素振りブログ。

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怪我や薬物による人格変化

2019年12月02日 06時34分20秒 | 日記
人間には魂があるというけれど、脳を損傷して人格が変化したり、薬で人格が変わることはあるからね。
過去の事例では、人格者だった男性が、脳を貫通する大怪我を負ってなんとか生還するも、その後の人生を刹那的で計画性のない誰もが軽蔑するクズ人間として送る羽目になってしまった、とか。
他にもステロイドのような薬物を摂取すると、イライラが助長されて我慢の効かないキレやすい人間になるとか。
そんなんあるわけですよね。
そんな話を聞くと、魂って実際は無いのではないかと思ってしまうのですが、そこはそれ。

ステロイドに限らず、酒を飲んでも人格変わるときあるし。
忙しすぎて休みが無くても人格変わるときもある。
人によっては車のハンドルを握ると人格変わる人も居るわけで。

酒や忙しさや車のハンドルで人格が変わるから、魂なんて無いんだ!って主張も通らないとおかしいわけですよね。
実際はそんな根拠でそんな主張してもまず納得してもらえないわけですけど。

何で納得してもらえないのか?
そりゃあ、我に返るときがあるからでは。

酔いが醒めたときに「あのときはなんてことをしてしまったんだ」とか、忙しすぎてイライラしてて、慈悲の心を失っていたなぁ、とか。
あのときはどうかしていた、本来の自分では無かった、そう思えるのを知ってるから納得してもらえない。

しかし。

酒は良くて、ステロイドの人格変化がNGなのは何故?
脳を損傷して人格変化するのがNGなのは何故?

そこを明確に答えられる人は居ないでしょ。
怪我で人格変化を起こしたメカニズムは、脳の機能を一部喪失してしまったせいで、人間らしさが失われたことがおそらく原因。
だったら酒や薬物だって、脳の機能が一時的に低下して似た状況を生み出しているはずだから。
事実上不可逆的に戻り得ないのがダメで、戻り得るのはOKってのは変だよね。
最初に例をあげた男性の件だって、もし脳の損傷を完全に修復することが出来たとしたら「あのときはどうかしてた気がする」って言ったかもしれないわけで。

やっぱ本当のところは実際に死んでみないとわかんないよなぁ。