大雪運休で払戻が５８．６万枚

　大雪に夜大規模な運休に見舞われている広東省内では、1月30日、省内の大規模駅から125本の列車が運転された。26日から30日の18時までの累計で払い戻しされた切符は58.6万枚に及ぶ。鉄道部ではこの状況を緩和するための救済列車第一陣28編成はすべて到着し運転を行った。第二陣も既に4編成が無事到着、それ以外の27編成も31日までに到着することになっている。

　今回の京広線が不通となった最大の要因は給電施設に影響があったことにある。京広線、滬昆線の電力設備は478カ所で、そのうち京広線は33カ所である。30日朝の段階でそれらに障害があったのは60カ所、うち京広線は36カ所にのぼった。1月26日～29日に広鉄管内の京広線白石渡－株洲間で39カ所の駅が停電、焦柳線30駅、渝懐線14駅、滬昆線42駅、洛湛線29駅、湘桂線26駅が停電となり、信号装置が使用不能となってしまった。

 　京広線沿線各駅の信号と運行設備に電力を供給するため、列車牽引用の給電以外に、広鉄集団は京広線蒲圻－坪石間の70駅のうち43カ所の信号所に発電機を配置した。京広、滬昆線の給電のが大きなダメージを受けていることから、同線の牽引にディーゼル機関車を投入、30日18時までに株洲－韶関間にをディーゼル機関車牽引とし121台の機関車を投入した。また、29日夜には20台のディーゼル機関車が懷化－玉屏、秀山と懷化地区ので稼働している。

【南方網】