素振りブログ。

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空の妖怪

2019年12月18日 06時17分59秒 | 日記
空の妖怪って今のところ居ないのでは?

具体的に言うと、空を飛んでるときに遭遇する妖怪。

人間の活動領域が広がるに従って、そこを領域とする妖怪が出たわけですけど。

山だったら山姥や肉吸い、ひだる神。
海だったら海坊主やともかづき、船幽霊。

UFOぐらいですか?
空を飛行中にパイロットが遭遇したって話で登場する妖怪は。
(UFOを妖怪として数えるなら、ですが)

これ、何でなんじゃろね?とちょっと考えた。
人類が空に進出してまだ100年ちょいだから、妖怪が生まれるほど時間が経ってないんだ、ってのは言い訳にならず。

高速道路で遭遇するターボばあちゃんやら、山道を疾走する首無しライダーが居るわけで。
自動車、バイク文化も時間経過で言えば似たようなもんでしょ?

なんでなんじゃろ?

しばらく考えて、出た答えは「現行、一般人が空を一人、もしくは少人数で飛び回る環境が無いから」
戦闘機のパイロットか、ヘリのパイロットにでもならない限り普通、空を少人数では飛べませんものな。
フツーの人の空の旅は旅客機。人が沢山いるから、そこに空を根城にする妖怪が入り込む余地はありませんやなぁ。
船幽霊だって、豪華客船は襲わないですよね。
妖怪が出る環境って、人が他におらず、助けを求めても無駄。ここに何か得体のしれないものが自分の命を奪いに来たらどうしよう、って心境が必須でしょうし。

逆に言えば、空が一般人に開放されるような世の中になったら、妖怪が出てくるかもしれませんの。
実際、近い将来に個人用飛行機械を売り出そうと研究を重ねている人々が居るみたいですし。

もし空の妖怪と呼べるものが出現したら、それはどういうものなのか。
舞首、一反木綿等の昔の伝承妖怪の使いまわしか、それとも新規の現代妖怪なのか。

彼方のアストラみたいに、宇宙空間を移動するのが普通の世の中になったら、宇宙妖怪なんかも出現するかもしれませんの。
規模デカそうよね。惑星サイズの妖怪かもしれん。