21年目を迎える「フランス映画祭2013」が、6月21日(金)から6月24日(月)まで有楽町で開催されます。銀座・日比谷の映画街で開催されるのは3年目。ここ数年同じ写真を用いていた映画祭ポスター、チラシのデザインが変わりました。
![第21回フランス映画祭 チラシ表紙 チラシ画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c3/65e1b9715cc31ec61bff48d82183b2cf.jpg)
昨年ほどではないですが、日本での劇場公開が決定済みの作品が多いですね。上映作品のうち公開決定済み作品が占める割合は、2012年、2007年につぐ多さではないでしょうか。作品本数でいうと、2007年、2006年、2012年につぐ多さ。これを有料試写会と嘆くべきか、日本公開されるフランス映画が多くなった(本当にそうか?)と喜ぶべきか……
映画祭を、良い作品なんだけど日本では劇場未公開となりそうな作品(日本で商業的に成功しなさそうな為、配給会社が買わなさそうな作品)を日本語字幕付きでスクリーンで観ることができる数少ない機会、と捉えてる自分としては残念です。
有楽町朝日ホールでの上映では、ホール常設のものとは違うスクリーンが昨年同様に使われるようです。常設のスクリーンは小さく、舞台奥にかかっていて不満だったので、嬉しいです。
ところで、なんで最終日が平日なんでしょうか。不思議です。
◆
6月21日(金)
『In the House(英題)』 Dans la maison ※
『女っ気なし(仮)』 Un monde sans femmes (短編『遭難者(仮)』 Le Naufragé と併映) ※
6月22日(土)
短編特集
『わたしはロランス』 Laurence Anyways ※
『ローラ』 Lola
『テレーズ・デスケルウ』 Thérèse Desqueyroux
6月23日(日)
『森に生きる少年 ~カラスの日~』 Le Jour des Corneilles
『ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~(仮)』 Linhas de Wellington / Les Lignes de Wellington ※
『アナタの子供』 Un enfant de toi
『黒いスーツを着た男』 Trois mondes ※
6月24日(月)
『椿姫ができるまで』 Traviata et nous ※
『母の身終い』 Quelques heures de printemps ※
『Populaire(原題)』 Populaire (劇場公開題『タイピスト!』) ※
『恋のときめき乱気流』 Amour & turbulences
◆
Populaire は日本での劇場公開題が『タイピスト!』に決定していますが、映画祭の告知・チケットの発売開始などに間に合わなかったため、映画祭上映題は『Populaire(原題)』です。その他、日本での劇場公開が決定してる作品には※印を付けておきました。
『ローラ』は1961年の映画で、ジャック・ドゥミ監督のデビュー作です(日本での劇場公開は1992年らしい)。今回はデジタル修復完全版(2012年)での上映。フランス映画祭での旧作上映は初めてではないでしょうか。前年の上映作を再上映したり、関連企画で旧作を上映したことはありましたが。
『椿姫ができるまで』はドキュメンタリーです。フランス映画祭でドキュメンタリーが上映された記憶はないのですが、初めてでしょうか。
◆
あと、2012年は設けられなかった“来日ゲストの団長”制度が復活しました。今年の団長はナタリー・バイ。2001年の「第9回フランス映画祭横浜2001」でも団長を務めました。
また、ナタリー・バイの代表的な出演作の上映も。渋谷にある映画館ユーロスペースと東京日仏学院で、ここ数年行われてるフランス映画祭関連企画が、今年は「ナタリー・バイ特集」です。6月21日(金)~23日(日)の3日間がユーロスペース、6月28日(金)~7月7日(日)の10日間がアンスティチュ・フランセ東京(旧 東京日仏学院、名称が2012年9月1日に変わりました)となります。東京以外の日本のアンスティチュ・フランセにも巡回予定です。
◆
あと、映画祭期間中の6月23日(日)には、日本では劇場未公開のマリオン・コティヤール主演のロマンティック・コメディ『ラブ・イズ・イン・ジ・エアー』 Ma Vie en l'Air が、九段下のイタリア文化会館で上映されます。フランス映画祭2006で上映された作品ですね。今年のEUフィルムデーズのフランス代表に選ばれての上映です。今年のフランス映画祭の『恋のときめき乱気流』から連想したのでしょうか。
◆
以下は、映画祭上映作品のフランス版ポスターの画像です。上映順に並べました。マウスオーバーさせると、題名や監督の名前が出ます。また、クリックするとスチル写真のページなどに飛ぶようにしました。
参照:
フランス映画祭2013 - 公式サイト
・上映作品一覧
・fffj2013_chirashi.pdf - 映画祭チラシ(PDFファイル)
フランス映画祭 | Institut français du Japon - アンスティチュ・フランセ日本(旧 東京日仏学院)
Festival du film français au Japon - 2013 (Japon) - uniFrance Films - ユニフランス(フランス語)
![第21回フランス映画祭 チラシ表紙 チラシ画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/c3/65e1b9715cc31ec61bff48d82183b2cf.jpg)
昨年ほどではないですが、日本での劇場公開が決定済みの作品が多いですね。上映作品のうち公開決定済み作品が占める割合は、2012年、2007年につぐ多さではないでしょうか。作品本数でいうと、2007年、2006年、2012年につぐ多さ。これを有料試写会と嘆くべきか、日本公開されるフランス映画が多くなった(本当にそうか?)と喜ぶべきか……
映画祭を、良い作品なんだけど日本では劇場未公開となりそうな作品(日本で商業的に成功しなさそうな為、配給会社が買わなさそうな作品)を日本語字幕付きでスクリーンで観ることができる数少ない機会、と捉えてる自分としては残念です。
有楽町朝日ホールでの上映では、ホール常設のものとは違うスクリーンが昨年同様に使われるようです。常設のスクリーンは小さく、舞台奥にかかっていて不満だったので、嬉しいです。
ところで、なんで最終日が平日なんでしょうか。不思議です。
『In the House(英題)』 Dans la maison ※
『女っ気なし(仮)』 Un monde sans femmes (短編『遭難者(仮)』 Le Naufragé と併映) ※
6月22日(土)
短編特集
『わたしはロランス』 Laurence Anyways ※
『ローラ』 Lola
『テレーズ・デスケルウ』 Thérèse Desqueyroux
6月23日(日)
『森に生きる少年 ~カラスの日~』 Le Jour des Corneilles
『ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~(仮)』 Linhas de Wellington / Les Lignes de Wellington ※
『アナタの子供』 Un enfant de toi
『黒いスーツを着た男』 Trois mondes ※
6月24日(月)
『椿姫ができるまで』 Traviata et nous ※
『母の身終い』 Quelques heures de printemps ※
『Populaire(原題)』 Populaire (劇場公開題『タイピスト!』) ※
『恋のときめき乱気流』 Amour & turbulences
Populaire は日本での劇場公開題が『タイピスト!』に決定していますが、映画祭の告知・チケットの発売開始などに間に合わなかったため、映画祭上映題は『Populaire(原題)』です。その他、日本での劇場公開が決定してる作品には※印を付けておきました。
『ローラ』は1961年の映画で、ジャック・ドゥミ監督のデビュー作です(日本での劇場公開は1992年らしい)。今回はデジタル修復完全版(2012年)での上映。フランス映画祭での旧作上映は初めてではないでしょうか。前年の上映作を再上映したり、関連企画で旧作を上映したことはありましたが。
『椿姫ができるまで』はドキュメンタリーです。フランス映画祭でドキュメンタリーが上映された記憶はないのですが、初めてでしょうか。
あと、2012年は設けられなかった“来日ゲストの団長”制度が復活しました。今年の団長はナタリー・バイ。2001年の「第9回フランス映画祭横浜2001」でも団長を務めました。
また、ナタリー・バイの代表的な出演作の上映も。渋谷にある映画館ユーロスペースと東京日仏学院で、ここ数年行われてるフランス映画祭関連企画が、今年は「ナタリー・バイ特集」です。6月21日(金)~23日(日)の3日間がユーロスペース、6月28日(金)~7月7日(日)の10日間がアンスティチュ・フランセ東京(旧 東京日仏学院、名称が2012年9月1日に変わりました)となります。東京以外の日本のアンスティチュ・フランセにも巡回予定です。
あと、映画祭期間中の6月23日(日)には、日本では劇場未公開のマリオン・コティヤール主演のロマンティック・コメディ『ラブ・イズ・イン・ジ・エアー』 Ma Vie en l'Air が、九段下のイタリア文化会館で上映されます。フランス映画祭2006で上映された作品ですね。今年のEUフィルムデーズのフランス代表に選ばれての上映です。今年のフランス映画祭の『恋のときめき乱気流』から連想したのでしょうか。
以下は、映画祭上映作品のフランス版ポスターの画像です。上映順に並べました。マウスオーバーさせると、題名や監督の名前が出ます。また、クリックするとスチル写真のページなどに飛ぶようにしました。
![『In the House(英題)』 Dans la maison (監督:フランソワ・オゾン François Ozon) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/7f/838ce8d2b6a232a1d828009f776a1cbd.jpg)
![『女っ気なし(仮)』 Un monde sans femmes (監督:ギヨーム・ブラック Guillaume Brac) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/17/c34ca4ebbaa71d758f37b2ecc3d665b6.jpg)
![『わたしはロランス』 Laurence Anyways (監督:グザヴィエ・ドラン Xavier Dolan) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e7/5dc3567ef583f2ac2b4019d4b5415cc6.jpg)
![『ローラ』 Lola (監督:ジャック・ドゥミ Jacques Demy) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/5a/2f809177a31b4c4fa47e1dc01e561f8c.jpg)
![『テレーズ・デスケルウ』 Thérèse Desqueyroux (監督:クロード・ミレール Claude Miller) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/f1/870fa2e5d6b757ef46e1b9fb0196c01d.jpg)
![『テレーズ・デスケルウ』 Thérèse Desqueyroux (監督:クロード・ミレール Claude Miller) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e9/6e001c8d0cfbcb3dee36982c40e3916e.jpg)
![『森に生きる少年 ~カラスの日~』 Le Jour des Corneilles (監督:ジャン=クリストフ・デッサン Jean-Christophe Dessaint) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/b3/d9a4a302c8726f513e9d128d452f53ba.jpg)
![『ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~(仮)』 Linhas de Wellington / Les Lignes de Wellington (監督:ラウル・ルイス Raoul Ruiz, バレリア・サルミエント Valeria Sarmiento) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/45/6937efcd65c3358f74c8d74da0bd6c9b.jpg)
![『アナタの子供』 Un enfant de toi (監督:ジャック・ドワイヨン Jacques Doillon) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/d5/3e6ce13553bd1b2589f20ed2699ba458.jpg)
![『黒いスーツを着た男』 Trois mondes (監督:カトリーヌ・コルシニ Catherine Corsini) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d8/a0ea368c71b38b44339c567afbc2fbf8.jpg)
![『黒いスーツを着た男』 Trois mondes (監督:カトリーヌ・コルシニ Catherine Corsini) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/8a/dc7427a2a1315077aa1d55a3f86a82da.jpg)
![『椿姫ができるまで』 Traviata et nous (監督:フィリップ・ベジア Philippe Béziat) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/03/820135911fe6efb17771d94af6633d6b.jpg)
![『母の身終い』 Quelques heures de printemps (監督:ステファヌ・ブリゼ Stéphane Brizé) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/25/ff4fdf1a04c228a118efd47fe500b767.jpg)
![『タイピスト!』(上映題は『Populaire(原題)』) Populaire (監督:レジス・ロワンサル Regis Roinsard) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/2a/b4145b5d40c755dd4718e76f5316d454.jpg)
![『タイピスト!』(上映題は『Populaire(原題)』) Populaire (監督:レジス・ロワンサル Regis Roinsard) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/89/3188ecb843601f1a0eb72b92b201914d.jpg)
![『恋のときめき乱気流』 Amour & turbulences (監督:アレクサンドル・カスタネッティ Alexandre Castagnetti) ポスター画像](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/16/1d51b2873adfad4301fbc729717a266c.jpg)
参照:
フランス映画祭2013 - 公式サイト
・上映作品一覧
・fffj2013_chirashi.pdf - 映画祭チラシ(PDFファイル)
フランス映画祭 | Institut français du Japon - アンスティチュ・フランセ日本(旧 東京日仏学院)
Festival du film français au Japon - 2013 (Japon) - uniFrance Films - ユニフランス(フランス語)