承徳市は承徳製鉄所の専用線を7月8日18時をもって一部廃止し、同線は承徳市内区間の運行を終了した。
承徳製鉄所専用線は1939年に日本が建設した承懐線の一部を1956年に製鉄所の専用線として開業させたもので、承徳駅と承徳製鉄所を結ぶ21.6kmの貨物線である。今回廃止されたのは承徳駅からK11+450までの約12kmで、承徳市内に4カ所の踏切と2カ所の立体交差があった。この専用線は半世紀以上もの間、承徳の工業発展に重要な役割を果たしてきた。
しかし、承徳市社会経済の発展につれ、専用線の輸送力は飽和状態となり、また施設の老朽化、技術的条件の陳腐化によって承徳製鉄所を初めとする重点企業の需要を満足させることができなくなってきた。さらに市内の交通、環境保護、観光に対して少なからぬ影響を持ち始めてきた。踏切遮断による渋滞の発生、昼夜を問わぬ列車運行による騒音問題、さらには環境汚染などが無視できなくなってきた。
そこで、承徳市では製鉄所をはじめとする企業の貨物輸送を張双線に移し、また、専用線沿線の低所得者の移転による居住条件改善を行った上で、廃止した専用線を含む土地を再開発することにした。そこには3.6kmにわたって6つのコンセプトの商業施設やプロムナードを造って市民をはじめ観光客の憩いの場にする考えだ。
【承徳新聞】
沿線再開発資料
【承徳市規画局】
承徳製鉄所専用線は1939年に日本が建設した承懐線の一部を1956年に製鉄所の専用線として開業させたもので、承徳駅と承徳製鉄所を結ぶ21.6kmの貨物線である。今回廃止されたのは承徳駅からK11+450までの約12kmで、承徳市内に4カ所の踏切と2カ所の立体交差があった。この専用線は半世紀以上もの間、承徳の工業発展に重要な役割を果たしてきた。
しかし、承徳市社会経済の発展につれ、専用線の輸送力は飽和状態となり、また施設の老朽化、技術的条件の陳腐化によって承徳製鉄所を初めとする重点企業の需要を満足させることができなくなってきた。さらに市内の交通、環境保護、観光に対して少なからぬ影響を持ち始めてきた。踏切遮断による渋滞の発生、昼夜を問わぬ列車運行による騒音問題、さらには環境汚染などが無視できなくなってきた。
そこで、承徳市では製鉄所をはじめとする企業の貨物輸送を張双線に移し、また、専用線沿線の低所得者の移転による居住条件改善を行った上で、廃止した専用線を含む土地を再開発することにした。そこには3.6kmにわたって6つのコンセプトの商業施設やプロムナードを造って市民をはじめ観光客の憩いの場にする考えだ。
【承徳新聞】
沿線再開発資料
【承徳市規画局】