い払うのにバイオ・エクソシストを雇ったため起きる騒動を描いた1988年の『ビートルジュース』の続編。
Minecraft監督:ジャレッド・ヘス
出演:
 ペドロ・パスカル
 ジェイソン・モモア
サイコロ型のブロックで構成される世界を舞台としたゲーム「マインクラフト」の実写映画化。
Superman: Legacy監督:ジェームズ・ガン
出演:
 デヴィッド・コレンスウェット
 レイチェル・ブロズナハン
DCコミックのヒーロー「スーパーマン」の若き日を描く。DCEUから仕切り直しとなるDCユニバースで企画された長編映画1作目(これ以前の長編映画にもDCユニバースに組み込まれる作品がある予定)。
Mortal Kombat 2監督:サイモン・マッコイド
出演:
 ルイス・タン
 ジェシカ・マクナミー
 メカッド・ブルックス
 真田広之
格闘ゲームを実写映画化した2021年の『モータルコンバット』の続編。
Juror #2監督:クリント・イーストウッド
出演:
 ニコラス・ホルト
 トニ・コレット
 ゾーイ・ドゥイッチ
殺人事件の裁判で陪審員になった男にまつわるスリラー。1930年生まれのクリント・イーストウッドの最後の監督出演作になる模様。
The Conjuring: Last Rites監督:未定
出演:
 パトリック・ウィルソン
 ヴェラ・ファーミガ
死霊館ユニバースのメインシリーズ『死霊館』の4作目。実在した心霊研究家のエドとロレインのウォーレン夫妻の活躍を描くシリーズ。2作目と3作目の副題は「エンフィールド事件」「悪魔のせいなら、無罪。」。
【Disney】
Deadpool 3監督:ショーン・レヴィ
出演:
 ライアン・レイノルズ
 ヒュー・ジャックマン
 モリーナ・バッカリン
『X-MEN』シリーズからのスピンオフ『デッドプール』シリーズの3作目。ショーン・レヴィ監督はデッドプール役のライアン・レイノルズとは『フリー・ガイ』で、ウルヴァリン役に復帰するヒュー・ジャックマンとは『リアル・スティール』で組んでいる。X-MEN関連の映画としては初めてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に入る。MCUの長編映画としては34本目、フェーズ5の7本のうち4本目の予定。撮影済みのMCU35作目 Captain America: Brave New World と公開順が入れ替わるかも?
Mufasa: The Lion King監督:バリー・ジェンキンズ
出演:
 アーロン・ピエール
 ケルヴィン・ハリソン Jr.
 セス・ローゲン
2019年の実写(フルCG)版『ライオン・キング』の前日譚。前作のシンバの父親ムファサが主人公。前作は1994年の長編アニメーション『ライオン・キング』(手塚治虫の『ジャングル大帝』と酷似してる問題が公開時に米国内でも指摘された)のストーリーをなぞっているが、今回は実写版のオリジナルストーリー。
Moana監督:トーマス・ケイル
出演:
 ドウェイン・ジョンソン
2016年の長編アニメーション『モアナと伝説の海』の実写化。
Fantastic Four監督:マット・シャックマン
出演:未定
マーベル・コミックの『ファンタスティック・フォー』の再映画化。過去の映画化作品3本とは無関係で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ6に入る映画。MCUの長編映画38本目となる予定。
Lilo & Stitch監督:
 ディーン・フライシャー・キャンプ
出演:
 クリス・サンダース
 Maia Kealoha
 ザック・ガリフィナーキス
2002年の長編アニメーション『リロ&スティッチ』の実写化。劇場公開されずにDisney+(ディズニープラス)配信となる可能性が高い。
【20th Century Studios】
The Amateur監督:ジェームズ・ホーズ
出演:
 ラミ・マレック
 エイドリアン・マルティネス
 レイチェル・ブロズナハン
ロバート・リテルの小説『チャーリー・ヘラーの復讐』の再映画化。前回の映画化は1981年のジョン・サヴェージ、クリストファー・プラマー出演の『ザ・アマチュア』
Avatar 3
Avatar 4
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:
 サム・ワーシントン
 ゾーイ・サルダナ
 シガーニー・ウィーヴァー
2009年の『アバター』、2022年の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続く第3作と第4作。第5作まで作ることが予定されている。
【Searchlight Pictures】
A Complete Unknown監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:
 ティモシー・シャラメ
 エル・ファニング
 ベネディクト・カンバーバッチ
ボブ・ディランの伝記映画。
【Sony】
It Ends with Us監督:ジャスティン・バルドーニ
出演:
 ブレイク・ライヴリー
 ジャスティン・バルドーニ
 ブランドン・スクレナー
コリーン・フーヴァーの2016年の小説『世界の終わり、愛のはじまり』(日本では二見文庫のロマンス・ミステリ コレクションから刊行)の映画化。
Untitled Venom: Let There Be Carnage sequel監督:ケリー・マーセル
出演:
 トム・ハーディ
 ジュノー・テンプル
 キウェテル・イジョフォー
マーベル・コミックの『スパイダーマン』に登場する悪役ヴェノムとエディ・ブロックを主人公とした2018年『ヴェノム』、2021年『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』に続く3作目。監督は1作目の共同脚本と2作目の脚本を担当したケリー・マーセル。ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)としては6作目の予定。SSUには他に公開済みの『モービウス』、今秋公開の『クレイヴン・ザ・ハンター』、来年公開の "Madame Web" がある。
Untitled fourth Bad Boys film監督:
 アディル・エル・アルビ
 ビラル・ファラー
出演:
 ウィル・スミス
 マーティン・ローレンス
 ヴァネッサ・ハジェンズ
マイアミ市警のはみ出し黒人刑事コンビの活躍を描いた1995年の『バッドボーイズ』、2003年『バッドボーイズ2バッド』、2020年『バッドボーイズ フォー・ライフ』に続くシリーズ4作目。2作目までの監督はマイケル・ベイ。
【StudioCanal】
Paddington in Peru監督:Dougal Wilson
出演:
 ベン・ウィショー
 エミリー・モーティマー
 オリヴィア・コールマン
 アントニオ・バンデラス
マイケル・ボンドの児童文学『くまのパディントン』シリーズを実写映画化した2014年の『パディントン』、2017年『パディントン2』に続く3作目。前作までの監督ポール・キングはストーリー原案にのみクレジットのよう(現在は12月公開の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を監督している)。
【Apple TV+】
Untitled Joseph Kosinski film監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:
 ブラッド・ピット
 ダムソン・イドリス
 ケリー・コンドン
 ハビエル・バルデム
F1レースのドライバーを描いた映画。
Wolves監督:ジョン・ワッツ
出演:
 ジョージ・クルーニー
 ブラッド・ピット
 エイミー・ライアン
一匹狼のフィクサーふたりが同じ仕事に雇われたと知り、お互いを出し抜こうとするスリラー。


 有名作品の続編が多いので、公開にそなえて旧作を観てみるのもよいかと思います。



参照:

MCU映画の北米週末興収額の落ち込み比較(全31作×5週)

2023-03-02 13:00:00 | 映画 - 作品

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の長編映画31作目である『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が2月17日(金)から日米ともに公開中であるが、アメリカでの週末の興行収入が2週目にして大幅ダウンしたとのニュースが出ている。

 確かに Box Office Mojo によると、北米での1週目の週末3日間(金曜~日曜)の金額が1億0610万9650ドルに対して、2週目の週末3日間は3196万4803ドルと69.876%ものダウンとなっている。 (ちなみに、1週目の週末にワシントン誕生日の祝日だった月曜日も入れた4日間だと1億2039万4617ドルとなる)

 しかし、この減少幅が70%近いという数字は、北米の興行収入ランキングを見慣れてる人とそうでない人とでは、受ける印象が大きく違うのではないだろうかと思って、ブログに取り上げることにした。

 まず、ハリウッドのメジャースタジオの映画は北米では大規模公開で初日を迎え(『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の場合は4,345館)、一発の打ち上げ花火のように最初の週末にドカンと大きく稼ぎ、それ以降はどんどん売り上げを落としていくものである。

 個人的には常に前週の約50%減となっている印象がある。1週目の週末を100とすると、2週目の週末は50、3週目は25、4週目は12.5、5週目は6という感じ。



 そこで、これまでのMCUの長編映画30本で、北米での週末興行収入を表にしてみた。まずは、1週目の金額。次に、2週目~5週目の前週比。最後に、2週目~5週目の金額が1週目の何%にあたるか。

 なお、金額と前週比のパーセントの数字は Box Office Mojo のもの(パーセントを小数点以下何桁で四捨五入するかは統一されていない)をそのまま使い、1週目の何%にあたるかはExcelで計算した(四捨五入で小数点以下2桁とした)。週末とは金曜・土曜・日曜の3日間のことで、月曜~木曜に祝日がある週でもその祝日は含んでいない。北米と表記したが、実際には Box Office Mojo における Domestic のことでアメリカ合衆国とカナダとプエルトリコでの興行収入を集計したものである。



 ちなみに、2月27日の variety.com の記事によると、今回の大幅ダウンはそれほど心配することではないと書いています。マーベル映画ではネタバレされる前に観ようとするため動員が他の映画より前倒しになっていること。鑑賞料金を決めている映画館オーナーたちは昨年から大作映画の1週目の週末の料金を他の映画より高く設定し始めているため、入場者数の減少は興収の減少幅よりも小さいこと。「アントマン&ワスプ」シリーズで最大のオープニング成績であり、今年公開された映画で初めての1億ドルデビューであったこと。などを理由に挙げています。

 そもそも、大幅ダウンしていても2週目の週末も興収ランキングでは1位をキープしてますからね。






MCU映画の興行収入の週ごとの推移
#北米公開日題名北米週末(金・土・日曜日の3日間)興行収入
金額前週比1週目との比較
1週目2週目3週目4週目5週目2週目3週目4週目5週目
2008年
 15月2日アイアンマン
Iron Man
$ 98,618,668-48.1%-37.8%-35.8%-33.8%51.91%32.28%20.73%13.73%
 26月13日インクレディブル・ハルク
The Incredible Hulk
$ 55,414,050-60.1%-56.7%-48.8%-52.6%39.95%17.28%8.84%4.19%
2009年
公開作品なし
2010年
 35月7日アイアンマン2
Iron Man 2
$128,122,480-59.4%-49.3%-37.6%-51.9%40.62%20.58%12.85%6.18%
2011年
 45月6日マイティ・ソー
Thor
$ 65,723,338-47.2%-55.5%-38.3%-55.4%52.80%23.52%14.51%6.47%
 57月22日キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
Captain America: The First Avenger
$ 65,058,524-60.7%-49%-44.6%-42.9%39.28%20.02%11.08%6.33%
2012年
 65月4日アベンジャーズ
Marvel's The Avengers
$207,438,708-50.3%-46%-34.1%-44.2%49.68%26.82%17.69%9.88%
2013年
 75月3日アイアンマン3
Iron Man 3
$174,144,585-58.4%-50.7%-46%-56.3%41.65%20.54%11.10%4.85%
 811月8日マイティ・ソー/ダーク・ワールド
Thor: The Dark World
$ 85,737,841-57.3%-61.2%-21.9%-56.6%42.67%16.56%12.93%5.61%
2014年
 94月4日キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
Captain America: The Winter Soldier
$ 95,023,721-56.6%-38%-36.6%-52.1%43.44%26.93%17.07%8.18%
108月1日ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
Guardians of the Galaxy
$ 94,320,883-55.3%-40.4%-31.5%-0.7%44.66%26.63%18.24%18.11%
2015年
115月1日アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
Avengers: Age of Ultron
$191,271,109-59.4%-50%-44.2%-47.4%40.65%20.32%11.34%5.96%
127月17日アントマン
Ant-Man
$ 57,225,526-56.5%-48.6%-38.2%-30.6%43.53%22.37%13.83%9.60%
2016年
135月6日シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
Captain America: Civil War
$179,139,142-59.5%-54.7%-53.3%-49.1%40.55%18.39%8.59%4.37%
1411月4日ドクター・ストレンジ
Doctor Strange
$ 85,058,311-49.5%-58.7%-22.7%-51.3%50.52%20.88%16.15%7.86%
2017年
155月5日ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
Guardians of the Galaxy Vol. 2
$146,510,104-55.5%-46.9%-39.7%-52.9%44.55%23.65%14.27%6.72%
167月7日スパイダーマン:ホームカミング
Spider-Man: Homecoming
$117,027,503-62.2%-49.9%-40.1%-33.3%37.77%18.93%11.33%7.56%
1711月3日マイティ・ソー バトルロイヤル
Thor: Ragnarok
$122,744,989-53.5%-62%-22.2%-41.4%46.50%17.65%13.74%8.05%
2018年
182月16日ブラックパンサー
Black Panther
$202,003,951-44.7%-40.6%-38.4%-34.7%55.28%32.82%20.21%13.19%
194月27日アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
Avengers: Infinity War
$257,698,183-55.5%-45.9%-52.6%-41.3%44.54%24.09%11.43%6.71%
207月6日アントマン&ワスプ
Ant-Man and the Wasp
$ 75,812,205-61.6%-43.3%-46.9%-27.4%38.38%21.77%11.56%8.40%
2019年
213月8日キャプテン・マーベル
Captain Marvel
$153,433,423-55.7%-49.6%-39.7%-39.8%44.31%22.34%13.47%8.10%
224月26日アベンジャーズ/エンドゲーム
Avengers: Endgame
$357,115,007-58.7%-57.1%-52.6%-42.6%41.27%17.73%8.39%4.82%
237月2日スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
Spider-Man: Far From Home
$ 92,579,212-51%-53.3%-41.3%-36.5%48.99%22.90%13.45%8.54%
2020年
公開作品なし
2021年
247月9日『ブラック・ウィドウ』
Black Widow
$ 80,366,312-67.8%-55%-44.3%-39.3%32.16%14.46%8.05%4.89%
259月3日『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings
$ 75,388,688-54%-37.6%-39.9%-53.1%46.03%28.75%17.29%8.10%
2611月5日『エターナルズ』
Eternals
$ 71,297,219-62.3%-58.7%-28.5%-48.4%37.66%15.55%11.12%5.74%
2712月17日『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
Spider-Man: No Way Home
$260,138,569-67.5%-33.7%-41.8%-38.4%32.50%21.54%12.54%7.72%
2022年
285月6日『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
Doctor Strange in the Multiverse of Madness
$187,420,998-67%-47.7%-50.3%-42.9%32.95%17.24%8.57%4.89%
297月8日『ソー:ラブ&サンダー』
Thor: Love and Thunder
$144,165,107-67.7%-51.6%-41.6%-41.5%32.35%15.65%9.14%5.35%
3011月11日『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
Black Panther: Wakanda Forever
$181,339,761-63.3%-31.4%-61.5%-35.9%36.66%25.14%9.67%6.20%
2023年
312月17日『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
Ant-Man and the Wasp: Quantumania
$106,109,650-69.9%30.12%



 2022年までの30作についてまとめると……

 オープニング興収の平均は1億3691万1271ドル。一番高いのは22作目『アベンジャーズ/エンドゲーム』の3億5711万5007ドル、一番低いのは2作目『インクレディブル・ハルク』の5541万4050ドル。

 ただし、アメリカの映画料金は年々確実に上がっているため、オープニング興収額は昔の映画ほど不利になります。あとは公開時期が映画館に行く人の多いシーズンかどうか、同時期に公開中の映画に何があるか、そして2020年以降はCOVID‑19の流行により映画館に行く人が減っていたり、劇場公開と配信開始日が同時だったり間隔が短かったりもあり、単純に比べられるものではありません。



 2週目の下がり幅の平均は単純計算で-57.54%。一番小さいのは18作目『ブラックパンサー』の-44.7%、一番大きいのは24作目『ブラック・ウィドウ』の-67.8%(これを31作目『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の-69.9%が更新した)。

 3週目の下がり幅の平均は単純計算で-48.70%。一番小さいのは30作目『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の-31.4%、一番大きいのは17作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』の-62%。

 4週目の下がり幅の平均は単純計算で-40.50%。一番小さいのは8作目『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の-21.9%、一番大きいのは30作目『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の-61.5%。

 5週目の下がり幅の平均は単純計算で-42.48%。一番小さいのは10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の-0.7%、一番大きいのは8作目『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の-56.6%。



 1週目に対する比率では……

 2週目の比率の平均は単純計算で42.46%。

 3週目の比率の平均は単純計算で21.78%。一番大きいのは18作目『ブラックパンサー』の32.82%、一番小さいのは24作目『ブラック・ウィドウ』の14.46%。

 4週目の比率の平均は単純計算で12.97%。一番大きいのは1作目『アイアンマン』の20.73%、一番小さいのは24作目『ブラック・ウィドウ』の8.05%。

 5週目の比率の平均は単純計算で7.54%。一番大きいのは10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の18.11%、一番小さいのは2作目『インクレディブル・ハルク』の4.19%。


◆ ◆ ◆

 とりあえず、ここまで。あとで色々書き足すかもしれません。



参照:

マーベル映画とマルチバース 【マーベル映画あれこれ 4】(2021年6月時点)

2021-06-18 12:59:00 | 映画 - 作品

 この7月、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』以来2年ぶりにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画が映画館に帰ってくる!

 そこで、マーベルの映画について以下の4回に分けて書きました。最後となる今回はMCU以外のマーベル映画、そしてマルチバースについて書いておきます。


  1. ブラック・ウィドウ登場映画など
  2. MCUの映画 ――公開順や見る順番
  3. MCUのテレビシリーズ ――2013年~2020年と2021年以降
  4. マーベル映画とマルチバース(多元宇宙)

◆ ◆ ◆

 日本の漫画と違い、アメコミではスーパーヒーローのシリーズは作者を変えて書き続けられるのが基本である。このため、長く続いたので作者も設定も変えてリニューアルしたりする。

 設定が変わると前の作品とは違う世界となる。それぞれの世界は独立して存在していて、別の宇宙である。この別の宇宙との行き来は基本できない。

 アメコミではこれを「多元宇宙論」(Multiverse)に当てはめ、「マルチバース」と呼んでいる。日本では世代によっては「パラレルワールド」と言ったほうが通じやすい概念だろう。



 そして、それぞれの世界には名前が付いており、「アース何々」(Earth-何々)とアースの後に数字を付けた名前をマーベルは付けている。(DCも基本的にはアースの後に数字を付けた名前を付けている)

 例えば、1939年から出版されているマーベルコミックの正史の世界は「アース616」(Earth-616)、1992年~2015年に出版された2099年を舞台にしたコミックの世界は「アース928」(Earth-928)、2000年から現在まで出版されている「アルティメット」シリーズのコミックの世界は「アース1610」(Earth-1610)というようになっている。

 そして、コミックの読者である我々のいる世界(リアルワールド)も「アース1218」(Earth-1218)と数字が振られている。



 別の宇宙との行き来は基本できないため、その作品にはその作品が属する世界のみが舞台であり、その世界の人物しか登場しない。

 しかし、作品によっては別の世界と行き来できたり、別の世界のキャラクターが登場したりします。時には他社のコミックの世界と行き来したりも。

 これは、別の世界に行ける能力を持った者が登場したり、何らかのテクノロジーを用いて別の世界に行けたり、事故や災害などによって別の世界に飛んでしまったりするためです。

 タイムトラベル物が様々な理由・原因によって過去や未来に行けるように、マルチバース物でも様々な理由・原因によって別の世界に行ってしまうのです。



 漫画だけでなく、アニメもテレビドラマも映画もそれぞれ別の世界であり、それぞれ「アース何々」とナンバリングもされている。

 アイアンマンやキャプテン・アメリカたちヒーローが登場してアベンジャーズとして活躍してきた現在の映画シリーズのMCUは、現時点では「アース199999」(Earth-199999)と名付けた世界のみを舞台にしています。

 2016年にMCUにドクター・ストレンジが登場したことで、MCUにマルチバースの扉が開かれていくことになりそうです(ややこしくなるので後述)。



 この文章では「世界」(たまに「宇宙」)と書いているが、英語では "Reality" とされている( "Universe" と書くこともある)。しかし、この文章で「現実」と訳しても合わないように思うので、しばらくは「世界」のままでいきます(なぜ Reality となるのか、先ほどのと合わせて後述)。

 「アース何々」の数字の前に "TRN" が付いていることがあるが、これは Temporary Reality Number の略。まだマーベルから公式に数字が振られてない世界(Reality)であるために、一時的に振られている非公式なナンバーであることを示している。



 なお、「アース何々」というのは、リアルワールドにいる我々が名付けてそう呼んでいるだけである。その世界の当の住人達は自分達が住む世界(Reality)にそんな名前が付いているなんて知る由もありません。

 そんなわけで、マルチバース間を行き来する作品では、作品内に登場する各世界(Reality)にその作品独自の名称を付けていたりします。



◆ ◆ ◆

 今までのマーベル映画について、主な舞台としている Reality の名前を付けて表にしました。


◆ ◆

 まずは、スパイダーマン関連の主な映画について。



posters of Spider-man films (1/2)posters of Spider-man films (2/2)



スパイダーマン関連の主な映画
世界の名前
Name of reality
作品名北米
公開年
備考
サム・ライミ監督版
Earth-96283スパイダーマン
Spider-Man
2002年ピーター役:トビー・マグワイア

(エディ役:トファー・グレイス 3作目のみ登場)
スパイダーマン2
Spider-Man 2
2004年
スパイダーマン3
Spider-Man 3
2007年
マーク・ウェブ監督版
Earth-120703アメイジング・スパイダーマン
The Amazing Spider-Man
2012年ピーター役:アンドリュー・ガーフィールド
アメイジング・スパイダーマン2
The Amazing Spider-Man 2
2014年
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU) スパイダーマン登場作品
Earth-199999シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
Captain America: Civil War
2016年ピーター役:トム・ホランド
スパイダーマン:ホームカミング
Spider-Man: Homecoming
2017年
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
Avengers: Infinity War
2018年
アベンジャーズ/エンドゲーム
Avengers: Endgame
2019年
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
Spider-Man: Far From Home
2019年
Spider-Man: No Way Home2021年
ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(SPUMC)
Earth-TRN688ヴェノム
Venom
2018年エディ役:トム・ハーディ
ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
Venom: Let There Be Carnage
2021年
モービウス
Morbius
2022年モービウス役:ジャレッド・レト
Kraven the Hunter2023年
スパイダーバース(アニメーション作品)
Earth-TRN700スパイダーマン:スパイダーバース
Spider-Man: Into the Spider-Verse
2018年Earth-TRN700~TRN705 のスパイダーマンらが共闘する
スパイダーバース続編2022年


 マーベルはスパイダーマン関連の映画化権を1999年にソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントに売却した(この10年前の1989年にソニーはコロンビア・ピクチャーズを買収して映画会社を手に入れている)。

 このため、マーベルが2008年から始めたMCUにはスパイダーマンが登場できなかった。しかし、マーベルとソニーがパートナーシップを結び、2016年のMCUの13作目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』からMCUにもスパイダーマンが登場するようになった。



 今年公開のMCUの27作目 "Spider-Man: No Way Home" には、ドクター・ストレンジ、ドクター・オクトパス、エレクトロが登場する。

 ドクター・オクトパスは、2004年の映画『スパイダーマン2』(Earth-96283)にも登場しており、そこで演じたアルフレッド・モリナが再演する。

 エレクトロも、2014年の映画『アメイジング・スパイダーマン2』(Earth-120703)に登場しており、そこで演じていたジェイミー・フォックスも再演する。

 このためドクター・ストレンジが絡んで、MCUの世界である Earth-199999 から過去の映画の世界に繋がってしまうのだろうか。

 MCUでは2022年3月に公開の「ドクター・ストレンジ」2作目の原題が "Doctor Strange in the Multiverse of Madness" となっており、本格的にマルチバースを扱うことが予想されるが、それより先に「スパイダーマン」でマルチバースが描かれるのか見所である。



 なお、DCの映画でも別の世界である過去の映画シリーズに出演した俳優が同じ役で出ることが分かっている。

 2022年11月公開予定の映画 "The Flash" はコミックの "Flashpoint" を原作にしており、マルチバース間を行き来するフラッシュが描かれる作品。「DCエクステンデッド・ユニバース」(DCEU)の映画シリーズなので、ベン・アフレック演じる Earth-Prime のバットマン(ブルース・ウェイン)が引き続き登場する。

 しかし、それだけではなくキャストには映画『バットマン』 Batman (1989年) と『バットマン リターンズ』 Batman Returns (1992年) でバットマン(ブルース・ウェイン)を演じたマイケル・キートンも同役を再演する。(DCでは世界の名前の付け方がマーベルより複雑になります。マイケル・キートンのバットマンが住む世界は、テレビシリーズのアローバース内では Earth-89(コミックの Earth-89 とは異なる世界)と呼んでいるが、DCEU内ではまた別の呼び方になるはず。)

 DCはテレビシリーズのアローバース内でも2019年12月からのクロスオーバー・イベント「クライシス・オン・インフィニット・アース」(原作は1985年~1986年の同名コミック)において、アローバース以前の昔の映画やテレビの登場人物から最新のDCEUのフラッシュまで登場する壮大なマルチバースを描いていた。



 ソニーは2018年からコミックのスパイダーマンに登場する悪役キャラを主人公にした映画のユニバース「ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター」(Earth-TRN688)を始めた。そこにいずれはトム・ホランド演じるMCU版スパイダーマンも登場させたい意向だ。

 もしかしたら今年公開のMCU版スパイダーマン3作目 "Spider-Man: No Way Home" のラストで、Earth-199999 から Earth-TRN688 にも繋がるような出来事が起こるかもしれない。



 アニメーション作品ではマルチバースの複数の世界の間を行き来する映画『スパイダーマン:スパイダーバース』が2018年に作られており、第91回アカデミー賞や第46回アニー賞の長編アニメーション作品賞などを受賞するなど高い評価を得ている。

 マルチバースの異なる世界から来たキャラクター達をそれぞれ異なる画のタッチで描いて、ひと目で分かるようになっており、マルチバースを知らなかった人にも親しみやすい作品となっていてオススメである。

 なお、劇中では各世界の名前が E-1610、E-616、E-65、E-90214、E-14512、E-8311と表示されるシーンがあるが、この名称は劇中の世界で付けている名前であり、映画を観ている我々リアルワールドの住人が付けている名前とは異なる。

 ちなみに、エンドクレジットのシーンでは我々リアルワールドの住人が付けている「アース何々」という名前を把握してる人物らが登場する。彼らが次作以降で主人公たちにもし合流できたら、劇中の世界の名称も我々と共通の「アース何々」という名前になるかもしれない。


◆ ◆

 次は、X-MEN関連の映画について。



posters of X-MEN films (1/2)posters of X-MEN films (2/2)



X-MENのメイン・シリーズ
世界の名前
Name of reality
作品名北米
公開年
備考
オリジナル三部作
Earth-10005X-メン
X-Men
2000年現在(公開当時)が舞台
X-MEN2
X2
2003年
X-MEN:ファイナル ディシジョン
X-Men: The Last Stand
2006年
ビギニング シリーズ
Earth-10005X-MEN:ファースト・ジェネレーション
X: First Class
2011年1960年代が舞台
X-MEN:フューチャー&パスト
X-Men: Days of Future Past
2014年1970年代に戻って過去を改変するため、新しい時間軸が生まれる
Earth-TRN414
X-MEN:アポカリプス
X-Men: Apocalypse
2016年1980年代が舞台
X-MEN:ダーク・フェニックス
Dark Phoenix
2019年1990年代が舞台




X-MENのスピンオフ映画
世界の名前
Name of reality
作品名北米
公開年
備考
ウルヴァリン三部作
Earth-10005ウルヴァリン:X-MEN ZERO
X-Men Origins: Wolverine
2009年X-MENオリジナル三部作の時間軸
ウルヴァリン:SAMURAI
The Wolverine
2013年
Earth-17315LOGAN/ローガン
Logan
2017年前作とは異なる時間軸
ニュー・ミュータント
Earth-TRN414ニュー・ミュータント
The New Mutants
2020年施設にいる5人の若者を主人公としたスピンオフ
デッドプール シリーズ
Earth-TRN414デッドプール
Deadpool
2016年「フューチャー&パスト」で生まれた時間軸
Earth-41633デッドプール2
Deadpool 2
2018年前作とは異なる時間軸


 マーベルはX-MEN関連の映画化権を1994年に20世紀フォックスに売却した。

 このため、マーベルが2008年から始めたMCUにはX-MEN関連のキャラクターのほとんどが登場できなかった。なお、クイックシルバー(ピエトロ・マキシモフ、ピーター・マキシモフ)だけはMCUにも登場してる。

 マーベル・エンターテインメントは2009年にウォルト・ディズニー・カンパニーに買収される。

 20世紀フォックスは、親会社のニューズ・コーポレーションの分社化で2013年に設立された21世紀フォックスの傘下となる。しかし、21世紀フォックスの映画・テレビ部門がウォルト・ディズニー・カンパニーに買収され、2019年からディズニー傘下となる。そして、2020年には社名からフォックスの名前も外れ「20世紀スタジオ」となった。

 20世紀フォックスがディズニー傘下になったことで、マーベルの元にX-MEN関連の映画化権が戻ってきたため、今後はX-MEN関連のキャラクターがMCUに登場するかも知れない。

 なお、ディズニーはX-MEN関連の映画は「デッドプール」シリーズのみ継続することを発表。他のシリーズはこれを機に終了することとなった。



 X-MENシリーズは1作目だけ劇場公開時のタイトル表記が『X-メン』。邦題に英単語をアルファベットのまま表記する事がまだ相当珍しかった時代。というか、『X-MEN2』が簡単な単語ならアルファベットのまま映画の題名に入れるのを普及させたと言えるだろう。

 メイン・シリーズ(とここでは呼ばせてもらう)は、2011年にキャストを一新した前日譚シリーズを始める。2014年の「フューチャー&パスト」では、旧キャストが近未来を舞台に登場してミュータントが殲滅される危機が映画冒頭に描かれ、彼らが前日譚シリーズの新キャストの時代の過去を改変を試みる物語となっている。これにより新しい時間軸が生まれ、Earth-TRN414 という世界が登場する。



 問題はスピンオフである。X-MENの人気キャラクターであるウルヴァリンを主人公にした映画をヒュー・ジャックマン主演で3本作る。「フューチャー&パスト」以前に作られた2本はメイン・シリーズと同じ世界を舞台にしている

 しかし、ウルヴァリンの3作目はメイン・シリーズとは異なる世界である。現時点で Earth-17315 を舞台にした作品はこの映画『LOGAN/ローガン』のみである。



 「デッドプール」の1作目と『ニュー・ミュータント』は、「フューチャー&パスト」で生まれた Earth-TRN414 が舞台。

 ややこしいのは、ライアン・レイノルズ演じるデッドプールは現時点で『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『デッドプール』『デッドプール2』に登場するが、いずれも異なる Reality を舞台にしている。



◆ ◆

 次は、スパイダーマン関連でも、X-MEN関連でも、MCUでもないマーベル映画について。



上記以外の日本で劇場公開された非MCUの主なマーベル映画
世界の名前
Name of reality
作品名北米
公開年
備考
ハワード・ザ・ダック
Earth-58470ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀
Howard the Duck
1986年製作総指揮:ジョージ・ルーカス
パニッシャー
Earth-58627パニッシャー
The Punisher
1989年主演:ドルフ・ラングレン
Earth-58732パニッシャー
The Punisher
2004年主演:トム・ジェーン
Earth-TRN011パニッシャー:ウォー・ゾーン
Punisher: War Zone
2008年主演:レイ・スティーヴンソン
ブレイド
Earth-26320ブレイド
Blade
1998年主演:ウェズリー・スナイプス
ブレイド2
Blade II
2002年
ブレイド3
Blade: Trinity
2004年
デアデビル
Earth-701306デアデビル
Daredevil
2003年主演:ベン・アフレック
エレクトラ
Elektra
2005年主演:ジェニファー・ガーナー
超人ハルク
Earth-400083ハルク
Hulk
2003年主演:エリック・バナ
ファンタスティック・フォー
Earth-121698ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
Fantastic Four
2005年主演:
 ヨアン・グリフィズ
 ジェシカ・アルバ
 クリス・エヴァンス
 マイケル・チクリス
ファンタスティック・フォー:銀河の危機
4: Rise of the Silver Surfer
2007年
Earth-TRN554ファンタスティック・フォー
Fantastic Four
2015年リブート版
主演:
 マイルズ・テラー
 ケイト・マーラ
 マイケル・B・ジョーダン
 ジェイミー・ベル
ゴーストライダー
Earth-121347ゴーストライダー
Ghost Rider
2007年主演:ニコラス・ケイジ
ゴーストライダー2
Ghost Rider: Spirit of Vengeance
2011年
ビッグ・ヒーロー・シックス
Earth-14123ベイマックス
Big Hero 6
2014年ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ作品



 「ハワード・ザ・ダック」は、MCU(Earth-199999)では10作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、15作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、22作目『アベンジャーズ/エンドゲーム』にチラッと登場している。

 「パニッシャー」は、MCUではテレビシリーズ『Marvel パニッシャー』(2シーズン、全26話)でジョン・バーンサル主演で描かれた。

 「ブレイド」の映画化権はマーベルに戻っており、MCUではマハーシャラ・アリ主演での映画化が企画段階にある。

 「デアデビル」の映画化権はマーベルに戻っており、MCUではテレビシリーズ『Marvel デアデビル』(3シーズン、全39話)でチャーリー・コックス主演で描かれた。

 「ハルク」は、MCUでは2作目『インクレディブル・ハルク』でエドワード・ノートン主演で描かれ、その後はマーク・ラファロが「アベンジャーズ」シリーズと17作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』で演じている。

 「ファンタスティック・フォー」の映画化権を持っていた20世紀フォックスがディズニー傘下となり、MCUでは2023年に「ファンタスティック・フォー」の映画が公開される予定。




◆ ◆ ◆

 最後に、この文章の最初のほうで後述すると書いていた件について。

 2016年のMCUの14作目『ドクター・ストレンジ』の中でマルチバースがすでに描かれています。しかし、それは「アース何々」といった名称が付けられてる Reality(現実)とは別のものです。

 ドクター・ストレンジの映画1作目で描かれてるのは、別の Dimension(次元)です。

 主に登場するのは、Astral Dimension(アストラル次元:精神が肉体を離れて存在する次元)、Mirror Dimension(ミラー次元:現実と鏡映しになっている次元)、Dark Dimension(暗黒次元:簡単に言えば地獄みたいなもの)の3つです。

 アストラル次元は、2018年のMCUの18作目『ブラックパンサー』でも、すでに亡くなった人と出会う場所として印象的に登場しました。

 『ドクター・ストレンジ』には他にも Actiniaria Dimension、Flowering Incense Dimension、Grass Jelly Dimension、Mandelibus Dimension などの次元が登場します。

 また、『ドクター・ストレンジ』には Quantum Realm(量子世界:超ミクロの世界で時間の流れなど物理法則が現実世界とは異なる)も登場しました。こちらも Dimension(次元)の中に含まれるようですが、Realm(領域とでも訳すか)という名前が付いてますね。

 Quantum Realm(量子世界)は、2015年のMCUの12作目『アントマン』で初めてMCUに登場。その後も「アントマン&ワスプ」のシリーズや彼らが登場する映画で描かれています。



 このように、マーベルの世界には数々の Reality(現実)だけでなく幾つもの Dimension(次元、Realm なども含む)も存在しています。これらすべてを含めて Multiverse(マルチバース、多元宇宙)なのです。

 2022年に公開されるMCUの28作目にして「ドクター・ストレンジ」の2作目の原題は "Doctor Strange in the Multiverse of Madness" となってますが、この題名にあるマルチバースとは1作目で描かれたような Dimension(次元)のことだけなのか、それとも「アース何々」とナンバリングされた Reality(現実)も指すのかはまだ分かりません。

 フェーズ4以降のMCUに Earth-199999 以外の Reality(現実)が登場するのかどうか、今後が楽しみです。




◆ ◆ ◆

 参考に、上にあげたアースを数字の若い順に並べてみました。映画の本数はMCU以外はここであげた映画の数です。MCUは2019年までに公開された数です。



マーベル映画のアース一覧
世界の名前
Name of reality
本数作品名など
Earth-100057『X-MEN』メインシリーズの最初の時間軸
Earth-141231『ベイマックス』
Earth-173151『LOGAN/ローガン』
Earth-263203『ブレイド』シリーズ
Earth-416331『デッドプール2』
Earth-584701『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』
Earth-586271『パニッシャー』1989年版
Earth-587321『パニッシャー』2004年版
Earth-962833『スパイダーマン』サム・ライミ監督版シリーズ
Earth-1207033『アメイジング・スパイダーマン』マーク・ウェブ監督版シリーズ
Earth-1213472『ゴーストライダー』シリーズ
Earth-1216982『ファンタスティック・フォー』2000年代版シリーズ
Earth-19999923マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)
Earth-4000831『ハルク』2003年版
Earth-7013062『デアデビル』シリーズ
Earth-TRN0111『パニッシャー』2008年版
Earth-TRN4145『X-MEN』メインシリーズの過去改変後の時間軸
Earth-TRN5541『ファンタスティック・フォー』2010年代版
Earth-TRN6884ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(SPUMC)
Earth-TRN7001『スパイダーバース』
Earth-TRN7011『スパイダーバース』の登場人物の出身世界
Earth-TRN702
Earth-TRN703
Earth-TRN704
Earth-TRN705




参照:

MCUのテレビシリーズ 2013年~2020年&2021年 【マーベル映画あれこれ 3】(2021年6月時点)

2021-06-11 12:25:00 | 映画 - 作品

 この7月、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』以来2年ぶりにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画が映画館に帰ってくる!

 そこで、マーベルの映画について以下の4回に分けて書こうと思います。3回目の今回はMCUのテレビドラマのシリーズについて簡単に書いておきます。


  1. ブラック・ウィドウ登場映画など
  2. MCUの映画 ――公開順や見る順番
  3. MCUのテレビシリーズ ――2013年~2020年と2021年以降
  4. マーベル映画とマルチバース(多元宇宙)

◆ ◆ ◆

 MCUは映画にとどまらず同じ世界を舞台にしたテレビシリーズも大量に作ってきた。(ちなみに、DCの場合はテレビシリーズは映画とは異なるユニバースを舞台にしている)

 まずは、マーベル・テレビジョンによって10本以上のテレビシリーズがテレビ局や各配信サービスで作られた。しかし、いずれも2020年までに終了。

 次に、2021年からはMCUの映画も作っているマーベル・スタジオによってテレビシリーズが作られ、定額動画配信サービスのDisney+(ディズニープラス)で配信されている。2021年だけでも6本のテレビシリーズが始まる予定で、2022年以降も続々と新しいテレビシリーズが予定されている。

 マーベル・テレビジョン時代のテレビシリーズは、MCUの映画のストーリーの理解の妨げにはならないように作られていた。テレビシリーズを見てなくても話についていけたのだ。

 しかし、マーベル・スタジオが作るテレビシリーズは「フェーズ4」に含まれているため、テレビシリーズを観てない人には分からない箇所が映画に出てくることが予想される。


◆ ◆


posters of Marvel Cinematic Universe Television Series (1/4)posters of Marvel Cinematic Universe Television Series (2/4)

posters of Marvel Cinematic Universe Television Series (3/4)posters of Marvel Cinematic Universe Television Series (4/4)


マーベル・テレビジョンのMCUテレビシリーズ
作品名放送・配信シーズン数話数放映局備考
エージェント・オブ・シールド
Agents of S.H.I.E.L.D.
2013年~2020年7シーズン136話ABCS.H.I.E.L.D.のコールソンが精鋭チームを率いる
エージェント・カーター
Agent Carter
2015年~2016年2シーズン18話ABC「キャプテン・アメリカ」の1作目に登場したペギー・カーターが主人公
Marvel デアデビル
Marvel's Daredevil
2015年~2018年3シーズン39話Netflix盲目の弁護士ながら格闘技の達人が主人公
Marvel ジェシカ・ジョーンズ
Marvel's Jessica Jones
2015年~2019年3シーズン39話Netflixヒーローを引退し私立探偵をする女性が主人公
Marvel ルーク・ケイジ
Marvel's Luke Cage
2016年~2018年2シーズン26話Netflix頑丈な皮膚を持つ男が冤罪で服役中に脱獄して悪と戦う
Marvel アイアン・フィスト
Marvel's Iron Fist
2017年~2018年2シーズン23話Netflixカンフーの修行で最強の拳を手に入れた男の物語
Marvel ザ・ディフェンダーズ
Marvel's The Defenders
2017年ミニシリーズ8話Netflixデアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストが集結
マーベル インヒューマンズ
Inhumans
2017年1シーズン8話ABCインヒューマンズ種族の王族たちが故郷を追われ地球のハワイに逃れる
Marvel パニッシャー
Marvel's The Punisher
2017年~2019年2シーズン26話Netflix復讐から私刑執行人となった男が主人公
マーベル ランナウェイズ
Marvel's Runaways
2017年~2019年3シーズン33話Huluヴィランの子供たちが出自を知ってチームを組んで悪と戦う
マーベル クローク&ダガー
Cloak & Dagger
2018年~2019年2シーズン20話Freeform出会ったことで特殊能力が開花した十代の男女の葛藤
Helstrom2020年1シーズン10話Huluサタンを父に持つ兄妹が主人公のホラー
New Warriors未放映パイロット版1話Freeform十代のヒーローチーム


 マーベル・テレビジョンのテレビシリーズに関しては、テレビシリーズ『エージェント・オブ・シールド』からのスピンオフで単発の「Marvel's Most Wanted」(2016年/40分)や、1話数分で全6話のウェビソード「Agents of S.H.I.E.L.D.: Slingshot」(2016年)もあります。



◆ ◆


posters of Marvel Cinematic Universe Phase 4 Television Series


マーベル・スタジオのMCUテレビシリーズ(Disney+)
作品名配信年シーズン話数備考
ワンダヴィジョン
WandaVision
2021年第1シーズン 9話エンドゲーム後のワンダとヴィジョンの夫婦を描く
ファルコン&ウィンター・ソルジャー
The Falcon and the Winter Soldier
2021年第1シーズン 6話エンドゲーム後のファルコンとバッキー・バーンズを描く
ロキ
Loki
2021年第1シーズン 6話エンドゲーム後のソーの弟ロキを描く
What If...?(ホワット・イフ)2021年第1シーズン10話映画23本の“もしも”を描くアニメ
Ms. Marvel(ミズ・マーベル)2021年第1シーズン 6話パキスタン系のオタク女子高生が特殊能力を手に入れる
Hawkeye(ホークアイ)2021年第1シーズン未定初代ホークアイ(クリント・バートン)と2代目ホークアイとなるケイト・ビショップを描く
Moon Knight(ムーン・ナイト)2022年第1シーズン 6話心の病を抱えた元傭兵がエジプトの“月の神”と契約を結び蘇る物語
She-Hulk(シーハルク)2022年第1シーズン10話ハルクの能力を手に入れた女性が主人公
The Guardians of the Galaxy Holiday Special2022年特番1話『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のホリデー・スペシャル
Secret Invasion(シークレット・インベージョン)第1シーズン 6話『キャプテン・マーベル』で地球に潜入していることが分かったスクラル人が地球侵略を進めていた話
Ironheart(アイアンハート)第1シーズン 6話15歳でMITに通う天才黒人少女がアイアンマンを継ぐ物語
Armor Wars(アーマー・ウォーズ)第1シーズン未定アイアンマンの友人ローディ(ウォーマシン)が主人公
映画『ブラックパンサー』のスピンオフ第1シーズン未定
テレビシリーズ "Hawkeye" のスピンオフ第1シーズン未定



◆ ◆

 また、テレビドラマではないですが、マーベル・ワンショット(Marvel One-Shots)と呼ぶ3~15分ほどの短編映像も2011~2014年に5本作られました。Blu-rayなどに特典映像として収録されています。



 次回は、マルチバース、「スパイダーマン」や「X-MEN」シリーズなどMCU以外のマーベル映画について書きます。



参照:

MCUの映画の公開順、見る順番 【マーベル映画あれこれ 2】(2021年6月時点)

2021-06-11 12:15:00 | 映画 - 作品

 この7月、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』以来2年ぶりにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画が映画館に帰ってくる!

 そこで、マーベルの映画について以下の4回に分けて書こうと思います。2回目の今回はMCUの映画について、公開された順番や見る順番について簡単に書いておきます。


  1. ブラック・ウィドウ登場映画など
  2. MCUの映画 ――公開順や見る順番
  3. MCUのテレビシリーズ ――2013年~2020年と2021年以降
  4. マーベル映画とマルチバース(多元宇宙)

◆ ◆ ◆

 アメリカの漫画は、日本ではアメリカン・コミックもしくはアメリカン・コミックスの略で「アメコミ」と呼ばれる。アメコミの二大勢力としてDCコミックとマーベルコミックがある。いずれも数々のスーパーヒーロー物を長年ヒットさせてきた。



 マーベルのアメコミを原作とした実写映画は幾つも作られてきたが、2008年の『アイアンマン』と『インクレディブル・ハルク』からマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)と呼ばれる一連のシリーズ物が始まった。

 MCUは、数年後の目標としてヒーロー達が集まってアベンジャーズというチームを組むのを映画で描こうと始まったプロジェクトだ。数本の映画をまとめてひとつのフェーズとしている。

 MCUはこれまで23本の映画が公開された。最初の映画6本を「フェーズ1」、次の映画6本を「フェーズ2」、その次の映画11本を「フェーズ3」としている。各フェーズの終盤にはヒーローチームのアベンジャーズが活躍して世界を救う映画が作られている。そして、フェーズ1~3は「インフィニティ・サーガ」と名付けられた。

 映画はこの7月公開の24本目から「フェーズ4」に入る。2021年には24作目~27作目の4本が公開予定。2022年も4本公開し、2023年にも2月と5月に公開されることまでが発表されている。



 基本的にこれまでのMCU映画は劇場公開された年を舞台にしていると考えていいだろう。

 公開年より過去を舞台にした映画は、5作目の『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(第二次世界大戦が舞台)、21作目の『キャプテン・マーベル』(1990年代が舞台)の2本のみ。この7月公開の『ブラック・ウィドウ』が3本目となる。

 公開年より未来を舞台にした映画は、2019年公開の2作品。22作目の『アベンジャーズ/ エンドゲーム』と23作目の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。いずれも2023年が舞台となっている。これは「エンドゲーム」の冒頭で話が5年進むため。「エンドゲーム」の後を描いた映画はしばらくは、公開年より少し未来が舞台となっている可能性が高い。

 そんなわけで、MCUは基本的には公開順に観ればいいと思う。どうしても時系列順に観たいなら、先ほど書いた『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』と『キャプテン・マーベル』の2本を最初に観るだけで、残りは公開順に観ればいいだろう。

 なお、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(原題には the があり、GotG と略す)の1作目と2作目は地球から約250万光年離れたアンドロメダ銀河が主な舞台となっており、他のMCU作品とは19作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』になるまで関わりが少ない。このため、GotGの1&2作目は「インフィニティ・ウォー」の前ならいつ見てもよいと思います。



 ちなみに、日本のDisney+(ディズニープラス)のサイト内に時系列順で並べたものがあります。それによると順番が公開順と少し異なります。

 最初に『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』と『キャプテン・マーベル』を見て、その後はほぼ公開順なのだが、公開順とは逆に『アイアンマン2』『インクレディブル・ハルク』の順に見る、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は『アントマン』の前、『ブラックパンサー』は『マイティ・ソー バトルロイヤル』の前、Disney+のテレビシリーズ『ワンダヴィジョン』と『ファルコン&ウィンターソルジャー』は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の前でした。



 公開順は以下の通り。表のあとに公開順に映画のポスター画像を並べました。



MCUの映画一覧
北米公開作品名備考
フェーズ1
 12008年アイアンマン
Iron Man
「アイアンマン」の1作目
 22008年インクレディブル・ハルク
The Incredible Hulk
「ハルク」唯一のMCU単独主演作
 32010年アイアンマン2
Iron Man 2
「アイアンマン」の2作目
 42011年マイティ・ソー
Thor
「マイティ・ソー」の1作目
 52011年キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
Captain America: The First Avenger
「キャプテン・アメリカ」の1作目
1940年代が舞台
 62012年アベンジャーズ
Marvel's The Avengers
「アベンジャーズ」の1作目
フェーズ2
 72013年アイアンマン3
Iron Man 3
「アイアンマン」の3作目
 82013年マイティ・ソー/ダーク・ワールド
Thor: The Dark World
「マイティ・ソー」の2作目
 92014年キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
Captain America: The Winter Soldier
「キャプテン・アメリカ」の2作目
102014年ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
Guardians of the Galaxy
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の1作目
112015年アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
Avengers: Age of Ultron
「アベンジャーズ」の2作目
122015年アントマン
Ant-Man
「アントマン&ワスプ」の1作目
フェーズ3
132016年シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
Captain America: Civil War
「キャプテン・アメリカ」の3作目
アベンジャーズの面々も登場
142016年ドクター・ストレンジ
Doctor Strange
「ドクター・ストレンジ」の1作目
152017年ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
Guardians of the Galaxy Vol. 2
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の2作目
162017年スパイダーマン:ホームカミング
Spider-Man: Homecoming
MCU版「スパイダーマン」の1作目
172017年マイティ・ソー バトルロイヤル
Thor: Ragnarok
「マイティ・ソー」の3作目
182018年ブラックパンサー
Black Panther
「ブラックパンサー」の1作目
192018年アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
Avengers: Infinity War
「アベンジャーズ」の3作目
202018年アントマン&ワスプ
Ant-Man and the Wasp
「アントマン&ワスプ」の2作目
212019年キャプテン・マーベル
Captain Marvel
「キャプテン・マーベル」の1作目
1990年代が舞台
222019年アベンジャーズ/エンドゲーム
Avengers: Endgame
「アベンジャーズ」の4作目
232019年スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
Spider-Man: Far From Home
MCU版「スパイダーマン」の2作目
フェーズ4
242021年
7月9日
『ブラック・ウィドウ』
Black Widow
ブラック・ウィドウの単独主演作
252021年
9月3日
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings
シャン・チー初登場
262021年
11月5日
『エターナルズ』
Eternals
エターナルズ初登場
272021年
12月17日
Spider-Man: No Way HomeMCU版「スパイダーマン」の3作目
282022年
3月25日
Doctor Strange in the Multiverse of Madness「ドクター・ストレンジ」の2作目
292022年
5月6日
Thor: Love and Thunder「マイティ・ソー」の4作目
302022年
7月8日
Black Panther: Wakanda Forever「ブラックパンサー」の2作目
312022年
11月11日
The Marvels「キャプテン・マーベル」の2作目
322023年
2月17日
Ant-Man and the Wasp: Quantumania「アントマン&ワスプ」の3作目
332023年
5月5日
Guardians of the Galaxy Vol. 3「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の3作目
34未定Fantastic Fourファンタスティック・フォーがMCUに初登場



posters of Marvel Cinematic Universe Phase 1 (1/2)posters of Marvel Cinematic Universe Phase 1 (2/2)

posters of Marvel Cinematic Universe Phase 2 (1/2)posters of Marvel Cinematic Universe Phase 2 (2/2)

posters of Marvel Cinematic Universe Phase 3 (1/4)posters of Marvel Cinematic Universe Phase 3 (2/4)
posters of Marvel Cinematic Universe Phase 3 (3/4)posters of Marvel Cinematic Universe Phase 3 (4/4)

posters of Marvel Cinematic Universe Phase 4 (1/2)
posters of Marvel Cinematic Universe Phase 4 (2/2)




 シリーズ途中で配役が変更された登場人物が幾つかある。主要な役を3つだけ挙げておく。

 ハルクこと科学者ブルース・バナー。MCUの2作目『インクレディブル・ハルク』のみエドワード・ノートンが主演し、MCUの6作目『アベンジャーズ』からはマーク・ラファロが演じている。

 アイアンマンの親友でアメリカ空軍の中佐ローディ。後にウォーマシンとなる。MCUの1作目『アイアンマン』のみテレンス・ハワード、MCUの3作目『アイアンマン2』からはドン・チードルが演じている。

 アントマンの娘キャシー・ラング。MCUの12作目『アントマン』と20作目『アントマン&ワスプ』では子役俳優のアビー・ライダー・フォートソン(2008年生)が演じ、MCUの22作目『アベンジャーズ/ エンドゲーム』では成長した姿をエマ・ファーマン(2001年生)が演じていたが、MCUの32作目 Ant-Man and the Wasp: Quantumania ではキャスリン・ニュートン(1997年生)に変更となる。

 逆に一人で複数のMCU映画に出演して別の主要人物を演じている役者もいたりします。




 次回は、MCUの世界を舞台にしたテレビシリーズについて書きます。2013年から約45分×130話以上あるドラマも。



参照:

ブラック・ウィドウ登場映画など 【マーベル映画あれこれ 1】(2021年6月時点)

2021-06-11 12:05:00 | 映画 - 作品

 この7月、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』以来2年ぶりにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画が映画館に帰ってくる!

 そこで、マーベルの映画について書こうと思います。とても長くなったので以下の4回に分けました。分けたら初回がとても短くなってしまいましたが……。1回目の今回は『ブラック・ウィドウ』について簡単に書いておきます。


  1. ブラック・ウィドウ登場映画など
  2. MCUの映画 ――公開順や見る順番
  3. MCUのテレビシリーズ ――2013年~2020年と2021年以降
  4. マーベル映画とマルチバース(多元宇宙)

◆ ◆ ◆

 2020年5月1日に公開される予定だった映画『ブラック・ウィドウ』が、幾度もの公開延期を経て、今年7月9日(金)に日本も含め世界同時公開されることが決定した。その後、日本公開日は1日早まり7月8日(木)に変更すると5月20日に発表された。

 ただし、米国だけでなく日本でも7月9日(金)からDisney+(ディズニープラス)の「プレミア アクセス」でも配信される。定額配信サービスのDisney+に加入するだけでは見ることができなくて、作品ごとに追加料金を払うと配信で視聴可能となる。

 Disney+の月額は税込み770円(初月無料)、「プレミア アクセス」の追加料金は税込3,278円(2,980円+消費税10%)である。追加料金を払うとDisney+の会員期間中は何度でも視聴可能。


『ブラック・ウィドウ』の米国版ポスター(公開日が2020年5月、2020年11月、2021年7月)

 映画『ブラック・ウィドウ』はブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフを主人公としている。コミックでは1964年に初めて登場したキャラクターだ。MCUではスカーレット・ヨハンソンが演じており、これまでに以下の8本の映画に登場し、今回9本目にして初めての単独主演。

  1. 2010年 『アイアンマン2』
  2. 2012年 『アベンジャーズ』
  3. 2014年 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
  4. 2015年 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
  5. 2016年 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
  6. 2018年 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
  7. 2019年 『キャプテン・マーベル』 ※エンドクレジットのみ
  8. 2019年 『アベンジャーズ/ エンドゲーム』

 『ブラック・ウィドウ』はMCUの24本目の長編映画。時系列としてはMCUの13作目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と19作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』との間の話となる。

 おそらく、『ブラック・ウィドウ』は他のMCU作品を観ていなくても大丈夫な内容となっているだろう。あえて予習するなら、上記のブラック・ウィドウ登場作品だけでなく、MCUの1作目~13作目を公開順に観ていればいいだろう。さらに時間があるなら、14作目~23作目をこれも公開順に観ていればいいかと思う。


 次回は、MCUの映画を公開順に並べた表などを書きます。


◆ ◆ ◆

 参考までに、劇場公開とDisney+(ディズニープラス)の「プレミア アクセス」での配信を同時に行う映画は日本では以下の4本のみ。いずれも2021年の映画。同日開始は『ラーヤと龍の王国』のみで、他の3作は劇場公開の翌日から配信。「プレミア アクセス」の追加料金はどの作品も税込3,278円。


作品名劇場公開日プレミア アクセス
開始日
Blu-ray発売日通常配信開始
『ラーヤと龍の王国』3月5日(金)3月5日(金)5月21日(金)6月4日(金)午後4時
『クルエラ』5月27日(木)5月28日(金)
『ブラック・ウィドウ』7月8日(木)7月9日(金)
『ジャングル・クルーズ』7月29日(木)7月30日(金)

 2021年に劇場公開される予定のディズニー映画は他に3本。8月27日公開『ザ・ビートルズ:Get Back』、9月3日公開『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、11月5日公開『エターナルズ』。いずれも劇場公開のみで、日本での「プレミア アクセス」での配信予定は今のところアナウンスされていない。

 劇場公開と「プレミア アクセス」での配信を同時に行うのは、コロナ禍で劇場公開がままならなかったり、劇場まで足を運ぶ人が減っていたからだが、今後も続けるかは不明。



 『ラーヤと龍の王国』は作品自体の評判は良かったものの、映画館以外でも見れる状態での劇場公開に映画館側が反発して、日本ではディズニーアニメにしては上映館数が少なくなってしまい、作品の認知度も上がらず大きなヒットとはならなかった。土日の全国観客動員数ランキングでは初登場6位→7位→9位→トップ10圏外となった。

 『クルエラ』もとても良い出来だったが日本では上映館数が少なくて、土日の全国観客動員数ランキングでは初登場6位→7位(先週末)となっている。(追記:その後の順位は、→8位)

 もう1年半近く映画館で宣伝してきた『ブラック・ウィドウ』はラーヤやクルエラほど上映ボイコットされることはないだろう。単独作品のラーヤならともかく、シリーズ物のMCU作品なら同時配信でも大規模公開せざるを得ないだろうというディズニーの強気も感じる。

(追記: 今までMCU映画とは無縁だったミニシアターに『ブラック・ウィドウ』のチラシが裏面に館名入りで置いてあった。これは『ラーヤと龍の王国』と『クルエラ』を上映してくれたお礼に『ブラック・ウィドウ』の上映館に入れたのか、それとも『ブラック・ウィドウ』も大手シネコンはイオンシネマとユナイテッド・シネマ系列のみ上映にとどまるということなのか。)

 ただでさえコロナ禍で経営が厳しくなってる映画館のことを考えると、同時ではなく1ヶ月くらい遅れての追加料金配信でもいいのではないだろうかと思ってしまう。



参照:

Netflixオリジナル映画のランキング - 2019年公開作品

2021-02-15 12:55:00 | 映画 - 作品

 Netflix(ネットフリックス)のオリジナル映画の製作本数は、ウィキペディア英語版の記事から数えると以下の通り。2020年までの6年間で長編劇映画は323本も作られました。しかし、その殆どは主要な映画賞にからまなかったり、劇場公開されなかったりして、日本では知られていないままです。


Netflixオリジナル映画の製作本数
長編劇映画
Feature films
ドキュメンタリー映画
Documentaries
スペシャル
Specials
2015年  2本  7本 1本 10本
2016年 17本 12本 1本 30本
2017年 40本 22本 4本 66本
2018年 68本 25本 6本 99本
2019年 72本 40本13本125本
2020年124本 39本19本182本
323本145本44本512本

 せっかくNetflixに加入したんだし、Netflixでしか見れない映画を観ようと思っても、これでは作品選びに困ってしまいます。CSやBSやケーブルの映画や海外ドラマの専門チャンネルの視聴の時にはなかった苦労ですね。

 そこで、Netflixオリジナル作品の評価を調べてみました。テレビシリーズやドキュメンタリー映画は除いて、まずは2019年配信の長編劇映画72作品。調べたのは以下の数値。


サイト名項目評者表示
IMDbUser Ratings一般ユーザー10点満点
MetacriticMETASCORE批評家など100点満点
USER SCORE一般ユーザー10点満点
Rotten TomatoesTOMATOMETER批評家などパーセントで表示
AUDIENCE SCORE一般ユーザーパーセントで表示

 以下に72本の映画をIMDb(Internet Movie Database)のユーザー票の点数が高い順に並べました。ジャンルはallcinema.netに掲載の作品はそのページのものを採用。数値は個人的に高評価だと思うものは太字にしました(IMDb:65、Metacritic:70/7.0、Rotten Tomatoes:85%/70% 以上)。表では点数をつけた人数も括弧内に入れました(調べてる途中に2月に入ってからRotten Tomatoesのユーザー数の表示方法が変更されました)。

 アメリカ以外の国の映画の中にはNetflix製作ではない作品もあるように思いましたが、英語版ウィキペディアのリストに載ってる72作品すべてを表にしました。


邦題・原題(英語題)ジャンルIMDbMetacriticRotten Tomatoes備考
UserScoreUserMeterAudience
『クロース』
Klaus
アニメ、アドベンチャー、コメディ8.2
(105,426人)
65
(13人)
8.9
(271人)
94%
(68人)
97%
(1,000人以上)
スペイン映画。アカデミー賞の長編アニメ賞にノミネート
『アイリッシュマン』
The Irishman
ドラマ、犯罪7.9
(325,915人)
94
(55人)
8.1
(1087人)
95%
(446人)
86%
(1,000人以上)
監督:マーティン・スコセッシ、出演:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ
『マリッジ・ストーリー』
Marriage Story
コメディ、ドラマ7.9
(247,715人)
94
(53人)
8.2
(536人)
94%
(385人)
85%
(100人以上)
監督:ノア・バームバック、出演:スカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライヴァー。アカデミー賞の助演女優賞を受賞
『2人のローマ教皇』
The Two Popes
ドラマ7.6
(107,265人)
75
(39人)
7.6
(182人)
89%
(222人)
88%
(1,000人以上)
出演:アンソニー・ホプキンス、ジョナサン・プライス。アカデミー賞の主演男優・助演男優・脚色賞にノミネート
『エルカミーノ:ブレイキング・バッド THE MOVIE』
El Camino: A Breaking Bad Movie
ドラマ、犯罪7.3
(183,080人)
72
(34人)
7.4
(581人)
91%
(126人)
81%
(4,861人)
テレビシリーズ『ブレイキング・バッド』の続編
『ルディ・レイ・ムーア』
Dolemite Is My Name
コメディ、伝記7.3
(53,135人)
76
(39人)
7.5
(131人)
97%
(230人)
91%
(100人以上)
出演:エディ・マーフィ。ゴールデングローブ賞の作品賞(コメディ/ミュージカル)と男優賞(コメディ/ミュージカル)にノミネート
『キング』
The King
ドラマ、歴史劇7.2
(89,460人)
62
(38人)
7.9
(187人)
71%
(142人)
83%
(100人以上)
出演:ティモシー・シャラメ、ジョエル・エドガートン
『パドルトン』
Paddleton
ドラマ7.2
(11,159人)
70
(17人)
8.0
(23人)
88%
(42人)
87%
(548人)
出演:マーク・デュプラス
『SEVENTEEN/セブンティーン』
Diecisiete (Seventeen)
青春、ドラマ7.2
(3,246人)
TBDTBD82%
(11人)
85%
(50人以下)
スペイン映画
『ソニ』
Soni
ドラマ7.1
(2,356人)
68
(4人)
88%
(16人)
73%
(45人)
インド映画
『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』
The Dirt
ドラマ、音楽7.0
(39,675人)
38%
(72人)
94%
(6,737人)
『ザ・テキサス・レンジャーズ』
The Highwaymen
ドラマ、犯罪6.9
(74,683人)
58
(28人)
7.2
(92人)
58%
(139人)
73%
(1,389人)
出演:ケヴィン・コスナー、ウディ・ハレルソン
『いつかはマイ・ベイビー』
Always Be My Maybe
コメディ、ロマンス6.8
(45,942人)
64
(20人)
6.8
(91人)
89%
(95人)
80%
(1,953人)
『アップスタート』
Upstarts
ドラマ6.7
(677人)
TBDTBDインド映画
『紅海リゾート -奇跡の救出計画-』
The Red Sea Diving Resort
サスペンス、ドラマ6.6
(23,531人)
29
(8人)
6.7
(29人)
29%
(41人)
78%
(799人)
出演:クリス・エヴァンス
『デュオ』
Chopsticks
コメディ、ドラマ6.5
(4,025人)
TBDTBD17%
(6人)
79%
(28人)
インド映画
『エリサ&マルセラ』
Elisa y Marcela (Elisa & Marcela)
ドラマ、ロマンス、伝記6.5
(3,453人)
33
(4人)
TBD43%
(14人)
スペイン映画
『トリプル・フロンティア』
Triple Frontier
アクション、サスペンス6.4
(107,485人)
61
(26人)
6.8
(217人)
71%
(133人)
55%
(2,071人)
監督:J・C・チャンダー、出演:ベン・アフレック、オスカー・アイザック
『フラクチャード』
Fractured
サスペンス6.4
(54,471人)
36
(5人)
5.7
(58人)
59%
(29人)
49%
(593人)
出演:サム・ワーシントン、リリー・レーブ
『ビート -心を解き放て-』
Beats
ドラマ、音楽、青春6.4
(4,251人)
89%
(9人)
58%
(114人)
『ウォーク。ライド。ロデオ。』
Walk. Ride. Rodeo.
ドラマ6.4
(1,907人)
52%
(50人)
実話に基づく映画
『バンリューの兄弟』
Banlieusards (Street Flow)
ドラマ、犯罪6.4
(1,201人)
67%
(6人)
フランス映画
『天から舞い降りたメロディ』
Como Caído del Cielo
コメディ、ドラマ、音楽6.4
(1,167人)
メキシコ映画
『ポーラー 狙われた暗殺者』
Polar
アクション、犯罪6.3
(75,206人)
19
(12人)
6.5
(215人)
19%
(47人)
70%
(2,464人)
出演:マッツ・ミケルセン、ヴァネッサ・ハジェンズ
『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』
The Laundromat
ドラマ6.3
(44,112人)
57
(37人)
5.5
(61人)
40%
(169人)
40%
(250人以上)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ、出演:メリル・ストリープ、ゲイリー・オールドマン、アントニオ・バンデラス
『愛なき森で叫べ』
The Forest of Love
サスペンス、犯罪6.3
(1,799人)
100%
(11人)
65%
(34人)
監督:園子温、出演:椎名桔平、満島真之介
『音楽教師 -切ない恋のメロディ-』
Music Teacher
ドラマ6.3
(514人)
60%
(7人)
インド映画
『月影の下で』
In the Shadow of the Moon
サスペンス、犯罪、SF6.2
(41,167人)
48
(9人)
4.0
(41人)
58%
(52人)
38%
(385人)
『サムワン・グレート ~輝く人に~』
Someone Great
コメディ、ロマンス6.2
(17,763人)
63
(15人)
6.0
(27人)
82%
(51人)
64%
(591人)
『ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-』
High Flying Bird
スポーツ、ドラマ6.2
(7,561人)
78
(23人)
6.1
(36人)
91%
(131人)
50%
(236人)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
『6アンダーグラウンド』
6 Underground
アクション、サスペンス6.1
(139,972人)
41
(22人)
5.6
(297人)
37%
(93人)
60%
(2,000人以上)
監督:マイケル・ベイ、出演:ライアン・レイノルズ、メラニー・ロラン
『パーフェクション』
The Perfection
ホラー、サスペンス6.1
(35,530人)
60
(15人)
6.2
(77人)
71%
(93人)
58%
(568人)
『ビトウィーン・トゥ・ファーンズ:ザ・ムービー』
Between Two Ferns: The Movie
コメディ6.1
(26,551人)
59
(13人)
5.6
(58人)
74%
(58人)
43%
(359人)
出演:ザック・ガリファナキス
『ホリデイ・イン・ザ・ワイルド』
Holiday in the Wild
ドラマ、ロマンス6.1
(12,271人)
TBDTBD38%
(8人)
47%
(100人以上)
出演:ロブ・ロウ、クリスティン・デイヴィス
『アザーフッド 私の人生』
Otherhood
コメディ6.1
(9,284人)
38
(6人)
4.6
(8人)
23%
(26人)
54%
(201人)
出演:アンジェラ・バセット、パトリシア・アークエット、フェリシティ・ハフマン
『マーダー・ミステリー』
Murder Mystery
コメディ、ミステリー6.0
(102,290人)
38
(19人)
5.6
(117人)
44%
(68人)
42%
(1,060人)
出演:アダム・サンドラー、ジェニファー・アニストン、ルーク・エヴァンス
『心惑いて行く先は』
Tell Me Where I Should Go, My Heart (Lovefucked)
ドラマ、ロマンス6.0
(329人)
インド映画
『アースクエイク バード』
Earthquake Bird
ミステリー、ドラマ、サスペンス5.9
(12,562人)
51
(12人)
5.9
(19人)
50%
(40人)
54%
(100人以上)
出演:アリシア・ヴィキャンデル、小林直己
『ライフ・アズ・ファニータ』
Juanita
ドラマ5.9
(2,076人)
TBDTBD82%
(17人)
64%
(106人)
監督:クラーク・ジョンソン
『パーフェクト・デート』
The Perfect Date
コメディ、ロマンス5.8
(32,486人)
TBD5.1
(21人)
65%
(17人)
37%
(568人)
『クリスマスに降る雪は』
Let It Snow
ロマンス、コメディ5.8
(18,199人)
51
(5人)
5.2
(17人)
81%
(26人)
45%
(250人以上)
『8月15日 -インド独立記念日-』
15 August
ドラマ5.8
(220人)
インド映画
『ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー』
Velvet Buzzsaw
ホラー、ミステリー、アート5.7
(53,990人)
61
(29人)
5.6
(164人)
61%
(185人)
35%
(1,763人)
監督:ダン・ギルロイ、出演:ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ、トニ・コレット
『ELI/イーライ』
Eli
ホラー5.7
(29,008人)
TBD5.0
(33人)
48%
(25人)
37%
(581人)
『ポイント・ブランク -この愛のために撃て-』
Point Blank
アクション、サスペンス5.7
(11,724人)
37
(7人)
5.7
(15人)
38%
(34人)
30%
(143人)
フランス映画『この愛のために撃て』のリメイク
『アメリカの息子』
American Son
ドラマ5.7
(6,254人)
34
(7人)
6.2
(21人)
48%
(25人)
50%
(250人以上)
『善きサムからの贈り物』
Good Sam
ドラマ5.7
(2,490人)
50%
(6人)
64%
(42人)
『LIONHEART/ライオンハート』
Lionheart
コメディ5.7
(1,292人)
TBDTBD100%
(7人)
65%
(84人)
ナイジェリア映画
『恋の予感?! ~ホテルリノベ奮闘記~』
Falling Inn Love
コメディ、ロマンス5.6
(15,738人)
TBD2.5
(4人)
65%
(20人)
33%
(245人)
『ラストツアー』
The Last Laugh
コメディ、ドラマ5.6
(4,999人)
31
(4人)
3.4
(7人)
53%
(15人)
36%
(148人)
出演:チェヴィー・チェイス、リチャード・ドレイファス、アンディ・マクダウェル
『デッド・キッズ』
Dead Kids
サスペンス、犯罪5.6
(403人)
17%
(6人)
76%
(50人以下)
フィリピン映画
『ユニコーン・ストア』
Unicorn Store
コメディ、ドラマ5.5
(17,356人)
44
(16人)
3.0
(121人)
64%
(86人)
41%
(1,598人)
監督&出演:ブリー・ラーソン
『クリスマス・ナイト ~恋に落ちた騎士~』
The Knight Before Christmas
ロマンス、コメディ5.5
(14,952人)
TBD4.5
(6人)
70%
(20人)
43%
(250人以上)
出演:ヴァネッサ・ハジェンズ
『ハウスライフ』
House Arrest
コメディ5.5
(1,421人)
インド映画
『イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-』
In the Tall Grass
ホラー、ドラマ、サスペンス5.4
(46,547人)
46
(13人)
5.1
(73人)
36%
(73人)
33%
(783人)
『ワイン・カントリー』
Wine Country
コメディ、ドラマ5.4
(18,694人)
56
(21人)
4.8
(31人)
65%
(84人)
30%
(492人)
『母の秘密』
A pesar de todo (Despite Everything)
コメディ5.4
(4,122人)
20%
(5人)
25%
(24人)
スペイン映画
『クリスマス・プリンス:ロイヤルベイビー』
A Christmas Prince: The Royal Baby
ロマンス、コメディ5.3
(5,287人)
30%
(10人)
34%
(50人以上)
シリーズ3作目
『無人島につれていくなら誰にする?』
¿A quién te llevarías a una isla desierta? (Who Would You Take to a Deserted Island?)
ドラマ5.3
(2,214人)
83%
(6人)
スペイン映画
『バック・トゥ・スクール ~人生の逆転劇!?~』
La Grande Classe (Back to School)
コメディ5.3
(1,015人)
TBDTBDフランス映画
『リム・オブ・ザ・ワールド』
Rim of the World
アクション、アドベンチャー5.2
(18,812人)
TBD4.1
(34人)
23%
(13人)
47%
(303人)
監督:マックG
『トールガール』
Tall Girl
コメディ5.2
(17,676人)
TBD2.2
(34人)
20%
(169人)
『シー・ユー・イエスタデイ』
See You Yesterday
SF、ファンタジー5.2
(9,192人)
74
(9人)
4.9
(51人)
95%
(39人)
38%
(267人)
『ファイアーブランド -燃える心-』
Firebrand
ドラマ5.2
(241人)
80%(不明)インド映画
『クリスマスが教えてくれたこと』
Holiday Rush
コメディ、ロマンス4.9
(2,226人)
47%
(50人以下)
『ユピテルとイオ』
IO
SF、ドラマ、アドベンチャー4.7
(1,009人)
40
(6人)
3.3
(68人)
31%
(26人)
出演:アンソニー・マッキー
『ラトルスネーク』
Rattlesnake
ホラー、サスペンス4.6
(7,447人)
28%
(18人)
17%
(100人以上)
『パリ、混沌と未来』
Paris est à nous (Paris Is Us)
ドラマ4.6
(1,245人)
TBDTBD43%
(7人)
41%
(23人)
フランス映画
『密かな企み』
Secret Obsession
サスペンス4.4
(18,110人)
TBD4.1
(15人)
29%
(17人)
12%
(94人)
『セクスタプレッツ ~オレって六つ子だったの?~』
Sextuplets
コメディ4.4
(7,290人)
21
(5人)
5.9
(14人)
14%
(14人)
35%
(54人)
『DRIVE/ドライヴ』
Drive
アクション、犯罪、サスペンス3.1
(5,869人)
0%
(8人)
16%
(50人以下)
インド映画
『画面の向こうの君は』
The App
ドラマ、SF、サスペンス2.6
(1,131人)
0%
(50人以下)
イタリア映画

 この72本中で日本の映画館で公開されたのは『アイリッシュマン』『マリッジ・ストーリー』『2人のローマ教皇』『キング』『アースクエイク バード』の5本のみ。

 数字だけ見ると箸にも棒にもかからなそうな映画もあって、製作本数は多いけど玉石混淆のようですね。


2019年のNetflixオリジナル映画のうち高評価作品のポスター


参照:

これから公開予定の続編映画リスト - 2020年12月以降

2020-11-11 12:34:56 | 映画 - 作品

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大作映画の公開の延期が相次いでいるけれど、12月以降に公開される予定の続編ものの洋画をざっとあげておきます(これまで公開されたシリーズ全作の題名なども一緒に書いておきます)。


ポスター画像

 なお、日付は最新作の現時点での公開予定日。画像はシリーズのいずれかのポスターです(最新作とは限りません)。スマホからだとポスター画像にブログ本文の文字がかぶってしまうようです、スミマセン。

 ヒット作、人気作だからこそ続編が作られるわけなので、家で見る映画選びの参考にもなるのではないでしょうか。そして、最新作が公開されたあかつきには映画館の大きなスクリーンで皆で楽しみましょう!



◆ ◆ ◆

2020年12月18日 日本公開予定 公開延期

  1. 『オリエント急行殺人事件』 Murder on the Orient Express (2017年)
  2. 『ナイル殺人事件』 Death on the Nile
 1970年代の映画などでも知られるアガサ・クリスティの推理小説の映画化。監督&主演のケネス・ブラナーが名探偵エルキュール・ポアロを演じる。


2020年12月18日 日本公開予定

  1. 『ビルとテッドの大冒険』 Bill & Ted's Excellent Adventure (1989年)
  2. 『ビルとテッドの地獄旅行』 Bill & Ted's Bogus Journey (1991年)
  3. 『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』 Bill & Ted Face the Music (2020年)
 おバカな高校生が落第寸前の歴史の試験対策だと電話ボックス型のタイムマシン(英国のテレビシリーズ『ドクター・フー』の影響か)に乗り込み遠い過去へ向かうが……。

2020年12月18日 全米配信予定

  1. 『星の王子ニューヨークへ行く』 Coming to America (1988年)
  2. "Coming 2 America" (2020年)
 アフリカ某国の王子が花嫁候補を探しにお忍びでアメリカにやって来た騒動を描くコメディ。

2020年12月25日 日本公開予定

  1. 『ワンダーウーマン』 Wonder Woman (2017年)
  2. 『ワンダーウーマン 1984』 Wonder Woman 1984 (2020年)
 DCコミックの女性ヒーローの実写映画化。1作目は1918年の欧州が舞台。ワンダーウーマンは映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)、『ジャスティス・リーグ』(2017年)にも登場。

2020年8月28日 全米公開

  1. 『X-メン』 X-Men (2000年)
  2. 『X-MEN2』 X2 (2003年)
  3. 『X-MEN:ファイナル ディシジョン』 X-Men: The Last Stand (2006年)
  4. 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 X: First Class (2011年)
  5. 『X-MEN:フューチャー&パスト』 X-Men: Days of Future Past (2014年)
  6. 『X-MEN:アポカリプス』 X-Men: Apocalypse (2016年)
  7. 『X-MEN:ダーク・フェニックス』 Dark Phoenix (2019年)
スピンオフ "The New Mutants" (2020年)

 遺伝子の突然変異で特殊能力を持ったミュータント達が登場した世界。人類と共存しようとするミュータントと人類と敵対するミュータントが対立する。


◆ ◆ ◆

【2021年】

2021年1月1日 日本公開予定

  1. 『ソウル・ステーション/パンデミック』 서울역 / Seoul Station (2016年)
  2. 『新感染 ファイナル・エクスプレス』 부산행 / Train to Busan (2016年)
  3. 『新感染半島 ファイナル・ステージ』 반도 / Peninsula (2020年)
 ソウル駅周辺から感染が始まりプサン行きの高速鉄道で繰り広げられるゾンビとのサバイバル・アクション。

2021年2月5日 日本公開予定

  1. 『ピーターラビット』 Peter Rabbit (2018年)
  2. 『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』 Peter Rabbit 2 (2020年)
 同名絵本の実写映画化。ウサギのピーターが自分たちの生活を守ろうとして人間と騒動を起こす。

2021年2月11日 日本公開予定

  1. 『キングスマン』 Kingsman: The Secret Service (2014年)
  2. 『キングスマン:ゴールデン・サークル』 Kingsman: The Golden Circle (2017年)
  3. "Kingsman: The Blue Blood"
スピンオフ 『キングスマン:ファースト・エージェント』 The King's Man (2021年)

 イギリスの秘密スパイ組織が労働者階級の不良青年をスカウトする。

2021年4月2日 日本公開予定

  1. 『007/カジノ・ロワイヤル』 Casino Royale (2006年)
  2. 『007/慰めの報酬』 Quantum of Solace (2008年)
  3. 『007 スカイフォール』 Skyfall (2012年)
  4. 『007 スペクター』 Spectre (2015年)
  5. 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 No Time to Die (2021年)
 英国の情報部員ジェームズ・ボンドの活躍を描くシリーズ。21作目からは6代目ボンド俳優としてダニエル・クレイグが主演。

2021年4月23日 全米公開予定

  1. 『クワイエット・プレイス』 A Quiet Place (2018年)
  2. 『クワイエット・プレイス PARTII』 A Quiet Place Part II (2020年)
 視覚を持たないエイリアンが襲来した地球。音を立てると化け物がやって来て襲われてしまう中、静かに暮らす家族を描くホラー。


2021年5月21日 全米公開予定

  1. 『GODZILLA ゴジラ』 Godzilla (2014年)
  2. 『キングコング:髑髏島の巨神』 Kong: Skull Island (2017年)
  3. 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 Godzilla: King of the Monsters (2019年)
  4. "Godzilla vs. Kong" (2021年)
 ゴジラやキングコングといった巨大モンスターが登場するモンスターバース。渡辺謙など日本人キャストも登場する。

2021年5月21日 全米公開予定
  1. 『ソウ』 Saw (2004年)
  2. 『ソウ2』 Saw II (2005年)
  3. 『ソウ3』 Saw III (2006年)
  4. 『ソウ4』 Saw IV (2007年)
  5. 『ソウ5』 Saw V (2008年)
  6. 『ソウ6』 Saw VI (2009年)
  7. 『ソウ ザ・ファイナル 3D』 Saw 3D (2010年)
  8. 『ジグソウ:ソウ・レガシー』 Jigsaw (2017年)
スピンオフ "Spiral: From the Book of Saw" (2021年)

 謎の殺人犯ジグソウに監禁された者たちが、謎を解いて死を免れようとするホラー。

2021年5月28日 全米公開予定
  1. 『ワイルド・スピード』 The Fast and the Furious (2001年)
  2. 『ワイルド・スピードX2』 2 Fast 2 Furious (2003年)
  3. 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』 The Fast and the Furious: Tokyo Drift (2006年)
  4. 『ワイルド・スピード MAX』 Fast & Furious (2009年)
  5. 『ワイルド・スピード MEGA MAX』 Fast Five (2011年)
  6. 『ワイルド・スピード EURO MISSION』 Furious 6 (2013年)
  7. 『ワイルド・スピード SKY MISSION』 Fast & Furious 7 (2015年)
  8. 『ワイルド・スピード ICE BREAK』 The Fate of the Furious (2017年)
  9. 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』 F9 (2021年)
 車を使った強盗団を捜査するために捜査官が改造車でカーレースに興じるグループに潜入するが……。

2021年6月4日 全米公開予定

  1. 『死霊館』 The Conjuring (2013年)
  2. 『死霊館 エンフィールド事件』 The Conjuring 2 (2016年)
  3. "The Conjuring: The Devil Made Me Do It" (2021年)
 数々の心霊現象問題を解決してきたウォーレン夫妻に新たな相談が持ち込まれ……。死霊館ユニバースとして「アナベル」シリーズなど派生作品が何本も作られているホラー。


2021年6月11日 全米公開予定

  1. 『ゴーストバスターズ』 Ghostbusters (1984年)
  2. 『ゴーストバスターズ2』 Ghostbusters II (1989年)
  3. 『ゴーストバスターズ/アフターライフ』 Ghostbusters: Afterlife (2021年)
 ニューヨークのマンハッタンで超常現象研究の科学者たちがオバケ退治に奮闘するコメディ。2016年には主人公を女性たちに変えた映画も作られた。

2021年6月25日 全米公開予定

  1. 『ヴェノム』 Venom (2018年)
  2. "Venom: Let There Be Carnage" (2021年)
 ジャーナリストのエディ・ブロックが凶悪なエイリアンに寄生されてしまう。スパイダーマンの悪役として知られるヴェノムを主人公にしたシリーズ。


2021年7月2日 全米公開予定

  1. 『トップガン』 Top Gun (1986年)
  2. 『トップガン マーヴェリック』 Top Gun: Maverick (2021年)
 海軍の戦闘機のエリートパイロット達の養成所を舞台にした物語。


2021年7月2日 全米公開予定

  1. 『怪盗グルーの月泥棒 3D』 Mysterious Thief Gru's Moon Theft (2010年)
  2. 『怪盗グルーのミニオン危機一発』 Despicable Me 2 (2013年)
  3. 『怪盗グルーのミニオン大脱走』 Despicable Me 3 (2017年)
スピンオフ
  1. 『ミニオンズ』 Minions (2015年)
  2. "Minions: The Rise of Gru" (2021年)
 大泥棒グルーはバナナ色の怪盗軍団ミニオン達を従え、世間を賑わす計画を立てる。

2021年7月9日 全米公開予定

  1. 『パージ』 The Purge (2013年)
  2. 『パージ:アナーキー』 The Purge: Anarchy (2014年)
  3. 『パージ:大統領令』 The Purge: Election Year (2016年)
  4. 『パージ:エクスペリメント』 The First Purge (2018年)
  5. "The Forever Purge" (2021年)
 1年に1晩だけ殺人などの犯罪が違法とならない制度を導入したアメリカを描くホラー。

2021年8月6日 全米公開予定

  1. 『スーサイド・スクワッド』 Suicide Squad (2016年)
  2. 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』 Birds of Prey: And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn (2020年)
  3. "The Suicide Squad" (2021年)
 DCコミックの悪役たちが主人公の映画。2013年以降の他のDC映画と同じ世界の作品のうち、ハーレイ・クインが登場する3作。

2021年8月6日 全米公開予定

  1. 『モンスター・ホテル』 Hotel Transylvania (2012年)
  2. 『モンスター・ホテル2』 Hotel Transylvania 2 (2015年)
  3. 『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』 Hotel Transylvania 3: Summer Vacation (2018年)
  4. "Hotel Transylvania 4" (2021年)
 モンスターのために作られたホテルに人間の青年が迷い込んでしまい騒動が起こる。

2021年10月15日 全米公開予定

  1. 『ハロウィン』 Halloween (1978年)
  2. 『ハロウィン』 Halloween (2018年)
  3. "Halloween Kills" (2021年)
 少年時代に殺人を犯し精神病院に長年入れられていたマイケルが脱走して惨劇が起きるホラー。このシリーズは1981年~2002年に7本作られたが、2018年の映画は第1作の直接の続編となっている。上記3作ともジェイミー・リー・カーティスが主演。


2021年10月22日 全米公開予定

  1. 『G.I.ジョー』 G.I. Joe: The Rise of Cobra (2009年)
  2. 『G.I.ジョー バック2リベンジ』 G.I. Joe: Retaliation (2013年)
スピンオフ "Snake Eyes: G.I. Joe Origins" (2021)

 アクション・フィギュアをテレビアニメ化し、そこから実写映画化。2021年のスピンオフはヘンリー・ゴールディング主演で日本で撮影済み。

2021年11月19日 全米公開予定

  1. 『ミッション:インポッシブル』 Mission: Impossible (1996年)
  2. 『M:I-2』 Mission: Impossible II (2000年)
  3. 『M:i:III』 Mission: Impossible III (2006年)
  4. 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 Mission: Impossible - Ghost Protocol (2011年)
  5. 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 Mission: Impossible - Rogue Nation (2015年)
  6. 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』 Mission: Impossible - Fallout (2018年)
  7. "Mission: Impossible 7" (2021年)
  8. "Mission: Impossible 8" (2022年)
 世界平和のため不可能に挑戦するIMFという組織のメンバーの活躍を描く。往年のテレビシリーズ『スパイ大作戦』の映画化。

2021年12月22日 全米公開予定

  1. 『マトリックス』 The Matrix (1999年)
  2. 『マトリックス リローデッド』 The Matrix Reloaded (2003年)
  3. 『マトリックス レボリューションズ』 The Matrix Revolutions (2003年)
  4. "The Matrix 4" (2021年)
 コンピューターが支配する未来で、人類の救世主となる男ネオの覚醒と活躍を描く。

2021年12月22日 全米公開予定

  1. 『シャーロック・ホームズ』 Sherlock Holmes (2009年)
  2. 『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』 Sherlock Holmes: A Game of Shadows (2011年)
  3. "Sherlock Holmes 3" (2021年)
 名探偵ホームズの物語にアクションを盛り込んで大胆に翻案したシリーズ。監督ガイ・リッチー、主演ロバート・ダウニーJr.&ジュード・ロウ。


◆ ◆ ◆

【2022年】

2022年1月14日 全米公開予定

  1. 『スクリーム』 Scream (1996年)
  2. 『スクリーム2』 Scream 2 (1997年)
  3. 『スクリーム3』 Scream 3 (2000年)
  4. 『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』 Scream 4 (2011年)
  5. "Scream 5" (2022年)
 ハロウィン・マスクを被った殺人犯に高校生らが襲われるホラー。からくも助かったシドニーは犯人探しを始めるが……。

2022年2月11日 全米公開予定

  1. 『マイティ・ソー』 Thor (2011年)
  2. 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』 Thor: The Dark World (2013年)
  3. 『マイティ・ソー バトルロイヤル』 Thor: Ragnarok (2017年)
  4. "Thor: Love and Thunder" (2022年)
 北欧神話の雷神トールを題材としたマーベルコミックの実写映画化。アベンジャーズの他のヒーロー映画へと繋がっていく。

2022年5月20日 全米公開予定

  1. 『キューティ・ブロンド』 Legally Blonde (2001年)
  2. 『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』 Legally Blonde 2: Red, White & Blonde (2003年)
  3. "Legally Blonde 3" (2022年)
 おバカだと思われてたブロンド美人のエル・ウッズが猛勉強してハーバードのロー・スクールに進学するが……。ちなみに、2009年の『キューティ・ブロンド3』はエルの従姉妹の双子姉妹が主人公のオリジナルビデオ。


2022年5月27日 全米公開予定

  1. 『ジョン・ウィック』 John Wick (2014年)
  2. 『ジョン・ウィック:チャプター2』 John Wick: Chapter 2 (2017年)
  3. 『ジョン・ウィック:パラベラム』 John Wick: Chapter 3 - Parabellum (2019年)
  4. "John Wick: Chapter 4" (2022年)
 引退した殺し屋ジョン・ウィックが裏社会の大勢を敵に回して復讐する。

2022年6月10日 全米公開予定

  1. 『ジュラシック・パーク』 Jurassic Park (1993年)
  2. 『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』 The Lost World: Jurassic Park (1997年)
  3. 『ジュラシック・パーク III』 Jurassic Park III (2001年)
  4. 『ジュラシック・ワールド』 Jurassic World (2015年)
  5. 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』 Jurassic World: Fallen Kingdom (2018年)
  6. "Jurassic World: Dominion" (2022年)
 バイオテクノロジーで現代に甦った恐竜が見られる施設でトラブルが起きる。


2022年7月22日 全米公開予定

  1. 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 Fantastic Beasts and Where to Find Them (2016年)
  2. 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』 Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald (2018年)
  3. "Fantastic Beasts 3" (2022年)
  4. "Fantastic Beasts 4"
  5. "Fantastic Beasts 5"
 「ハリー・ポッター」シリーズでハリーたちが使っていた教科書『幻の動物とその生息地』の作者である魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの若き日の冒険を描く。


2022年7月29日 全米公開予定

  1. 『レイダース/失われた《聖櫃》アーク』 Raiders of the Lost Ark (1981年)
  2. 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』 Indiana Jones and the Temple of Doom (1984年)
  3. 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』 Indiana Jones and the Last Crusade (1989年)
  4. 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』 Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull (2008年)
  5. "Indiana Jones 5 (Untitled)" (2022年)
 考古学者のインディアナ・ジョーンズが遺跡の秘宝を探すシリーズ。3作で終わっておけば良かったのではと思うけど。

2022年8月8日 全米公開予定

  1. 『ソニック・ザ・ムービー』 Sonic the Hedgehog (2020年)
  2. "Sonic the Hedgehog 2" (2022年)
 日本のセガの人気キャラクターであるソニック・ザ・ヘッジホッグの実写映画化。音速の青いハリネズミが住んでる惑星を追われて地球に逃げてきたが……。

2022年10月7日 全米公開予定

  1. 『スパイダーマン:スパイダーバース』 Spider-Man: Into the Spider-Verse (2018年)
  2. "Spider-Man: Into the Spider-Verse 2" (2022年)
 スパイダーマンの能力を受け継いだ13歳の黒人少年マイルス・モラレス。彼のいる世界に別の次元から飛ばされてきたスパイダーマン達が集まってきて、多元宇宙(マルチバース)の世界観も描かれる。

2022年12月16日 全米公開予定

  1. 『アバター』 Avatar (2009年)
  2. "Avatar 2" (2022年)
  3. "Avatar 3" (2024年)
  4. "Avatar 4" (2026年)
  5. "Avatar 5" (2028年)
 地球から遥か彼方のパンドラで人類は鉱物採掘をしようとするが、そこは先住民ナヴィの聖地で……。


◆ ◆ ◆

【2023年以降】


  1. 『エンド・オブ・ホワイトハウス』 Olympus Has Fallen (2013年)
  2. 『エンド・オブ・キングダム』 London Has Fallen (2016年)
  3. 『エンド・オブ・ステイツ』 Angel Has Fallen (2019年)
  4. "Night Has Fallen"
 シークレット・サービスのマイク・バニングの活躍を描くシリーズ。1作目はホワイトハウス襲撃&占拠を描くという企画がかぶった『ホワイトハウス・ダウン』 White House Down と同じ年に公開された。(個人的には“エンド”より“ダウン”のほうが断然面白かった)


  1. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 Guardians of the Galaxy (2014年)
  2. 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』 Guardians of the Galaxy Vol. 2 (2017年)
  3. "Guardians of the Galaxy Vol. 3" (2021年)
 宇宙のはみ出し物の犯罪者たちがチームを組んで世界を救う。マーベルコミックのアベンジャーズの他のヒーロー映画へと繋がっていく。



  1. 『ワナオトコ』 The Collector (2009年)
  2. 『パーフェクト・トラップ』 The Collection (2012年)
  3. "The Collected"
 残虐な罠が幾つも仕掛けられた建物に入り込んでしまい、罠を回避しながら犯人の手から逃れようとするホラー。


  1. 『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』 Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl (2003年)
  2. 『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』 Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest (2006年)
  3. 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』 Pirates of the Caribbean: At World's End (2007年)
  4. 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命いのちの泉』 Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides (2011年)
  5. 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』 Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales (2017年)
  6. "Pirates of the Caribbean 6" (Untitled)
 ディズニーランドのアトラクション“カリブの海賊”を実写映画化。6作目はまだ計画段階だが、1~5作目の題名と順番を整理するために載せました。


◆ ◆ ◆

【22世紀】

2115年11月18日 公開予定
  • "100 Years" (2115年)

  •  監督ロバート・ロドリゲス、主演ジョン・マルコヴィッチ、音楽ファレル・ウィリアムスで2015年に完成。百年かけて作られるコニャックの銘柄に触発されて製作され、公開は百年後となる。

     続編映画ではないのだが、公開日が決まってる映画の中で一番遠い公開日なので、最後に載せました。


     まだまだ他にも続編映画があるのですが、とりあえずはこれで以上です。今後、気が向いたら書き足します。


「ターミネーター」 シリーズ1~6作目 まとめ

2019-11-07 09:08:29 | 映画 - 作品

 「ターミネーター」シリーズの最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』が11月8日(金)に日本で劇場公開されます。

 1作目と2作目で監督・脚本を担当したジェームズ・キャメロンの元に、ターミネーターの権利が2019年に戻ってくるので、今回の新作をジェームズ・キャメロンが製作することになりました。このため、3作目以降は無かったことになり、今作は2作目の直接の続編となります。

 詳細について正確には分からないのですが、米国の著作権法では権利譲渡の期間は35年間とされ、35年経つと元の権利者に権利が戻ってくるらしいです。

 そんなわけで、これまでのシリーズについてまとめました。



#公開年題名監督備考
11984年『ターミネーター』
The Terminator
ジェームズ・キャメロン 
21991年『ターミネーター2』
Terminator 2: Judgment Day
ジェームズ・キャメロン1作目の11年後の1995年が舞台。
-1996年『ターミネーター 2:3-D』
T2-3D: Battle Across Time
ジェームズ・キャメロン 他遊園地のアトラクション用映像。
2の主要キャスト全員続投。
32003年『ターミネーター3』
Terminator 3: Rise of the Machines
ジョナサン・モストウ2作目の10年後が舞台。
TV2008~2009年『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』
Terminator: The Sarah Connor Chronicles
テレビシリーズ。
2シーズン(全31話)で打ち切り。
42009年『ターミネーター4』
Terminator Salvation
マックG2018年が舞台。
1~3の続編。2と3を未見でも理解可能。
テレビシリーズとは繋がらず。
52015年『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
Terminator Genisys
アラン・テイラー1984年と2017年が主な舞台。
3と4を未見でも理解可能。
-2017年『ターミネーター2 3D』
Terminator 2: Judgment Day 3D
ジェームズ・キャメロン2作目を3D映像化して劇場再公開。
62019年『ターミネーター:ニュー・フェイト』
Terminator: Dark Fate
ティム・ミラー1と2の続編。3~5は無かったことに。



 「ターミネーター」シリーズの紆余曲折に関しての主なニュースについてもまとめました。以下のリンクを参照してください。




 以上です。


バットマンとジョーカーの登場作品 超簡単まとめ

2019-10-02 12:58:45 | 映画 - 作品

 先日のベネチア映画祭で映画『ジョーカー』が最高賞である金獅子賞を受賞しました。また、アカデミー賞の最有力候補のひとつと思われています。

 そんな映画『ジョーカー』が10月4日に公開されるのを記念して、テレビでバットマン映画が各局で放送されています。しかし、放送される順番がめちゃくちゃなため、何が何だか分からなくなってる人もいるかと思います。

 そこで、簡単に今までの主な実写映像化の歴史などをまとめてみました(全作品ではありません)。

 ちなみに、今回の映画『ジョーカー』は単独作品であり、過去の映画とつながりはありません。また、ジョーカー誕生を描くという前日譚です。バットマンやDC映画を観てなくても大丈夫ですので、興味のある方は映画館に足を運んで大スクリーンで観てみてください。



『バットマン』関連の主な実写化作品
#題名公開年監督&バットマン役
短編シリーズ
-Batman
(全15話、260分)
1943年監督: ランバート・ヒルヤー
主演: ルイス・ウィルソン
-Batman and Robin
(全15話、264分)
1949年監督: スペンサー・ゴードン・ベネット
主演: ロバート・ロウリー
テレビシリーズ
-バットマン
Batman
1966年

1968年
監督: レスリー・H・マーティンソン
主演: アダム・ウェスト
ティム・バートン監督 & ジョエル・シューマカー監督
1バットマン
Batman
1989年監督: ティム・バートン
主演: マイケル・キートン
2バットマン リターンズ
Batman Returns
1992年  同上
3バットマン フォーエヴァー
Batman Forever
1995年監督: ジョエル・シューマカー
主演: ヴァル・キルマー
4バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
Batman & Robin
1997年監督: ジョエル・シューマカー
主演: ジョージ・クルーニー
単独映画
-キャットウーマン
Catwoman
2004年監督: ピトフ
ダークナイト 三部作
1バットマン ビギンズ
Batman Begins
2005年監督: クリストファー・ノーラン
主演: クリスチャン・ベイル
2ダークナイト
The Dark Knight
2008年  同上
3ダークナイト ライジング
The Dark Knight Rises
2012年  同上
テレビシリーズ
-GOTHAM/ゴッサム
Gotham
2014年

2019年
企画: ブルーノ・ヘラー
出演: ダヴィード・マズーズ
DCエクステンデッド・ユニバース ( DCEU、2013年以降の映画作品群の世界)
2バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman: Dawn of Justice
2016年監督: ザック・スナイダー
主演: ベン・アフレック
3スーサイド・スクワッド
Suicide Squad
2016年監督: デヴィッド・エアー
出演: ベン・アフレック
5ジャスティス・リーグ
Justice League
2017年監督: ザック・スナイダー
   (追加撮影はジョス・ウェドン)
主演: ベン・アフレック
単独映画(「DCブラック」レーベル)
-ジョーカー
Joker
2019年監督: トッド・フィリップス
アローバース ( Arrowverse、2012年以降の複数のテレビシリーズ世界)
5邦題未定
Batwoman
2019年

2020年
企画: キャロライン・ドライス
 & グレッグ・バーランティ
出演: ケヴィン・コンロイ

 ※ バットマンが脇役で登場する作品では、俳優名のところを「出演」としています。
 ※ バットマンが登場しない作品では、俳優名を入れていません。




◆ ◆ ◆

 なお、↑の表に書き直す前は、↓のような年表にしていました。年表も残しておきますので、そちらも参考にしてください。


 【B】バットマン関連項目
 【J】ジョーカー関連項目

  • 1939年(昭和14年) - 【B】 バットマンがコミック初登場
  • 1940年(昭和15年) - 【J】【B】 ジョーカーがコミック初登場

  • 1943年(昭和18年) - 【B】 映画シリーズ Batman 公開(全15話、260分)
  • 1949年(昭和24年) - 【B】 映画シリーズ Batman and Robin 公開(全15話、264分)

  • 1966年(昭和41年)~1968年(昭和43年) - 【B】【J】 実写テレビシリーズ放映(3シーズン、全120話)
  • 1966年(昭和41年) - 【B】【J】 実写テレビシリーズの劇場版 Batman: The Movie 公開

  • 1986年(昭和61年) - 【B】 フランク・ミラーのコミック『バットマン:ダークナイト・リターンズ』 The Dark Knight Returns 出版
  • 1988年(昭和63年) - 【B】 アラン・ムーアのコミック『バットマン:キリングジョーク』 Batman: The Killing Joke 出版

  • 1989年(平成元年) - 【B】【J】 T・バートン監督1作目の映画『バットマン』 Batman 公開
  • 1992年(平成4年) - 【B】 T・バートン監督2作目の映画『バットマン リターンズ』 Batman Returns 公開

  • 1995年(平成7年) - 【B】 J・シューマカー監督1作目の映画『バットマン フォーエヴァー』 Batman Forever 公開
  • 1997年(平成9年) - 【B】 J・シューマカー監督2作目の映画『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』 Batman & Robin 公開

  • 2004年(平成16年) - スピンオフ映画『キャットウーマン』 Catwoman 公開

  • 2005年(平成17年) - 【B】 C・ノーラン監督1作目の映画『バットマン ビギンズ』 Batman Begins 公開
  • 2008年(平成20年) - 【B】【J】 C・ノーラン監督2作目の映画『ダークナイト』 The Dark Knight 公開
  • 2012年(平成24年) - 【B】 C・ノーラン監督3作目の映画『ダークナイト ライジング』 The Dark Knight Rises 公開

  • 2013年(平成25年) - DCEU 1作目の映画『マン・オブ・スティール』 Man of Steel 公開

  • 2014年(平成26年)~2019年(平成31年) - 【B】【J】 実写テレビシリーズ『GOTHAM/ゴッサム』放映(5シーズン、全100話)

  • 2016年(平成28年) - 【B】 DCEU 2作目の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 Batman v Superman: Dawn of Justice 公開
  • 2016年(平成28年) - 【J】【B】 DCEU 3作目の映画『スーサイド・スクワッド』 Suicide Squad 公開
  • 2017年(平成29年) - DCEU 4作目の映画『ワンダーウーマン』 Wonder Woman 公開
  • 2017年(平成29年) - 【B】 DCEU 5作目の映画『ジャスティス・リーグ』 Justice League 公開
  • 2018年(平成30年) - DCEU 6作目の映画『アクアマン』 Aquaman 公開
  • 2019年(平成31年) - DCEU 7作目の映画『シャザム!』 Shazam! 公開

  • 2019年(令和元年) - 【J】 映画『ジョーカー』 Joker 公開

 ※ ティム・バートンをT・バートン、ジョエル・シューマカーをJ・シューマカー、クリストファー・ノーランをC・ノーランと表記しました。

 ティム・バートン監督版2作品とジョエル・シューマカー監督版2作品とを合わせて、4作品で一つのシリーズだと考えられてます。

 つまり、現代では「1960年代のテレビシリーズ」「1989年~1997年の映画4本」「2005年~2012年の映画3本」の3つのシリーズが、バットマンのよく知られたヒットシリーズとなります。



◆ ◆ ◆

 上記の作品でバットマン(ブルース・ウェイン)を演じた俳優は以下の通り。

  • 1943年のシリーズ Batman …… ルイス・ウィルソン
  • 1949年のシリーズ Batman and Robin …… ロバート・ロウリー
  • 1960年代の実写テレビシリーズ …… アダム・ウェスト
  • 1989年、1992年のT・バートン監督版 …… マイケル・キートン
  • 1995年『バットマン フォーエヴァー』 …… ヴァル・キルマー
  • 1997年『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』 …… ジョージ・クルーニー
  • 2005年、2008年、2012年のC・ノーラン監督版 …… クリスチャン・ベイル
  • 2014年~2019年『GOTHAM/ゴッサム』 …… デヴィッド・マズーズ
  • 2016年、2017年のDCEU版 …… ベン・アフレック

◆ ◆ ◆

 上記の作品でジョーカーを演じた俳優は以下の通り。

  • 1960年代の実写テレビシリーズ …… シーザー・ロメロ
  • 1989年のT・バートン監督『バットマン』 …… ジャック・ニコルソン
  • 2008年のC・ノーラン監督『ダークナイト』 …… ヒース・レジャー
  • 2014年~2019年『GOTHAM/ゴッサム』 …… キャメロン・モナハン
  • 2016年『スーサイド・スクワッド』 …… ジャレッド・レトー
  • 2019年『ジョーカー』 …… ホアキン・フェニックス

 とりあえず、以上です。



参照:

MCUの作品一覧 (2019年時点)

2019-05-20 12:59:30 | 映画 - 作品

※最新情報を更新しました。当ブログ2021年6月11日のこちらの記事をご覧ください。



 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品名を、今更ですが公開順にまとめておきました。





 『アベンジャーズ/ エンドゲーム』の劇場公開から間もなく1ヶ月ですね。日本での上映期間はおそらく2019年4月26日(金)~6月20日(木)もしくは6月27日(木)迄になると思われます(昨年の「インフィニティ・ウォー」が2018年4月27日~6月21日だったのと、次の『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が2019年6月28日公開のため)。

 エンドゲームを再び観る前に、1~20作目を観直す人もいるでしょう。日本では4月25日で上映終了してる21作目『キャプテン・マーベル』も、6月5日(水)からは先行デジタル配信されるとか。ちなみに、DVDなどは7月3日(水)発売予定。アメリカでは今も700館以上で上映が続いてるんですけどねぇ(5月16日までは1500館以上で上映されてた)。


◆ ◆ ◆


北米公開年作品名監督備考
フェーズ1
 11-12008年アイアンマンIron Manジョン・ファヴロー「アイアンマン」の1作目。
 21-22008年インクレディブル・ハルクThe Incredible Hulkルイ・レテリエ「ハルク」唯一のMCU単独主演作。
 31-32010年アイアンマン2Iron Man 2ジョン・ファヴロー「アイアンマン」の2作目。
 41-42011年マイティ・ソーThorケネス・ブラナー「マイティ・ソー」の1作目。
 51-52011年キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャーCaptain America: The First Avengerジョー・ジョンストン「キャプテン・アメリカ」の1作目1940年代が舞台。
 61-62012年アベンジャーズMarvel's The Avengersジョス・ウェドン「アベンジャーズ」の1作目。
フェーズ2
 72-12013年アイアンマン3Iron Man 3シェーン・ブラック「アイアンマン」の3作目。
 82-22013年マイティ・ソー/ダーク・ワールドThor: The Dark Worldアラン・テイラー「マイティ・ソー」の2作目。
 92-32014年キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーCaptain America: The Winter Soldierアンソニー&ジョー・ルッソ「キャプテン・アメリカ」の2作目。
102-42014年ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーGuardians of the Galaxyジェームズ・ガン「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の1作目。
112-52015年アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンAvengers: Age of Ultronジョス・ウェドン「アベンジャーズ」の2作目。
122-62015年アントマンAnt-Manペイトン・リード「アントマン」の1作目。
フェーズ3
133-12016年シビル・ウォー/キャプテン・アメリカCaptain America: Civil Warアンソニー&ジョー・ルッソ「キャプテン・アメリカ」の3作目。
143-22016年ドクター・ストレンジDoctor Strangeスコット・デリクソン「ドクター・ストレンジ」の1作目。
153-32017年ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスGuardians of the Galaxy Vol. 2ジェームズ・ガン「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の2作目。
163-42017年スパイダーマン:ホームカミングSpider-Man: Homecomingジョン・ワッツ「スパイダーマン」の1作目。
173-52017年マイティ・ソー バトルロイヤルThor: Ragnarokタイカ・ワイティティ「マイティ・ソー」の3作目。
183-62018年ブラックパンサーBlack Pantherライアン・クーグラー「ブラックパンサー」の1作目。
193-72018年アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーAvengers: Infinity Warアンソニー&ジョー・ルッソ「アベンジャーズ」の3作目。
203-82018年アントマン&ワスプAnt-Man and the Waspペイトン・リード「アントマン」の2作目。
213-92019年キャプテン・マーベルCaptain Marvelアンナ・ボーデンライアン・フレック「キャプテン・マーベル」の1作目。1990年代が舞台。
223-102019年アベンジャーズ/ エンドゲームAvengers: Endgameアンソニー&ジョー・ルッソ「アベンジャーズ」の4作目。
233-112019年スパイダーマン:ファー・フロム・ホームSpider-Man: Far From Homeジョン・ワッツ「スパイダーマン」の2作目。
フェーズ4
244-12020年 作品未定
254-22020年 作品未定
264-32021年 作品未定
274-42021年 作品未定
284-52021年 作品未定
294-62022年 作品未定
304-72022年 作品未定
314-82022年 作品未定


◆ ◆ ◆

 24~31作目は、北米公開日が先日ディズニーにより発表されました。


 以上です。



参照:

ディズニーの2019年~2027年の映画公開スケジュール(2019年5月発表時点)

2019-05-09 13:00:00 | 映画 - 作品

 20世紀FOXを傘下に置いたディズニーが、これからの公開スケジュールを発表したので、簡単にまとめてみました。




北米公開日作品名会社説明など
2019年
2019年5月10日
(日本公開:8月)
『トールキン 旅のはじまり』
Tolkien
Fox Searchlight『指輪物語』の原作者J・R・R・トールキンの伝記映画
2019年5月24日
(日本公開:6月7日)
『アラジン』
Aladdin
Disney1992年の同名アニメの実写化
2019年6月7日
(日本公開:6月21日)
『X-MEN:ダーク・フェニックス』
Dark Phoenix
Fox「X-MEN」の7作目にして最終作
2019年6月21日
(日本公開:7月12日)
『トイ・ストーリー4』
Toy Story 4
Pixar「トイ・ストーリー」の4作目
2019年7月2日
(日本公開:6月28日)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
Spider-Man: Far From Home
MarvelMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の23作目(実際にはディズニーではなくソニーの映画ですが載せました)
2019年7月12日StuberFoxウーバーの運転手のスチュと刑事がコンビのアクション・コメディ
2019年7月19日
(日本公開:8月9日)
『ライオン・キング』
The Lion King
Disney1994年の同名アニメの実写化
2019年8月9日The Art of Dancing in the RainFoxガース・スタインの小説『エンゾ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』の映画化
2019年8月23日Ready or NotFox Searchlight結婚式前夜に行われるゲームを描いたスリラー
2019年9月20日Ad AstraFoxブラッド・ピット主演の海王星探査にまつわるSF映画
2019年10月4日The Woman in the WindowFox 2000主人公が広場恐怖症のスリラー映画。A・J・フィンの2018年の小説が原作
2019年10月18日Maleficent: Mistress of EvilDisney『眠れる森の美女』の悪役を主人公にした『マレフィセント』の続編
2019年11月15日Ford v. FerrariFox1966年のル・マン24時間耐久レースのライバル争いを描く
2019年11月22日
(日米同時公開)
『アナと雪の女王2』
Frozen 2
Disney Animation『アナと雪の女王』の続編
2019年12月20日
(日米同時公開)
Star Wars: The Rise of SkywalkerLucasfilm Ltd.「スター・ウォーズ」9作目にしてスカイウォーカー・サーガの最終作
2019年12月25日Spies in DisguiseBlue Sky凄腕スパイがハトに変身して活躍するアニメ
2020年
2020年1月10日UnderwaterFox海底探査チームが作業中に地震に見舞われる
2020年2月14日Untitled Kingsman MovieFox「キングスマン」シリーズの前日譚。20世紀初頭が舞台
2020年2月21日Call of the WildFoxジャック・ロンドン『野性の呼び声』(別題『荒野の呼び声』)の再映画化
2020年3月6日OnwardPixarエルフの兄弟のアニメ
2020年3月27日MulanDisney1998年のディズニーアニメ『ムーラン』の実写化
2020年4月3日The New MutantsFox「X-MEN」のスピンオフ。ホラーテイストになる模様
2020年5月1日Untitled MarvelMarvelMCUの24作目
2020年5月29日『アルテミスと妖精の身代金』
Artemis Fowl
Disneyオーエン・コルファーの小説「アルテミス・ファウル」シリーズ1作目の映画化
2020年6月19日Untitled Pixar AnimationPixarピクサーの新作
2020年7月3日Free GuyFox自分は現実世界にはおらず、ゲームの中の「その他大勢」キャラだと気付いた男のコメディ
2020年7月17日Bob's BurgersFoxアメリカのテレビアニメの劇場版
2020年7月24日Jungle CruiseDisneyディズニーのテーマパークにあるアトラクション「ジャングルクルーズ」の映画化
2020年8月14日The One and Only IvanDisneyK・A・アップルゲイトの同名児童文学の映画化
2020年10月9日Death on the NileFoxアガサ・クリスティ『ナイルに死す』の映画化。2017年の『オリエント急行殺人事件』に続いてケネス・ブラナーがポワロ役と監督を務める
2020年11月6日Untitled MarvelMarvelMCUの25作目
2020年11月6日Ron's Gone WrongLocksmithアニメ
2020年11月25日Untitled Disney AnimationDisney Animationディズニーアニメの新作
2020年12月18日West Side StoryFoxブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド物語』の再映画化。監督はスピルバーグ
2020年12月23日CruellaDisney1961年のディズニーアニメ『101匹わんちゃん大行進』の悪役クルエラの若き日を実写化
2021年
2021年2月12日Untitled MarvelMarvelMCUの26作目
2021年3月5日NimonaBlue Sky科学と魔法が発達した世界を舞台にしたアニメ。ノエル・スティーヴンソンの同名漫画が原作
2021年3月12日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2021年5月7日Untitled MarvelMarvelMCUの27作目
2021年5月28日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2021年6月18日Untitled Pixar AnimationPixarピクサーの新作
2021年7月9日Untitled Indian JonesLucasfilm Ltd.「インディ・ジョーンズ」の5作目
2021年7月30日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2021年10月8日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2021年11月5日Untitled MarvelMarvelMCUの28作目
2021年11月24日Untitled Disney AnimationDisney Animationディズニーアニメの新作
2021年12月17日Avatar 2Fox「アバター」の2作目
2022年
2022年2月18日Untitled MarvelMarvelMCUの29作目
2022年3月18日Untitled PixarPixarピクサーの新作
2022年5月6日Untitled MarvelMarvelMCUの30作目
2022年5月27日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2022年6月17日Untitled PixarPixarピクサーの新作
2022年7月8日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2022年7月29日Untitled MarvelMarvelMCUの31作目
2022年10月7日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2022年11月4日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2022年11月23日Untitled Disney AnimationDisney Animationディズニーアニメの新作
2022年12月16日Untitled Star WarsLucasfilm Ltd.「スター・ウォーズ」新三部作の1作目
2023年
2023年2月17日Untitled Disney Live ActionDisneyディズニーの実写映画
2023年12月22日Avatar 3Fox「アバター」の3作目
2024年
2024年12月20日Untitled Star WarsLucasfilm Ltd.「スター・ウォーズ」新三部作の2作目
2025年
2025年12月19日Avatar 4Fox「アバター」の4作目
2026年
2026年12月18日Untitled Star WarsLucasfilm Ltd.「スター・ウォーズ」新三部作の3作目
2027年
2027年12月17日Avatar 5Fox「アバター」の5作目


◆ ◆ ◆

 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、2008年 2作、2009年 無し、2010年 1作、2011年 2作、2012年 1作、2013年~2016年に毎年2作公開、2017年~2019年に毎年3作公開。その後は2020年に2作、2021年と2022年は年3作公開予定。

 2020年以降の11作は、どの作品がいつ公開か不明だが、現在企画が動いてる作品は6作。スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの単独映画、超人種族が主人公のエターナルズの映画、カンフーの達人(でも手裏剣も使う)のシャン・チーの映画、『ドクター・ストレンジ』の2作目、『ブラックパンサー』の2作目、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目にして完結編です。


◆ ◆ ◆

 アバターの2~5作目は、ディズニー買収前の発表では2020年・2021年、2024年・2025年公開予定でした。2年連続公開を2回行い、3作目と4作目の間を3年あけるというもの。しかし、これをディズニーは2021年~2027年に2年おき公開に変更。スター・ウォーズの新三部作の公開と時期がかぶらないようにしたかったのだろう。


◆ ◆ ◆

 とりあえず、これは2019年5月発表時点の物。先々の予定は変更されることが多いので、目安程度に思っておきましょう。


映画『ライトスタッフ』『アポロ13』『ドリーム』『ファースト・マン』 共通の登場人物

2019-03-09 11:11:00 | 映画 - 作品

 映画『ファースト・マン』を観てきた。主人公にニール・アームストロングを据え、1960年代・70年代のNASA(アメリカ合衆国航空宇宙局)の有人宇宙飛行計画「ジェミニ計画」「アポロ計画」を描いた映画です。先日のアカデミー賞では視覚効果賞を受賞しました。他に美術・音響編集・録音賞の3部門でもノミネートされました。

 アメリカでの公開前は賞レースで上位に行くと見られてたものの、公開されると賞レース予想で順位を下げていきました。イマイチなのかなと思いつつ、観たかったので映画館に足を運んだのですが、予想を超えて素晴らしい映画でした。

 観に行く前は、「マーキュリー計画」を描いた映画『ライトスタッフ』を観直してから行くべきかと、共通する登場人物を調べたりしました。また、『ファースト・マン』を観ながら、『アポロ13』でトム・ハンクスが演じた宇宙飛行士も出てるんだよねぇと思ってました。

 そこで、アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ライトスタッフ』『アポロ13』『ドリーム』と『ファースト・マン』の4本の映画で共通して登場する人物を表にしました。

 ただし、同じ人物なのに映画によって役名が Jim Lovell だったり James Arthur Lovell Jr. だったりするため、うっかり見落としてる人物もあるかと思いますが、あしからず。



人名 演じた俳優
『ライトスタッフ』
The Right Stuff
(1983年)
『アポロ13』
Apollo 13
(1995年)
『ドリーム』
Hidden Figures
(2016年)
『ファースト・マン』
First Man
(2018年)
アラン・シェパード
Alan Shepard
スコット・グレン
Scott Glenn
――デイン・ダヴェンポート
Dane Davenport
――
ジョン・グレン
John Glenn
エド・ハリス
Ed Harris
――グレン・パウエル
Glen Powell
John David Whalen
ゴードン・クーパー
Gordon Cooper
デニス・クエイド
Dennis Quaid
――Joe Hardy Jr.ウィリアム・グレゴリー・リー
William Gregory Lee
ガス・グリソム
Gus Grissom
フレッド・ウォード
Fred Ward
――デヴィン・マッギー
Devin McGee
シェー・ウィガム
Shea Whigham
ディーク・スレイトン
Deke Slayton
スコット・ポーリン
Scott Paulin
クリス・エリス
Chris Ellis
エヴァン・ホルツマン
Evan Holtzman
カイル・チャンドラー
Kyle Chandler
スコット・カーペンター
Scott Carpenter
チャールズ・フランク
Charles Frank
――トラヴィス・スミス
Travis Smith
Chandler Barron
ウォリー・シラー
Wally Schirra
ランス・ヘンリクセン
Lance Henriksen
――グレン・アレン
Glenn Allen
Shawn Eric Jones
ジム・ラヴェル
Jim Lovell
――トム・ハンクス
Tom Hanks
――パブロ・シュレイバー
Pablo Schreiber
フレッド・ヘイズ
Fred Haise
――ビル・パクストン
Bill Paxton
――Kent Wagner
ケン・マッティングレイ
Ken Mattingly
――ゲイリー・シニーズ
Gary Sinise
――Andrew Stahl
ピート・コンラッド
Pete Conrad
――デヴィッド・アンドリュース
David Andrews
――イーサン・エンブリー
Ethan Embry
ジョン・ヤング
John Young
――ベン・マーレイ
Ben Marley
――Choppy Guillotte
ニール・アームストロング
Neil Armstrong
――マーク・ウィーラー
Mark Wheeler
――ライアン・ゴズリング
Ryan Gosling
エド・ホワイト
Ed White
――Steve Ruge――ジェイソン・クラーク
Jason Clarke
若い時は Jonathan Kankolenski
バズ・オルドリン
Buzz Aldrin
――Larry Williams――コリー・ストール
Corey Stoll
ロジャー・チャフィー
Roger Chaffee
――リード・ルディ
Reed Rudy
――コーリー・マイケル・スミス
Cory Michael Smith
フランク・ボーマン
Frank Borman
――John Timothy Botka――George Linkenback
Guenter Wendt――アンドレ・ヒューレス
Endre Hules
――スティーヴ・コールター
Steve Coulter


参照:

『アクアマン』のメラ、『リトル・マーメイド』のアリエル 赤毛のロングヘアとエメラルドグリーン

2019-02-14 12:59:26 | 映画 - 作品

 アメリカで2018年(平成30年)12月21日(金)に公開され、日本でも2019年(平成31年)2月8日(金)から公開中の映画『アクアマン』 Aquaman にヒロインとして登場するメラ (Mera) (演じてるのはアンバー・ハード)が、1989年(昭和64年/平成元年)のディズニーの長編アニメーション映画『リトル・マーメイド/人魚姫』 The Little Mermaid の主人公アリエル (Ariel) に似ていると指摘する人がいる。


 確かに二人とも、赤色の髪にエメラルドグリーン (emerald green) の服や体だ。しかし、メラは原作コミックを忠実に再現しているだけで、アリエルの登場より25年以上も前からこの配色である。

 そこで、アリエル登場以前のメラの画像を幾つか並べてみようと思います。


◆ ◆ ◆


 まず、アクアマンがコミックに初登場したのは、1941年(昭和16年)11月にNational Allied Publications(DCコミックの前身)から出版された『More Fun Comics #73』に掲載された「The Submarine Strikes」。主人公アクアマンと敵対するのは、ナチス・ドイツのUボートの乗組員たち。まだ日本軍の真珠湾攻撃の前月なので、米国は第二次世界大戦に参戦していない状況のはず。


 メラがコミックに初登場したのは、1963年(昭和38年)10月に出版された『Aquaman #11』。この時の表紙にもメラが描かれている。


 1964年(昭和39年)の表紙にメラが描かれてる号を以下にピックアップ。12月の『Aquaman #18』では、アクアマンとメラの結婚式にスーパーマン、バットマン&ロビン、ワンダーウーマンらが出席。






 このあともコミックは続きます。

 そして、1967年(昭和42年)9月~1968年にはCBSの『Superman/Aquaman Hour of Adventure』という60分枠の中でテレビアニメ化されます。全36話あり、その初回のメラの姿が以下の画像。


 このようにクラシックな印象だったメラが、今回の実写映画化で現代的な装いで闘うヒロインとしてスクリーン狭しと活躍します。『リトル・マーメイド』好きもポップコーン片手に映画館で気楽に楽しんでもらえればと思います。


◆ ◆ ◆


 最後に、童話『人魚姫』やアニメ『リトル・マーメイド』の実写映画化の話題を。

 ユニバーサル・ピクチャーズが進める実写映画化は2014年頃から監督・キャストの交渉が報じられてましたが、2016年にクロエ・グレース・モレッツが主役を降板してからは特に進展はなさそう。

 ディズニーも2016年に『リトル・マーメイド』の実写化を発表。2017年12月にはロブ・マーシャルを監督にする意向が発表されましたが、その後どうなったのか。

 その他の会社も人魚姫ものの実写映画を作っており、2018年8月に全米公開された映画は日本でもネットフリックスに『ザ・リトル・マーメイド』の邦題でありますね。



参照:


DCとマーベルのアメコミヒーロー映画まとめ(2017年版)

2017-11-21 12:57:00 | 映画 - 作品

 アメリカの漫画(いわゆる「アメコミ」)のスーパーヒーロー物を原作とした映画シリーズが増えており、クロスオーバーしてヒーローが競演したりなど、詳しくない人にとっては分かりづらくなってきました。そこで、以下の3つのシリーズについて簡単にまとめます。私は専門家じゃないので、あくまで“簡単”にです。


  1. DCコミック
  2. マーベル・コミック

 アメコミの出版社には「DC」(DC Comics)と「マーベル」(Marvel Comics)の二大出版社があります。もちろん、この2社以外にもアメコミを出している出版社があり、そこからも実写化された長編映画が作られてます。しかし、当記事では、とりあえずこの2社について書きます。


★ ★ ☆

 まず、この2社の簡単な歴史を。

【DCコミック】
  • 1934年 設立
  • 1938年 スーパーマン 初登場
  • 1939年 バットマン 初登場
  • 1940年 フラッシュ、グリーン・ランタン 初登場
  • 1941年 ワンダーウーマン、アクアマン 初登場
  • 1960年 ヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」結成
  • 1980年 サイボーグ 初登場

【マーベルコミック】
  • 1939年 設立
  • 1941年 キャプテン・アメリカ 初登場
  • 1961年 ファンタスティック・フォー 初登場
  • 1962年 スパイダーマン、ハルク、ソー 初登場
  • 1963年 X-MEN、ドクター・ストレンジ、アイアンマン 初登場
  •  〃 年 ヒーローチーム「アヴェンジャーズ」結成
  • 1964年 デアデビル 初登場
  • 1969年 ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(初代) 初登場
  • 1974年 ウルヴァリン 初登場
  • 2008年 ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(二代目) 初登場

★ ☆ ★

 DCコミックは、2000年代にもヒーロー達が競演する「ジャスティス・リーグ」の映画化を計画するも頓挫。2013年にスーパーマンをリブートした映画『マン・オブ・スティール』が公開され、この作品と共通の世界を描いた一連のヒーロー映画シリーズが実現されることになる。この世界を「DCエクステンデッド・ユニバース」(DC Extended Universe)と呼び、「DCEU」と略される。

 なお、DCコミックは1969年に映画会社ワーナー・ブラザースの子会社となっており、それ以降のDCコミックの映画化はワーナーが手がけている。





DCEU 映画リスト
No.作品名米国公開年各キャラクターの登場




































 1マン・オブ・スティール
Man of Steel
2013年
 2バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman: Dawn of Justice
2016年
 3スーサイド・スクワッド
Suicide Squad
2016年
 4ワンダーウーマン
Wonder Woman
2017年
 5『ジャスティス・リーグ』
Justice League
2017年
以下は予定作
 6『アクアマン(原題)』
Aquaman
2018年
 7『シャザム!(原題)』
Shazam!
2019年
 8『ワンダーウーマン2(原題)』
Wonder Woman 2
2019年
 9『サイボーグ(原題)』
Cyborg
2020年
10『グリーン・ランタン・コァ(原題)』
Green Lantern Corps
2020年


 なお、DCコミックのスーパーヒーロー物は映画化だけでなくテレビシリーズ化もされてます。2012年から現在も放送中の『ARROW/アロー』を中心に幾つかのテレビシリーズは共通の世界 Arrowverse (アローバース)を舞台にしています。しかし、2014年から現在も放送中の『THE FLASH/フラッシュ』とDCEUの映画では、フラッシュを演じている俳優が異なります。このため、DCEUとアローバースは異なる世界であり、つながる事はなさそうです。


★ ☆ ☆

 DCEUに登場する主なスーパーヒーローを紹介していきます。



名前: スーパーマン
本名: カル=エル(地球ではクラーク・ケント)

説明: クリプトン人。崩壊寸前のクリプトン星から赤ん坊の時に地球に運ばれた。空を高速で飛んだり、力持ちであったり、透視能力などの地球人にはない特殊能力を持つ。クリプトナイトと呼ばれる緑色に光る鉱物に近づくと力を失う。

DCEUでの初登場作: 『マン・オブ・スティール
単独主演作: 『マン・オブ・スティール
演じている俳優: ヘンリー・カヴィル


名前: バットマン
本名: ブルース・ウェイン

説明: ウェイン・エンタープライズ社を率いる億万長者のアメリカ人。幼いときに犯罪者に両親を殺され、犯罪撲滅を誓う。特殊能力はなく、鍛えた肉体と、自身が開発した武器などで戦う。

DCEUでの初登場作: 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
単独主演作: 無し(2017年現在)
演じている俳優: ベン・アフレック


名前: ワンダーウーマン
本名: ダイアナ・オブ・セミスキラ(人間界ではダイアナ・プリンス)

説明: 神々と親交のあったアマゾン族という女性のみの一族のプリンセス。人間界にやって来て活躍している。怪力などの特殊能力を持つ。

DCEUでの初登場作: 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
単独主演作: 『ワンダーウーマン
演じている俳優: ガル・ガドット


名前: フラッシュ
本名: バリー・アレン

説明: 超高速で走る能力を得た人間。

DCEUでの初登場作: 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
単独主演作: 無し(2017年現在)
演じている俳優: エズラ・ミラー


名前: アクアマン
本名: アーサー・カリー

説明: 水陸両棲の海底人。

DCEUでの初登場作: 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
単独主演作: 『アクアマン(原題)』(2018年公開)
演じている俳優: ジェイソン・モモア


名前: サイボーグ
本名: ビクター・ストーン(愛称はヴィク)

説明: 事故に遭いサイボーグとなった。

DCEUでの初登場作: 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
単独主演作: 『サイボーグ(原題)』(2020年公開予定)
演じている俳優: レイ・フィッシャー


☆ ★ ★

 マーベルコミックは、スーパーヒーロー達が競演する「アベンジャーズ」に繋がる共通の世界を描いた一連のヒーロー映画シリーズを2008年からスタート。この世界を「マーベル・シネマティック・ユニバース」(Marvel Cinematic Universe)と呼び、「MCU」と略される。

 また、マーベルは、MCUの映画と共通の世界を描いたテレビシリーズも作っている。

 なお、マーベルはMCUの企画を始める以前に幾つかのコミックの映画化権を映画会社に売ってしまっている。主なものに「スパイダーマン」「X-MEN」「ファンタスティック・フォー」「デアデビル」などがある。このため、これらに登場するキャラクターは、売却先の映画会社の権利が切れるか、売却先の映画会社の許可がなければMCUの映画の中に登場させることができない。



MCU 映画リスト
No.作品名米国公開年各キャラクター等















































































フェーズ1
 1アイアンマン
Iron Man
2008年
 2インクレディブル・ハルク
The Incredible Hulk
2008年
 3アイアンマン2
Iron Man 2
2010年
 4マイティ・ソー
Thor
2011年
 5キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
Captain America: The First Avenger
2011年
 6アベンジャーズ
The Avengers
2012年
フェーズ2



























Dr
















 7アイアンマン3
Iron Man 3
2013年
 8マイティ・ソー/ダーク・ワールド
Thor: The Dark World
2013年
 9キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
Captain America: The Winter Soldier
2014年
10ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
Guardians of the Galaxy
2014年
11アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
Avengers: Age of Ultron
2015年
12アントマン
Ant-Man
2015年
フェーズ3



























Dr
















13 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
Captain America: Civil War
2016年
14 ドクター・ストレンジ
Doctor Strange
2016年
15 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
Guardians of the Galaxy Vol. 2
2017年
16 スパイダーマン:ホームカミング
Spider-Man: Homecoming
2017年
17 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
Thor: Ragnarok
2017年
以下は予定作



























Dr
















18 『ブラックパンサー』
Black Panther
2018年
19 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
Avengers: Infinity War
2018年
20 『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題)』
Ant-Man and the Wasp
2018年
21 『キャプテン・マーベル(原題)』
Captain Marvel
2019年
22 題名未定のアベンジャーズ映画
Untitled Avengers film
2019年
23題名未定のスパイダーマン映画
Untitled Spider-Man sequel
2019年
24『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』
Guardians of the Galaxy Vol. 3
2020年




























Dr


















 

 MCUの世界を舞台にしたテレビシリーズを以下の通り。


MCU テレビシリーズ
No.作品名米国放送年シーズン話数米国放送局
 1エージェント・オブ・シールド
Agents of S.H.I.E.L.D.
2013-14年シーズン122話ABC
2014-15年シーズン222話
2015-16年シーズン322話
2016-17年シーズン422話
2017-18年シーズン522話(予定)
 2エージェント・カーター
Agent Carter
2015年シーズン18話ABC
2016年シーズン210話
 3Marvel デアデビル
Marvel's Daredevil
2015年シーズン113話Netflix
2016年シーズン213話
未定シーズン3撮影中
 4Marvel ジェシカ・ジョーンズ
Marvel's Jessica Jones
2015年シーズン113話Netflix
2018年シーズン2撮影中
 5『Marvel ルーク・ケイジ』
Marvel's Luke Cage
2016年シーズン113話Netflix
2018年シーズン2撮影中
 6『Marvel アイアン・フィスト』
Marvel's Iron Fist
2017年シーズン113話Netflix
未定シーズン2撮影予定
 7『Marvel ザ・ディフェンダーズ』
Marvel's The Defenders
2017年ミニシリーズ8話Netflix
 8『インヒューマンズ(原題)』
Inhumans
2017年シーズン18話ABC
 9『Marvel パニッシャー』
Marvel's The Punisher
2017年シーズン113話Netflix
10『ランナウェイズ(原題)』
Marvel's Runaways
2017-18年シーズン110話(予定)Hulu
11『クローク&ダガー(原題)』
Cloak & Dagger
2018年シーズン110話(予定)Freeform
12『ニュー・ウォーリアーズ(原題)』
New Warriors
2018年シーズン110話(予定)未定


 テレビに関しては、テレビシリーズ『エージェント・オブ・シールド』からのスピンオフで単発の「Marvel's Most Wanted」(2016年/40分)や、1話数分で全6話のウェビソード「Agents of S.H.I.E.L.D.: Slingshot」(2016年)もあります。



 ―― マーベル(MCU、X-MEN)については書いてる途中です。ゴメンナサイ ――




参照:

※最新情報を更新しました。当ブログ2021年6月11日のこちらの記事などをご覧ください。