ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

アレックスを観て

2007-12-28 00:19:58 | 月組
昨日書けなかったアレックスの感想を書こうと思います。
話は舞台の上で、現実と非現実が明確な境界線が無い状態で物語が進行して行くので、そこを観る前から知っておかないとややこしそうなな感じでしたが、そうなっていることを聞いてから観ていたので、混乱することなくお芝居を楽しめました(逆に何も知らないで行くとキツそう…)物語は完全にアレックス中心で他の人はアレックスに絡んでくるだけで、ほぼアレックス目線で進んで行きました。内容はけっこうオギー先生が言いたいことがたっぷりちりばめられていて、そのメッセージを受け取るたびに共感できるところが多くて、主張の強い作品のわりにすんなりと受け入れました。(キムシン先生とは違うタイプでした)私的にはそこよりも、オギー先生の詩的な美しい台詞回しが良かったです。なんだかノリはカーネギー名言集みたいな感じでした(笑)舞台の最初の方のやたらと韻を踏んでいる歌の時は正直、不安が過ぎりましたが、お芝居が本格的に始まりだすと、名言だらけでした。アレックスに対しての両親、アテナとディオ、ヴァリと部下達、スタアとタイス、などの相反する想いに対する答え、最終的に誰とも対をなさずにアレックスに唯一まっすぐに感情を表すことになるニケとのからみ(ここだけがヅカらしいところでしたw)が面白かったです。
大劇場まで行ってずっとこんな感じの作品だとちょっとキツイですが、外部ですし、たまにはこういった作品も良いんじゃなかろかと思いました。
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