Situation Normal

忘れないように……

2009年8月28日(金)、8月29日(土)公開

2009-08-26 12:09:33 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

8月28日(金)公開
  • ディズニーネイチャー フラミンゴに隠された地球の秘密 "The Crimson Wing: Mystery of the Flamingos"(米) - TOHOシネマズ六本木ヒルズ walkerplus 吹替

8月29日(土)公開
  • GOOD BAD WEIRD グッド・バッド・ウィアード "좋은 놈, 나쁜 놈, 이상한 놈 / The Good, the Bad, the Weird"(韓) - 日比谷シャンテ シネ、新宿バルト9 walkerplus
  • 九月に降る風 "九降風 / Winds of September"(台・香) - 渋谷ユーロスペース、シネマート新宿 walkerplus
  • 女の子ものがたり(日) - シネカノン有楽町2丁目、渋谷シネクイント walkerplus
  • マーターズ "Martyrs"(仏・カナダ) - シアターN渋谷
  • クリーン "Clean"(仏・英・カナダ) - 渋谷シアター・イメージフォーラム walkerplus
  • ゴー・ファースト 潜入捜査官 "Go Fast"(仏) - 新宿バルト9 walkerplus

他に気になる公開作は『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ』 "Patti Smith: Dream of Life"(米) walkerplus、『猿田彦土中神社』(日) など。『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』(日) walkerplus も公開される。

今週は珍しくフランス映画が3本も公開されます。『マーターズ』は、フランス映画祭2009でも上映されたホラー映画(参照)。

『クリーン』は、オリヴィエ・アサイヤス監督作。2004年に第57回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映され、主演のマギー・チャンが女優賞を受賞した。

『ゴー・ファースト 潜入捜査官』は、ヨーロッパ・コープのアクション映画。ヨーロッパ・コープにしては珍しく脚本にリュック・ベッソンが関わっていない。フランスでは週末(水~日曜)興行成績で初登場2位を記録した。


2009年8月28日(金)、29日(土)公開映画 miniparaallcinema

2009年8月21日(金)、8月22日(土)公開

2009-08-20 12:15:55 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

8月21日(金)公開
  • 宇宙(そら)へ。 "Rocket Men"(英) - 新宿武蔵野館、TOHOシネマズ六本木 walkerplus 吹替

8月22日(土)公開
  • 96時間 "Taken"(仏) - TOHOシネマズ有楽座他 walkerplus
  • ホッタラケの島 遥と魔法の鏡(日) - 東宝系、ヒューマントラストシネマ渋谷 他 walkerplus
  • センコロール(日) - 池袋テアトルダイヤ
  • 30デイズ・ナイト "30 Days of Night"(米) - 新宿ミラノ、有楽町スバル座 walkerplus

8月20日(木)~8月23日(日)
  • 第17回キンダー・フィルム・フェスティバル 調布会場 - 公式サイト 於:調布市文化会館たづくり

8月22日(土)~8月30日(日)

他に気になる映画は『里山』(日) walkerplus、『昭和八十四年 1億3千万分の1の覚え書き』(日) walkerplus、『Blue Symphony ジャック・マイヨールの愛した海』 "Blue Symphony"(日)『ぼくはうみがみたくなりました』(日) walkerplus、『ちゃんと伝える』(日) walkerplus、『陰獣』 "Inju, la bête dans l'ombre"(仏) walkerplus、『ブラック・ウォーター』 "Black Water"(豪) walkerplus、『ノーボーイズ、ノークライ』(日・韓) walkerplus、『ぼくとママの黄色い自転車』(日) walkerplus など。

『96時間』は、リーアム・ニーソン主演のサスペンス・アクション。撮影監督出身のピエール・モレルの監督第2作。初監督作『バンリュー13』 Banlieue 13 (2004) (劇場公開題はなぜか『アルティメット』)が個人的に大好きなので、今作も期待大です。

『陰獣』は、江戸川乱歩の同名小説の映画化。主演はなぜかブノワ・マジメルで、他のキャストは日本人というフランス映画。

あと、新宿駅南口にある映画館テアトルタイムズスクエアが8月30日(日)をもって閉館してしまいます。このため、「テアトルタイムズスクエア クロージング特集上映」が行われます。

高島屋新宿店が入ったビル、タカシマヤタイムズスクエアがオープンしたのが1996年10月。当初は東京IMAXシアターが入っていましたが2001年に閉館。そこへ2002年4月に開館したのがテアトル系列の映画館、テアトルタイムズスクエアでした。

最前列から最後列まで十二分にある傾斜で観やすい映画館でした。公開規模からミニシアターと呼ばれる映画館に入りますが、元IMAXシアターだけあってスクリーンが大きくて良かったですね。この立派なハコが今後どうなってしまうのか気がかりです。映画館として復活することを願っています。


2009年8月21日(金)、22日(土)公開映画 minipara

【追記】
以下のリンクに、閉館するテアトルタイムズスクエアの支配人の声などが載ってました。

ただ閉館理由に“単館”が挙げられていますが、それより複数のミニシアターで同じ作品をかけるようになった現状が問題なのでは。パイの取り合いにしかなっておらず、映画館側には客数減少となってるように思います。

これは5年くらい前から始まり、現在では都内で1館のみで上映する作品のほうが少なくなってしまいました。

“大きなミニシアター”テアトルタイムズスクエアが終焉! - MovieWalker

8/16 「This Film Is Not Yet Rated」 後半

2009-08-14 12:05:21 | 映画 - その他
2009年8月16日(日)の『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』(TOKYO MX 日曜夜11時~)では This Film Is Not Yet Rated (2006) の後半が放送されます。この映画は、アメリカでの年齢による映画館への入場規制(レイティング)の問題点などを描いたドキュメンタリー。

8月9日に放送された前半では、NC-17指定(かつてのX指定)になった映画について描かれてました。NC-17とは、No children under 17 のことで「17歳以下は入場禁止」です。1990年までの「X指定」(成人指定)という区分にあたります。

どういった映画がNC-17指定(X指定)になっているか書こうと思ったのですが、時間がないので以下のリンクを載せるのみとします。ちなみに、レイティングについてなどは先週の記事に書いたので、そちらを参考にしてください。

8月16日放送の後半では、アメリカでのレイティングを決めているMPAA(Motion Picture Association of America、アメリカ映画協会)の本部へ乗り込んでいくようです。楽しみですね。

北米盤DVDジャケット画像MPAAのロゴ


シネマート六本木、早々とキャンペーン終了

2009-08-13 12:58:42 | 映画館
ポスター画像 ポスター画像


8月1日(土)公開の映画『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』 Death at a Funeral (2007) walkerplus IMDb の広告が、7月31日(金)の朝日新聞夕刊に出ていた(画像)。

この広告の下半分は“500円鑑賞券”になっっていて、「シネマート六本木の『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』ご鑑賞のみに有効」「全ての家族のために8/1~8/14の2週間、鑑賞料500円キャンペーン実施決定!」「本件1枚につき2名様まで有効」「どなた様もお1人様500円でご鑑賞いただけます」と書かれている(他の媒体にも同様の500円鑑賞券付き広告を出していたようです(画像)。

フランク・オズ監督作品だし、IMDb (The Internet Movie Database) のユーザー票も2万票以上も入って平均7.3点(参照)と高評価なので楽しみにしていた。ところが、シネマート六本木のウェブサイトをのぞいてみると……

8月1日(土)より一部広告媒体で実施させていただきました「500円鑑賞キャンペーン」ですが、当初の予定を遥かに上回る反響を頂いておりますため、誠に勝手ながら8月4日(火)をもって終了とさせていただきました。

8月5日(水)以降にご来場のお客様は一般料金でのご鑑賞となります。ご了承くださいませ。
たくさんのお客様にご参加いただき、誠にありがとうございました。

当日料金(税込):一般 1,800円/大・高 1,500円/小中シニア 1,000円
サービスデー:月曜男性・水曜女性・木曜会員・毎月1日 1,000円(税込)

Cinem@rt- シネマート六本木 | 上映作品 | ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
(同様の告知がCinem@rt- シネマート六本木 | トピックス | 『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』500円鑑賞キャンペーン終了のお知らせにも)


14日間の予定だった「500円鑑賞キャンペーン」が、なんと4日目の8月4日(火)で終了してしまっていた。知らずに足を運んだ人も多かったのでは。

たしかに“500円鑑賞券”には「キャンペーンは予告なく終了する場合がございます。ご了承くださいませ」とは書いてあるものの、4日間で終了はないんじゃないのだろうか。

思い切ったキャンペーンだと思っていただけに大変がっくりです。この映画の日本での提供・配給・宣伝を担当していたのは株式会社プレシディオ(公式サイト)。予測が甘すぎたのではないだろうか。

ここから言えることは、ミニシアターの観客数は大幅な減少傾向にあるが、500円なら客はつめかけるということだ。ちなみに、アメリカでは観客動員の減少に対して、減収をカバーするため映画料金の値上げが行われた。具体的には、2002年に5.81ドルだった平均価格が、2008年には7.18ドルになった(参照MPAAの報告 4ページ目を参照)。しかしこれは、値上げがさらなる観客減を招いているようにも思える。

日本のミニシアターや配給会社には、映画料金を今より少し下げることを検討して欲しいです(追記:具体的には前売券1000~1300円、当日一般1300~1500円ぐらいが希望。「前売1500円で水曜1000円均一」よりそっちのほうがありがたい)。

映画「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」公式サイト



【追記】
同時期に、先着1000名が500円で鑑賞できるキャンペーンが行われていたようです。このため映画館窓口で混乱が生じたんでしょうね(8月5日以降に色々あったのかお詫びとお知らせというのが出ています)。

もしかしたら、新聞広告の500円鑑賞券も先着1000名キャンペーンだったのに、「先着1000名」と入れるのを忘れてたのかもしれません。でも、「キャンペーンは予告なく終了する場合がございます。ご了承くださいませ」と書いてるから、先着1000名のわけがないか……

キャンペーン | 映画「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」公式サイト

2009年8月12日(水)、15日(土)公開

2009-08-11 12:05:23 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

8月12日(水)公開
  • ナイト ミュージアム2 "Night at the Museum: Battle of the Smithsonian"(米) - TOHOシネマズ日劇、渋東シネタワー、新宿アカデミー他 walkerplus(字幕) 〃(吹替)

8月15日(土)公開
  • トランスポーター3 アンリミテッド "Transporter 3"(仏) - 丸の内TOEI2、池袋シネマロサ、新宿バルト9 walkerplus
  • キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語 "Cadillac Records"(米) - 恵比寿ガーデンシネマ walkerplus

8月15日(土)~8月16日(日)


『ナイト ミュージアム2』は夜の博物館を舞台にしたコメディ・アドベンチャーの2作目。今度はスミソニアン博物館が舞台となっている。新たに登場する歴史上の人物で、日本では知られてなさそうなのは、アメリア・イヤハート(女性初の大西洋単独横断飛行をした女性飛行士)、カスター将軍(アメリカ・インディアンとの戦争で有名なアメリカ陸軍中佐)、アッティラ(フン族の王)などか。

『キャデラック・レコード』は、シカゴのチェス・レコードを描いたミュージカル伝記映画。マディ・ウォーターズやチャック・ベリーなどが登場する。

「はまっ子映画祭2009」は、第17回キンダー・フィルム・フェスティバルと同じ作品が上映されたり、ワークショップが行われる。


2009年8月12日(水)、15日(土)公開映画 minipara

2009年8月7日(金)、8日(土)公開

2009-08-06 10:00:00 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

8月7日(金)公開

8月8日(土)公開
  • 南極料理人(日) - テアトル新宿銀座テアトルシネマ、ヒューマントラストシネマ渋谷 walkerplus
  • 3時10分、決断のとき "3:10 to Yuma"(米) - 新宿ピカデリー walkerplus
  • 縞模様のパジャマの少年 "The Boy in the Striped Pyjamas"(英・米) - 角川シネマ新宿 walkerplus
  • ココ・シャネル "Coco Chanel"(米・伊・仏) - 渋谷Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館、日比谷シャンテ シネ walkerplus
  • HACHI 約束の犬 "Hachiko: A Dog's Story"(米) - 丸の内ピカデリー、渋谷シネパレス、渋谷東急他 walkerplus(字幕) 〃(吹替)

8月9日(日)~8月12日(水)
  • 第17回キンダー・フィルム・フェスティバル 青山会場 - 公式サイト 於:青山円形劇場・子供の城

他の公開作で気になるのは『花と兵隊』(日) walkerplus、『南京 引き裂かれた記憶』(日)、『未来の食卓』 "Nos enfants nous accuseront"(仏) walkerplus など。


『G.I.ジョー』は、1964年に発売された兵隊人形のG.I.ジョーの実写映画化。1982年~1994年に出たシリーズ G.I. Joe: A Real American Hero が元となっている。これがマーベル・コミックによって漫画化され、さらにアニメ化されて1985年~1986年のテレビアニメ・シリーズ『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』 G.I. Joe: A Real American Hero と1987年のアニメ映画 G.I. Joe: The Movie になっている。今回はそれを実写映画化しているようです。

『南極料理人』は、南極観測隊でコックをした西村淳のエッセイ『面白南極料理人』(新潮文庫)が原作。西村淳は料理人として、第30次隊(1988年度)の昭和基地での越冬隊と、第38次隊(1996年度)のドームふじ観測拠点(標高3800m)での越冬隊とに参加した。元はウェブ上で連載していたもので、現在も『西村淳のアドベンチャークッキング』『〃2』で読むことができる。

『3時10分、決断のとき』は、エルモア・レナードの短編小説の再映画化。以前の映画化は『決断の3時10分』 3:10 to Yuma (1957) である。今回はラッセル・クロウとクリスチャン・ベールが主演。

『ココ・シャネル』は、フランスのファッションブランド“シャネル”を一代で築いたココ・シャネルの人生を描く。昨年生誕125周年だったためか、他にも9月18日公開の『ココ・アヴァン・シャネル』 Coco avant Chanel や、2010年1月公開予定の『シャネル&ストラヴィンスキー』 Coco Chanel & Igor Stravinsky があります。

『HACHI 約束の犬』は、忠犬ハチ公を題材にした日本映画『ハチ公物語』(1987年)のリメイク。原題もなんと「Hachiko(ハチ公)」となっている。アメリカでは12月18日に公開予定。


2009年8月7日(金)、8日(土)公開映画 minipara

アメリカでの映画鑑賞に対する年齢制限を描いたドキュメンタリー

2009-08-03 16:59:18 | 映画 - その他
2009年8月9日(日)の『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』(TOKYO MX 日曜夜11時~)では This Film Is Not Yet Rated (2006) が放送されます。この映画は、アメリカでの年齢による映画館への入場規制(レイティング)の問題点などを描いたドキュメンタリー。気になりますね。

ちなみに、アメリカでのレイティングはMPAA(Motion Picture Association of America、アメリカ映画協会)によって決められてます。ハリウッド映画のエンド・ロールでMPAAのマークを目にした人も多いと思います。This Film Is Not Yet Rated では、このMPAAがターゲットとなります。

MPAAのロゴ


MPAAの公式サイトにある「Find the Rating of a Film」という検索ボックスから作品名を入力して調べると、その作品のレイティングとその理由が表示されます。例えば『ボルト』 Bolt (2008) はPG指定で、理由は「some mild action and peril」(軽いアクションと危険なシーンがあるため)となってます。

こういった指定が果たして妥当なのか、どうやって決めているのか、誰が決めているのか、といった点を This Film Is Not Yet Rated では切り込んでいくようです。

なお、MPAAを構成している映画会社は現在以下の6社。
  • ディズニー Walt Disney Motion Pictures Group (The Walt Disney Company)
  • コロンビア Columbia Pictures (Sony Corporation)
  • パラマウント Paramount Pictures (Viacom)
  • 20世紀フォックス 20th Century Fox (News Corporation)
  • ユニバーサル Universal Studios (NBC Universal)
  • ワーナー・ブラザーズ Warner Bros. (Time Warner)

あと、MPAAの下部組織で米国外を担当するMPA (Motion Picture Association) というものがあります。アメリカ映画の海賊版規制などを行っており、日本でも日本国際映画著作権協会 (JIMCA) とともに海賊版撲滅キャンペーンをやってます。

2005年頃からMPAAを構成している映画会社の作品の本編前に必ず付けられていた「海賊版撲滅キャンペーン」のトレーラーは、家族連れなどから不評でした。2007年に「映画の盗撮の防止に関する法律」ができて、今では「映画館に行こう!」実行委員会による「NO MORE 映画泥棒」トレーラーに取って代わられましたが。


ちなみに、日本での映画のレイティングは、映画倫理委員会(映倫)が決めていますね。1998年から区分が細かくなってしまいました(現在はG、PG12、R15+、R18+の四区分)。規制がかかると、規制対象となった年齢の客が大幅に減る(もしくはゼロになる)ため、興行成績が悪くなります。

最近では、年齢制限を受けないように一部のシーンをカットしたものを日本で公開する作品も出てきており、オリジナルのまま観たい映画ファンにとっては大変遺憾です。

【参照リンク】
This Film Is Not Yet Rated - More Video - IFC.com - 公式サイト
YouTube - THIS FILM IS NOT YET RATED- Trailer - 予告編
This Film Is Not Yet Rated (2006) - The Internet Movie Database (IMDb)

松嶋×町山 未公開映画を観るTV - 番組公式サイト
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

Motion Picture Association of America - MPAA公式サイト
日本国際映画著作権協会 / JIMCA
 MPA / MPAA について - JIMCAサイト内
映画倫理委員会(映倫)
映画館に行こう!

映画のレイティングシステム - Wikipedia - ウィキペディア
Motion Picture Association of America film rating system - Wikipedia
This Film Is Not Yet Rated - Wikipedia