Situation Normal

忘れないように……

第44回セザール賞のノミネート作品 (授賞式:2019年2月22日)

2019-02-20 12:15:50 | 映画 - ベスト

 2018年公開の映画を対象とした第44回セザール賞にノミネートされた長編映画をまとめてみました(アニメーション、ドキュメンタリー、外国映画は除きます)。俳優部門のノミネートは、名前に★印を付けました(有望若手賞は☆印に)。

 セザール賞は、フランスの映画芸術技術アカデミーが授与する賞で、フランスのアカデミー賞にあたります。このアカデミーの会員数は2018年時点で4681人。ちなみに、アメリカのアカデミー賞を決める映画芸術科学アカデミーの会員数は2017年時点で6687人です。

 セザール賞の主なスケジュールは、以下の通りです。

  • ノミネート投票: 2019年1月2日(水)~1月18日(金)(ネット投票は1月22日(火)まで)
  • ノミネート発表: 2019年1月23日(水)

  • 本選投票: 2019年2月1日(金)~2月19日(火)
  • 本選発表(授賞式) : 2019年2月22日(金)

 なお、ストーリーについては詳しくは調べてません。事前情報をなるべく入れずに自分が鑑賞したいためです。大半の映画はまだ観てないため、以下に書いたあらすじに間違いが多々あるかと思いますが、あしからず。




原題: « Le Grand Bain »
英語題: "Sink or Swim"
邦題: 『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』
日本公開: 2019年7月12日(金)

ジャンル: コメディ、ドラマ
ノミネート: 10部門(作品・監督・助演男優×2・助演女優×2・脚本・撮影・音響・編集)

監督: ジル・ルルーシュ (『ナルコ』、オムニバス『プレイヤー』の1編)

主な出演者:
 マチュー・アマルリック、ギヨーム・カネ、ブノワ・ポールヴールド、ジャン=ユーグ・アングラード 、ヴィルジニー・エフィラ 、レイラ・ベクティ 、フィリップ・カトリーヌ

あらすじ等:
 市営プールのサークルで、7人の中年男性がシンクロナイズド・スイミング(アーティスティック・スイミング)に挑む。



原題: « Jusqu'à la Garde »
英語題: "Custody"
邦題: 『ジュリアン』
映画祭題: 「CUSTODY/カストディ(英語題)」
日本公開: 2019年1月25日(金)

ジャンル: スリラー、ドラマ
ノミネート: 10部門(作品・監督・主演男優・主演女優・有望若手男優・脚本・第1回監督作品・撮影・音響・編集)

監督: グザヴィエ・ルグラン (短編『すべてを失う前に』)

主な出演者:
 ドゥニ・メノーシェ 、レア・ドリュッケール 、トマ・ジオリア

あらすじ等:
 少年ジュリアンは、離婚した母ミリアムに引き取られるが、父アントワーヌとも定期的に面会するよう裁定が下される。アントワーヌはミリアムの住所を知りたがるが、ジュリアンは母から口止めされている。



原題: « En liberté ! »
英語題: "The Trouble with You"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: コメディ
ノミネート: 9部門(作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優・脚本・音楽・編集)

監督: ピエール・サルヴァドーリ (『めぐり逢ったが運のつき』、『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』)

主な出演者:
 アデル・エネル 、ピオ・マルマイ 、ダミアン・ボナール 、オドレイ・トトゥ

あらすじ等:
 若い女刑事イヴォンヌは、亡き夫が悪徳刑事だったと知り、彼の不正で迷惑をこうむった人々に会いに行く。



原題: « Les Frères Sisters »
英語題: "The Sisters Brothers"
邦題: 『ゴールデン・リバー』
日本公開: 2019年7月5日(金)

ジャンル: 西部劇、アドベンチャー
台詞: 英語
ノミネート: 9部門(作品・監督・脚色・音楽・撮影・音響・編集・美術・衣装)

監督: ジャック・オーディアール (『預言者』、『リード・マイ・リップス』)

原作: パトリック・デウィット『シスターズ・ブラザーズ』 (2011年)

主な出演者:
 ジョン・C・ライリー、ホアキン・フェニックス、ジェイク・ギレンホール

あらすじ等:
 ゴールド・ラッシュに沸くアメリカ。凄腕の殺し屋として知られるシスターズ兄弟は、ある山師を消しにカリフォルニアへと向かうが……。



原題: « La Douleur »
英語題: "Memoir of Pain" / "Memoir of War"
邦題: 『あなたはまだ帰ってこない』
映画祭題: 「Memoir Of Pain/メモワール・オブ・ペイン(英語題)」
日本公開: 2019年2月22日(金)

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 8部門(作品・監督・主演女優・脚色・撮影・音響・美術・衣装)

監督: エマニュエル・フィンケル (『正しい人間』)

原作: マルグリット・デュラス『苦悩』 La Douleur (1985年)

主な出演者:
 メラニー・ティエリー 、ブノワ・マジメル、バンジャマン・ビオレ

あらすじ等:
 1944年、ナチス占領下のパリ。小説家マルグリットは、ゲシュタポに連行された夫ロベールの消息を知ろうと奔走するが……。



原題: « Pupille »
英語題: "In Safe Hands"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 7部門(作品・監督・主演男優・主演女優×2・脚本・音楽)

監督: Jeanne Herry ( "Elle l'adore" )

主な出演者:
 サンドリーヌ・キベルラン 、ジル・ルルーシュ 、エロディ・ブシェーズ

あらすじ等:
 事情があって養子縁組に出された赤ん坊の養父母を決めるまでを描く。



原題: « Guy »
英語題: 未定
邦題: 未定
映画祭題: 「Guy」
日本公開: 未定

ジャンル: コメディ、ドラマ
ノミネート: 6部門(作品・監督・主演男優・脚本・音楽・音響)

監督: アレックス・ルッツ ( "Le talent de mes amis" )

主な出演者:
 アレックス・ルッツ 、トム・ディングラー、パスカル・アルビロ

あらすじ等:
 ジャーナリストのゴティエは、自分の父親が1960年代から90年代にかけて活躍した歌手ギィ・ジャメかもしれないと知り、彼の密着ドキュメンタリーを撮ることにする。



原題: « Mademoiselle de Joncquières »
英語題: "The Art of Seduction"
邦題: 『令嬢ジョンキエール -愛と復讐の果てに-』
日本公開: Netflixで2019年3月8日(土)より配信予定

ジャンル: ドラマ、ロマンス
ノミネート: 6部門(主演男優・主演女優・脚色・撮影・美術・衣装)

監督: エマニュエル・ムレ (『チェンジ・オブ・アドレス』、『キッスをよろしく』)

原作: ドゥニ・ディドロ『運命論者ジャックとその主人』 "Jacques le Fataliste et son maître" (1796年)

主な出演者:
 セシル・ドゥ・フランス 、エドゥアール・ベール 、アリス・イザーズ

あらすじ等:
 18世紀のフランス。隠居した未亡人が恋人に振られた腹いせに、若い女を彼に近づけて……。



原題: « Les Chatouilles »
英語題: "Little Tickles"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 5部門(助演男優・助演女優・脚色・第1回監督作品・編集)

監督: Andréa Bescond (初監督)、Eric Métayer (初監督)

原作: 戯曲 "Les Chatouilles ou la Danse de la colère"

主な出演者:
 Andréa Bescond、カリン・ヴィアール 、クロヴィス・コルニアック

あらすじ等:
 幼少期の性的虐待で心に傷を負った女性の成長を描く。



原題: « Un Amour impossible »
英語題: "An Impossible Love"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 4部門(主演女優・有望若手女優・脚色・音楽)

監督: カトリーヌ・コルシニ (『黒いスーツを着た男』、『彼女たちの時間』)

原作: Christine Angot "Un Amour impossible" (2015年)

主な出演者:
 ヴィルジニー・エフィラ 、ニールス・シュネデール、Jehnny Beth

あらすじ等:
 1950年代のフランス中部、若くて美人のラシェルは地元にやってきたピエールと恋に落ちる。自伝的小説で知られる女性小説家の両親の出会いを描く。



原題: « Shéhérazade »
英語題: 未定
邦題: 未定
特集上映題: 「シェエラザード」
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 3部門(有望若手男優・有望若手女優・第1回監督作品)

監督: ジャン=ベルナール・マルラン (短編『逃亡』)

主な出演者:
  Dylan Robert 、Kenza Fortas 、Idir Azougli

あらすじ等:
 マルセイユの街で出会った、刑務所から出所したばかりの17歳のザッカリーと、売春で生計を立てるシェエラザードが出会って惹かれ合う。



原題: « Amanda »
英語題: 未定
邦題: 『アマンダと僕』
映画祭題: 「アマンダ(原題)」
日本公開: 2019年6月22日(土)

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 2部門(主演男優・音楽)

監督: ミカエル・アース (『サマー・フィーリング』(別題『この夏の感じ』)、『25歳の夏休み』)

主な出演者:
 ヴァンサン・ラコスト 、イゾール・ミュルトリエ、ステイシー・マーティン

あらすじ等:
 パリで便利屋業をしている24歳のダヴィッドは、7歳の姪っ子アマンダの世話をすることになる。



原題: « L'Empereur de Paris »
英語題: "The Emperor of Paris"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: 歴史、犯罪
ノミネート: 2部門(美術・衣装)

監督: ジャン=フランソワ・リシェ (『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男』、『アサルト13 要塞警察』)

主な出演者:
 ヴァンサン・カッセル、フレイア・メイヴァー、ドゥニ・メノーシェ

あらすじ等:
 1805年、ナポレオン統治下のフランス。実在した犯罪者フランソワ・ヴィドックを主人公とした物語。



原題: « Le Monde est à toi »
英語題: "The World Is Yours"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: アクション、コメディ
ノミネート: 2部門(助演女優・有望若手男優)

監督: ロマン・ガヴラス ( "Notre jour viendra" )

主な出演者:
 カリム・ルクルー 、イザベル・アジャーニ 、ヴァンサン・カッセル

あらすじ等:
 しがない麻薬の売人フランソワは、この世界で成り上がるのを夢見ていたが、フランソワが貯めていた全財産を母ダニーが使い込んでしまい……。



原題: « Nos batailles »
英語題: "Our Struggles"
邦題: 『パパは奮闘中!』
日本公開: 2019年4月27日(土)

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 2部門(主演男優・外国映画)

監督: ギヨーム・セネズ ("Keeper"、短編『血のつながり』)

主な出演者:
 ロマン・デュリス 、ロール・カラミー、レティシア・ドッシュ

あらすじ等:
 仕事と育児に奮闘する父親を描く。



原題: « Un Peuple et son roi »
英語題: "One Nation, One King"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ、歴史
ノミネート: 2部門(美術・衣装)

監督: ピエール・ショレール (『ベルサイユの子』、『大臣と影の男』)

主な出演者:
 ギャスパー・ウリエル、アデル・エネル、オリヴィエ・グルメ

あらすじ等:
 フランス革命が始まる1789年、平民(聖職者や貴族とは異なる第三身分)による国民議会が始まった。




以下は、1部門のみノミネートの作品(アニメーション、ドキュメンタリー、外国映画は除きます)。



原題: « Plaire, aimer et courir vite »
英語題: "Sorry Angel"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: コメディ、ドラマ
ノミネート: 1部門(助演男優)

監督: クリストフ・オノレ (『愛のあしあと』、『ジョルジュ・バタイユ ママン』)

主な出演者:
 ヴァンサン・ラコスト、ピエール・ドゥラドンシャン、ドゥニ・ポダリデス

あらすじ等:
 1990年、レンヌに住む20歳の大学生アルチュールは、パリに住む35歳の小説家ジャックと出会って恋に落ちるが……。



原題: « L'Amour flou »
英語題: 未定
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: コメディ
ノミネート: 1部門(第1回監督作品)

監督: ロマーヌ・ボーランジェ (短編 "Ti tengu caru" )、フィリッペ・レボット (初監督)

主な出演者:
 ロマーヌ・ボーランジェ、フィリッペ・レボット、Rose Rebbot-Bohringer

あらすじ等:
 ロマーヌとフィリッペは一緒に暮らして10年、子供も2人いるが、2人の間にはかつての愛情はなくなっている。そこで、家庭内別居できる物件を探して引っ越すが……。自伝的内容を二人で監督・脚本・主演している。



原題: « L'Apparition »
英語題: "The Apparition"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 1部門(有望若手女優)

監督: グザヴィエ・ジャノリ (『偉大なるマルグリット』、『情痴 アヴァンチュール』)

主な出演者:
 ヴァンサン・ランドン、Galatea Bellugi 、パトリック・ダスンサオ

あらすじ等:
 ジャーナリストのジャックは、南フランスの田舎で聖母マリアの出現を見たと言う18歳の娘を取材することになる。



原題: « L'Homme Fidèle »
英語題: "A Faithful Man"
邦題: 未定
映画祭題: 「ある誠実な男」
日本公開: 未定

ジャンル: 恋愛、コメディ
ノミネート: 1部門(有望若手女優)

監督: ルイ・ガレル (『ふたりの友人』、短編『小さな仕立屋』)

主な出演者:
 レティシア・カスタ、ルイ・ガレル、リリー=ローズ・デップ

あらすじ等:
 ジャーナリストの青年アベルは、同棲してる恋人マリアンヌと分かれるが……。



原題: « Mektoub My Love : Canto Uno »
英語題: "Destiny, My Love: First Song"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ、恋愛
ノミネート: 1部門(有望若手女優)

監督: アブデラティフ・ケシシュ (『アデル、ブルーは熱い色』、『クスクス粒の秘密』)

原作: フランソワ・ベゴドー "La Blessure, la vraie" (2011年)

主な出演者:
 Shaïn Boumedine、Ophélie Bau 、サリム・ケシュシュ

あらすじ等:
 1994年、パリで脚本家になることを夢見る青年アミンは、夏休みを故郷の南仏で過ごすうち恋に落ちる。



原題: « Première année »
英語題: "The Freshman"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 1部門(有望若手男優)

監督: トマ・リルティ (『ヒポクラテスの子供達』、『ジャン=ピエールとナタリー』)

主な出演者:
 ヴァンサン・ラコスト、ウィリアム・レブギル 、Michel Lerousseau

あらすじ等:
 医学部で3回目となる1年生生活を始めたアントワーヌと、高校を卒業したばかりの新入生バンジャマンは、隣同士に座ったことで仲良くなる。1年目最後の試験の成績で2年目以降は各専門に振り分けられるため、過酷な学生生活となる医学部1年生の現状を描く。



原題: « La Prière »
英語題: "The Prayer"
邦題: 未定
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 1部門(有望若手男優)

監督: セドリック・カーン (『チャーリーとパパの飛行機』、『ロベルト・スッコ』)

主な出演者:
 Anthony Bajon 、ダミアン・シャペル、アレックス・ブレンデミュール

あらすじ等:
 22歳のトマは、カトリック教会が運営する山間部にある依存症リハビリ施設に入る。ここでは信仰の力を借りながら、社会復帰を目指していく。



原題: « Sauvage »
英語題: "Savage"
邦題: 未定
映画祭題: 「ソヴァージュ」
日本公開: 未定

ジャンル: ドラマ
ノミネート: 1部門(第1回監督作品)

監督: カミーユ・ヴィダル・ナケ (長編初監督)

主な出演者:
 フェリックス・マリトー、エリック・ベルナール、ニコラ・ディブラ

あらすじ等:
 22歳の青年レオは、小遣い稼ぎに街娼をして過ごしていた。




参照:

『アクアマン』のメラ、『リトル・マーメイド』のアリエル 赤毛のロングヘアとエメラルドグリーン

2019-02-14 12:59:26 | 映画 - 作品

 アメリカで2018年(平成30年)12月21日(金)に公開され、日本でも2019年(平成31年)2月8日(金)から公開中の映画『アクアマン』 Aquaman にヒロインとして登場するメラ (Mera) (演じてるのはアンバー・ハード)が、1989年(昭和64年/平成元年)のディズニーの長編アニメーション映画『リトル・マーメイド/人魚姫』 The Little Mermaid の主人公アリエル (Ariel) に似ていると指摘する人がいる。


 確かに二人とも、赤色の髪にエメラルドグリーン (emerald green) の服や体だ。しかし、メラは原作コミックを忠実に再現しているだけで、アリエルの登場より25年以上も前からこの配色である。

 そこで、アリエル登場以前のメラの画像を幾つか並べてみようと思います。


◆ ◆ ◆


 まず、アクアマンがコミックに初登場したのは、1941年(昭和16年)11月にNational Allied Publications(DCコミックの前身)から出版された『More Fun Comics #73』に掲載された「The Submarine Strikes」。主人公アクアマンと敵対するのは、ナチス・ドイツのUボートの乗組員たち。まだ日本軍の真珠湾攻撃の前月なので、米国は第二次世界大戦に参戦していない状況のはず。


 メラがコミックに初登場したのは、1963年(昭和38年)10月に出版された『Aquaman #11』。この時の表紙にもメラが描かれている。


 1964年(昭和39年)の表紙にメラが描かれてる号を以下にピックアップ。12月の『Aquaman #18』では、アクアマンとメラの結婚式にスーパーマン、バットマン&ロビン、ワンダーウーマンらが出席。






 このあともコミックは続きます。

 そして、1967年(昭和42年)9月~1968年にはCBSの『Superman/Aquaman Hour of Adventure』という60分枠の中でテレビアニメ化されます。全36話あり、その初回のメラの姿が以下の画像。


 このようにクラシックな印象だったメラが、今回の実写映画化で現代的な装いで闘うヒロインとしてスクリーン狭しと活躍します。『リトル・マーメイド』好きもポップコーン片手に映画館で気楽に楽しんでもらえればと思います。


◆ ◆ ◆


 最後に、童話『人魚姫』やアニメ『リトル・マーメイド』の実写映画化の話題を。

 ユニバーサル・ピクチャーズが進める実写映画化は2014年頃から監督・キャストの交渉が報じられてましたが、2016年にクロエ・グレース・モレッツが主役を降板してからは特に進展はなさそう。

 ディズニーも2016年に『リトル・マーメイド』の実写化を発表。2017年12月にはロブ・マーシャルを監督にする意向が発表されましたが、その後どうなったのか。

 その他の会社も人魚姫ものの実写映画を作っており、2018年8月に全米公開された映画は日本でもネットフリックスに『ザ・リトル・マーメイド』の邦題でありますね。



参照: