天津駅の交通アクセスの順調な進展と駅内部の改造工事のため、天津駅はその業務を新築の臨時駅へ移す。臨時駅は中環状線の河東区、東興立体交差橋付近に位置する(旧月牙河駅）。1月15日0時から、天津臨時駅に切り換え、客扱いを行う。これに伴い、原天津駅は業務を停止する。
臨時駅の営業開始により列車の運転時刻が調整され、天津中心地区の旅客輸送形態に新しい変化をもたらせる。「引越」による影響は広範囲に及び、移動時間の延長、列車の停車駅、時刻の変化に影響が出る。また、間もなく始まる春節輸送を控え、天津市政府と天津鉄道事務所はこの変化を非常に重視して、地元の関係部署への指導強化と緊密な連携に努めた。当面で、天津駅の業務移行推進計画を制定して、実施前の準備を充分に行い、移行時においても平穏な秩序と旅客の安全を確保することにしている。
15日から天津駅のダイヤには大きな変化があり、列車によっては天津北、天津西発着となる。このため、2駅では乗客が大幅に増加するため、切符の販売方法や、待合室、危険品検査などの対応を考えている。具体的ダイヤ変化と発着時間についてはすでに公表されており、今回の天津駅仮移転に伴うダイヤの変更について、鉄道当局は乗客をはじめとする市民に理解を求めている。
★天津駅はこんなに変わる
天津駅の今回の改造は1988年に新駅舎が完成して以来の大規模な工事となる。改造以後の天津駅の交通形態は鉄道駅（在来線、都市間鉄道）、裏広場（交通広場）、前広場（景観広場）、裏公共交通広場、駅前公共交通広場（副広場）の大きく5つに分けられる。未来の天津駅地区は、天津市の対外都市、市内交通の重要な中心として、現在ある鉄道、市内公共交通施設のほかに、北京―天津間の都市間輸送交通や地下鉄の2、3、9号線最乗入れも行われることから、公共交通、商業機能の一体化した総合施設となる。
改造後の天津駅は地上2階、地下4階となる。地上1階は北京―天津都市間列車の入り口と事務室となり、地上2階は高架の待合室と事務所となる。地下1階は総合公共交通階として利用客のエントランスとなり、地下2階は地下鉄2、3、9号線の入り口となり、地下3階は2、9号線のホーム、地下4階は3号線のホームが設けられる。そのうち、地下鉄の2、3号線は途中駅、9号線は始発駅となる。
このほか、今回の改造工事にはすべてのホームの高さを1.25mに嵩上げし、ホームの屋根は柱のない屋根とする。駅の待合室、エントランス、出札フロア、旅客通路なども一新される。旅客の電子案内表示や水道、電気の供給設備もすべて更新する。
★臨時駅の設備は万全、待合室は線路の上に
高く白い大きな柱をもつ臨時駅には2つの跨線橋が架けられている。この2つの跨線橋にはそれぞれ乗車用と下車用の役割があり、乗車用の跨線橋は待合室に直結していて、乗客は専用の通路から跨線橋に上がり、1、200m歩くと待合室に行くことができる。鉄道関係者よれば、2つの跨線橋は分けられているため、旅客の乗り降りに便利である。また待合室は非常に広くて、何本かの列車の乗客が待つことができる。現在、作業員は待合室内照明などの施設を調整しているとのことだった。
臨時駅の周りには囲いによって立入ができないよう封鎖されている。ホームは既に完成しており、１本500mで３面が設けられ、これで南北からの列車をさばくことにしている。
臨時駅は「人が主役」をモットーとし、駅開設後は待合室大ホール入り口に「玉霞服務組」(注：天津駅職員で天津市模範労働者の薛玉霞を中心とする10人のチーム。彼女の熱心な奉仕が献身的とされ、模範職員として表彰、命名された）を設置、待合室中部には旅客へのサービス対応として駅長の詰め所を設けた。毎血合いエリアごとにトイレ、消防設備を分け、施設の安全に万全を期すと共に、緊迫した建設作業の中、駅の外では環状型の駅前道路などの機能性施設を設置した。
★15本乗り合いバスが臨時駅に乗り入れ
天津市旅客管理部門によると、天津駅改造重点工事にあわせ、市旅客部門が幾つかの措置をとり、バスの延伸、経路変更を行い、市中心市街地と月牙河駅（所謂天津臨時駅）を結ぶバスを運行することにした。
天津駅改造重点工事実施に伴い、臨時駅には6000平米の臨時路線バスロータリーを設置して、先ずは5路線が河西区、河北区、南開区から臨時駅に延び、2路線が臨時駅を通るよう調整中である。また、月牙河バスターミナルと臨時駅を結ぶ循環線も計画中だ。更に現行の30番、42番、47番の道、48番の道、666番の道、862番の道、 912番の7路線を臨時駅行きとし、合計15路線、300両あまりの路線バスで臨時駅のアクセスを確保することにしている。
【新華網天津】
臨時駅の営業開始により列車の運転時刻が調整され、天津中心地区の旅客輸送形態に新しい変化をもたらせる。「引越」による影響は広範囲に及び、移動時間の延長、列車の停車駅、時刻の変化に影響が出る。また、間もなく始まる春節輸送を控え、天津市政府と天津鉄道事務所はこの変化を非常に重視して、地元の関係部署への指導強化と緊密な連携に努めた。当面で、天津駅の業務移行推進計画を制定して、実施前の準備を充分に行い、移行時においても平穏な秩序と旅客の安全を確保することにしている。
15日から天津駅のダイヤには大きな変化があり、列車によっては天津北、天津西発着となる。このため、2駅では乗客が大幅に増加するため、切符の販売方法や、待合室、危険品検査などの対応を考えている。具体的ダイヤ変化と発着時間についてはすでに公表されており、今回の天津駅仮移転に伴うダイヤの変更について、鉄道当局は乗客をはじめとする市民に理解を求めている。
★天津駅はこんなに変わる
天津駅の今回の改造は1988年に新駅舎が完成して以来の大規模な工事となる。改造以後の天津駅の交通形態は鉄道駅（在来線、都市間鉄道）、裏広場（交通広場）、前広場（景観広場）、裏公共交通広場、駅前公共交通広場（副広場）の大きく5つに分けられる。未来の天津駅地区は、天津市の対外都市、市内交通の重要な中心として、現在ある鉄道、市内公共交通施設のほかに、北京―天津間の都市間輸送交通や地下鉄の2、3、9号線最乗入れも行われることから、公共交通、商業機能の一体化した総合施設となる。
改造後の天津駅は地上2階、地下4階となる。地上1階は北京―天津都市間列車の入り口と事務室となり、地上2階は高架の待合室と事務所となる。地下1階は総合公共交通階として利用客のエントランスとなり、地下2階は地下鉄2、3、9号線の入り口となり、地下3階は2、9号線のホーム、地下4階は3号線のホームが設けられる。そのうち、地下鉄の2、3号線は途中駅、9号線は始発駅となる。
このほか、今回の改造工事にはすべてのホームの高さを1.25mに嵩上げし、ホームの屋根は柱のない屋根とする。駅の待合室、エントランス、出札フロア、旅客通路なども一新される。旅客の電子案内表示や水道、電気の供給設備もすべて更新する。
★臨時駅の設備は万全、待合室は線路の上に
高く白い大きな柱をもつ臨時駅には2つの跨線橋が架けられている。この2つの跨線橋にはそれぞれ乗車用と下車用の役割があり、乗車用の跨線橋は待合室に直結していて、乗客は専用の通路から跨線橋に上がり、1、200m歩くと待合室に行くことができる。鉄道関係者よれば、2つの跨線橋は分けられているため、旅客の乗り降りに便利である。また待合室は非常に広くて、何本かの列車の乗客が待つことができる。現在、作業員は待合室内照明などの施設を調整しているとのことだった。
臨時駅の周りには囲いによって立入ができないよう封鎖されている。ホームは既に完成しており、１本500mで３面が設けられ、これで南北からの列車をさばくことにしている。
臨時駅は「人が主役」をモットーとし、駅開設後は待合室大ホール入り口に「玉霞服務組」(注：天津駅職員で天津市模範労働者の薛玉霞を中心とする10人のチーム。彼女の熱心な奉仕が献身的とされ、模範職員として表彰、命名された）を設置、待合室中部には旅客へのサービス対応として駅長の詰め所を設けた。毎血合いエリアごとにトイレ、消防設備を分け、施設の安全に万全を期すと共に、緊迫した建設作業の中、駅の外では環状型の駅前道路などの機能性施設を設置した。
★15本乗り合いバスが臨時駅に乗り入れ
天津市旅客管理部門によると、天津駅改造重点工事にあわせ、市旅客部門が幾つかの措置をとり、バスの延伸、経路変更を行い、市中心市街地と月牙河駅（所謂天津臨時駅）を結ぶバスを運行することにした。
天津駅改造重点工事実施に伴い、臨時駅には6000平米の臨時路線バスロータリーを設置して、先ずは5路線が河西区、河北区、南開区から臨時駅に延び、2路線が臨時駅を通るよう調整中である。また、月牙河バスターミナルと臨時駅を結ぶ循環線も計画中だ。更に現行の30番、42番、47番の道、48番の道、666番の道、862番の道、 912番の7路線を臨時駅行きとし、合計15路線、300両あまりの路線バスで臨時駅のアクセスを確保することにしている。
【新華網天津】
