素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

GATEの感想。

2016年03月02日 19時59分30秒 | 日記
菅原殿が男を見せたぞ!

いやぁ、良かった。
小6の少女に大人が手を出すロリコン展開のはずなのに、とてもかっこいい。
(これをロリコン展開言うな)

こういう展開になるのは読めてたけどさ。
事前の展開で盛り上げるだけ盛り上げてきたから。

最後の「その汚い手を離せ」のかっこいいこと。

菅原殿が外交官として、勝手なことは出来ないと、圧政に苦しみ救いを求めてきた人を助けたいという人情を封印していたところとか。

そんな菅原殿の外交官として申し分ない対応に、外交官としては立派だと、含みを持たせた言い方をする副大臣とか。

やっぱね、事前にその選択がどれほど重いかを伝える演出と。
その重い選択をしたときに、上がそれを受け入れてくれる度量があることを匂わせる演出。

これ、大事よね。
とっても大事。事前の演出。

でないと盛り上がらないもん。
選択肢が重くないとすごくないし、その選択肢を選んだ後に上から「処罰」なんて言われたら、折角上がったテンションも下がろうというもの。

あと。

何より大事だと思うのは。

菅原殿に婚約者として救ってもらった少女シェリー。
この子の頭の良さを視聴者に存分に伝える演出。

これ、一番大事だよね。
(まぁ、前々からもその片鱗を覗かせるシーンはありましたけど)

頭の悪い娘が、「日本に頼ればなんとかなる」と脳天気に思い込み、見捨てられることなど想像もしないでのこのこやってきたとしたら。

これ、最後の展開で

「良かった!」「かっこいい!」

って思えるかどうかってことで。

この子が大人顔負けの知性を持ってることをやったからこそ。
追い詰められて「日本に亡命しましょう」と言い出すことの重さが出るってもんですよな。

ついでに言うと「16になるのを待って、俺と結婚することになっているんだ!」って台詞の本気度も上がってくるといいますか。

小6相当の知性の子相手に言う台詞じゃないものね。