南寧に動車組(DMU)が登場した。8月18日午後1時27分、桂林-南寧間に増発されたN721次。その列車として姿を現したのは「神州号」だった。桂林へむけた初運行で、汽笛を鳴らしてプラットホームを走り出す姿にその白いボディが乗客の目を引いた。
「神州号」(25DT)は以前、北京-天津間の都市間列車としてその白地に赤いラインの入ったボディで活躍していた。今年4月の高速化ダイヤ改正で、その活躍の場をCRHに譲った為、新たな活躍の場として広西にやって来た。機関車牽引の列車が当たり前のこの地で、自動ドア、車内での電光表示、タンク式トイレなどは目新しい者である。南寧への公務でこの列車を利用した張さんは、「この列車はハードも素晴らしいし、運転時間帯も良いね。昼食を桂林でとって、南寧ついた頃には丁度夕食の時間になるから時間も節約できるしね。」と感想を述べた。
「神州号」の乗組員は「初運行を無事に終えるため、早い時期から車両設備使用方法の学習と、旅客に対する応対を準備してきました。車内には色々な乗客にとって目新しい設備があるので、それに慣れない方も少なくないと思いますが、私たちは皆さんに慣れていただき、私たちの列車を愛して戴けるように努力します。」と語った。
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