中鉄大全情報版(博客)

つれづれなる中国鉄道情報をより早くお伝えできればと…。日本、韓国ネタも少し。

成田へ向かう。しかし、なぜか北へ…。

2010年10月02日 | 中国鉄道の旅(18番線)
京成津田沼駅にて

 9月4日朝の4時過ぎ、まだ夜明け前の千葉駅に立っていた。これまで寝苦しい日々が続いていたが、今日はそれほどでもない。おそらくこれからの旅路に思いを馳せているからかも知れない。
 本来ならこんなに早く列車で成田空港へ向かう必要はない。最悪7時前の快速で成田空港へ行けば良いのだ。でもこの時間なのにはわけがある。以前使おうと思って金券屋で買ってあった京成電鉄の株主優待乗車票が2枚あったことと、個人的な話だが2ヶ月前に総武本線で嫌な思いをしたことが重なり、それなら今回は「京成で行ってみようか」ということにしたのである。
 最初は津田沼で普通列車を乗り継いで・・・というプランでいたのだが、京成の優待乗車票で成田スカイアクセス線に乗れるということが判明したため、それならいっそ「新スカイライナーで行くか!」ということになったのだ。
 土曜日の始発ということもあって始発の京成津田沼行き4B00レは各車両に1.2名ほどで千葉駅を出発した。3000系の運転室後ろの2人がけ席でかぶりつきだ。歩を進めるごとに周りが白んでくる。日本は天気が良いみたいだが、ネットで調べた限りではこれから先の旅先はあまり天気は良くないらしい。少しづつ乗客が増え、幕張からのJRとの併走で少し馬力を出すと終着駅の京成津田沼だ。
 待つことなく反対ホームに宗吾参道発の420レが3000系で到着。こちらはすでに通勤客で埋まっている。大きなバックパックを網棚に上げ、向かうは上野だ。船橋競馬場前からの高架工事が完成し、京成船橋の開かずの踏切が解消されて久しいが、やはり曲線の多さを見ると、これまでのスカイライナーでは時間短縮に限界があったのかなと感じる。
 都内に入り、北総線とも合流。しばらく行くとただいま絶賛建設中の東京スカイツリーが朝日に映えて白く聳えている。日暮里に着くと、大部分の客が降りてしまい、事実上の終点と化してしまう。下りカーブからトンネルに入り、今は無き「博物館動物園駅」(但し一部の電気はついている)を過ぎると京成上野1番線に到着。隣にはこれから乗る新AEスカイライナーが体を休めていた。

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