素振りブログ。

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プテラノドンの話

2019年12月30日 10時12分06秒 | 日記
「プテラノドン」というタイトルの、海外の怪物映画を観たのですが。
翼竜のプテラノドンが群れをなして襲ってきて、人間を捕食。人間たちは銃を手に立ち向かうも一人、また一人とプテラノドンの餌食になっていく。
そんな感じの映画でした。

色々つっこみどころが多い映画だったんですけどさ。
上空から舞い降りてきたプテラノドンの爪で、人間が上半身と下半身真っ二つになったり。
女の子の手を引っ張って逃げようとしていた男が、気が付くと手を引っ張っていた女の子が腕だけになっていたり。(残りの部分はプテラノドンに攫われていった……)

ねぇよ、って残虐描写の連続。
まぁ、そこは笑って観るところなのかもしれませんけども。

ぶっちゃけね、多分プテラノドンはそんなに恐ろしい生き物じゃ無いと思うんですよね。

何故かと言いますと、プテラノドン、飛ぶじゃないですか。
当たり前?そうですね。

しかし、飛ぶということはですね。
体重をなるべく軽くする必要があると思うわけですよ。

翼で羽ばたく力が、体重を上回らないといけないから。

で、あの図体。
翼長7~9メートルあるんでしたっけ?

体重は3乗で増えていくから、大きくなるに従って軽量化が重要になってくるわけですけど。生物は。
陸上生物でも大変なのに、飛行生物だったらなおさらそのへんシビアですよね。

おそらくですけど、プテラノドンの骨、スカスカのミニ四駆状態だったんじゃないのかな、と。
鳥類の骨も、中身がスカスカになってて軽量化されているらしいのですが、プテラノドンは現在地球に存在するどの鳥類よりもそのスカスカ度が上だったんじゃないのかな。

多分だけどさ、槍があればプテラノドンと戦っても勝機あるというか。
仮に襲われても、追い払って生き延びるだけなら槍で十分なのでは、と思うんですが。

骨格が貧弱だから、一撃入れることができれば多分勝てるのでは。
で、当のプテラノドンの方もそれは熟知してるでしょうし、襲ってくる確率低そうに思う。

昔マガジンでやってたエデンの檻って漫画で。
(海外での修学旅行に行った高校生たちが、帰りの飛行機で謎の事故に巻き込まれ、絶滅したはずの古代生物が未だに生息している謎の島に放り出されるサバイバル漫画)
絶滅動物の巨大コンドルに襲われるシーンあるんですけど。
そこでも、巨大さ×飛行生物の宿命ともいえるその骨格の弱さを見抜かれ、空手使いの女子高生の蹴りを受けて怯んでるシーンありましたし。

狩りに行く場合のリスク低そうに見えるんで、もしプテラノドンが人間と同じ時代に生きる生物だったらば。
多分、人間のたんぱく源になってたんじゃないのかね?
(狩られるのはプテラノドンのほうでは)