鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

鬱(うつ)

2015年02月23日 | 日記
 という漢字、難しい字ですよね。先日、この漢字の覚え方をやってまして、覚えました。

 「リンカーン(木、缶、木)は(ワ)、アメリカン(※)コーヒーを三杯飲む」と覚えるんだそうです。どうですか、覚えられそうですか?

 最近、うつ病が増えているということであります。

 何故かというと、精神科を専門とする診療所が増えたこと。

 うつ病のガイドラインが変わって、軽いうつ状態で今までは様子を見てみようといったものが、軽症ウツということで投薬が始まってしまうということ。
 
 薬も1種類で効かないと、何種類にも増えてしまうこと。

 なぜ、薬をどんどん出すのか、というと、うつ患者は自殺しやすいのでそれを抑えるために投薬すると聞いたことがあります。
 本当でしょうか?

 うつ病が自殺者を増やしているんでしょうか。

 藤田紘一郎氏の著書「心の免疫学」では、このように書かれております。

 精神科医の1回目の診察で、抗うつ剤が処方された。初めて抗うつ剤を飲んだ時、その効き目は素晴らしいものだった。本人もびっくりするほど目覚めが良く、久しぶりに普通の人に戻ったような感じがしたという。しかし、それは1日だけのことだった。2度目以後は妻がいくら薬を飲んだらと勧めても、頑として飲むことを拒んだ。それは2度目に薬を飲んだ時に、症状が改善されないどころか、ひどい脱力感に襲われたためだった。・・

 そして、藤田紘一郎氏は、この本の中で「うつ病は薬では治せない。」とおっしゃっています。

 うつ病は増え続けています。2008年に200万人を超え、このうち3分の1は薬が効かず、3分の1は再発しているそうです。
 うつ症状には、腸内細菌が大きく関与しているので、食べ物のバランスが大切になるというわけです。
 お酒の飲める人なら、飲まないで我慢するより、適量を飲んでいたほうが免疫力が高まるというデーターもあるのです。

 このように体のバランスが崩れた病気には、西洋医学以外のアプローチが必要であると言われています。

書くのを忘れていましたが、軽いうちなら、鍼灸は鬱に対して力を見せます。

 是非、お試しください。
 
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白内障の手術

2015年02月20日 | 日記
 患者さんのご主人が、白内障の手術を受けました。

 最近白内障の手術は、日帰りもできるという位に技術もすすんでいて、ものの数分で終わってしまうという、すごいね~。ということばかりが聞かれていたのですが、この御主人の場合はちょっと違って、手術後に目が見えないと言い始めました。手術をした眼科医もちょっとあわてましたが、ほかの大きい病院に回そうということになりました。日大板橋病院に回されて「水疱性角膜症」という判定だそうです。厄介なものになってしまいました。

 症状は視力の低下と場合によっては眼痛だそうです。

 原因は手術ですが、治療は角膜の移植手術しかなさそうです。

 両方の目の白内障の手術を申し込んであったそうですが、もちろん残りの方はもうやめておくということになりました。

 もともと糖尿病を持っていたのも一因と言われたそうで、これから長くかかりそうな雰囲気だそうです。
 白内障。じゃあ手術しましょう、と簡単に言われてもそれほど不自由でなければ、よく考えたほうがいいかもしれませんよ。

 白内障も軽いうちなら鍼灸がいいかもしれません。

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副鼻腔炎(蓄膿症)

2015年02月19日 | 日記
  小学校の検査で、毎回「慢性副鼻腔炎」とか「蓄膿症」とか通信簿に書かれていました。それぞれが、どんなに恐ろしい病気かなと当時は思っていましたが、おんなじ病気で鼻詰まりなんじゃないの?という感じでした。
 噴霧式の売薬を買ってきて使ってみると、鼻水が出てそれをかむとスッキリと鼻が通り、す~として快適でした、しかし少し時間が経つともっとひどい鼻づまりが襲ってきて、かえって不快になり、2~3回使ってやめました。
 小学校の時からそうなので、鼻はいつも詰まり気味でした。大人になってからはそれほどひどい鼻づまりもなく、生活していましたが、大酒を飲んだ時には鼻がつまり、寝ていて呼吸が途絶えることもしばしばありました。
 目が覚めた時にすごく苦しくて、口がからからに乾いていました。まさに「睡眠時無呼吸症」でした。


 これではいけないなと思いながら過ごしていましたが、ある日、免疫に関する資料を読んでいる時に「鼻うがいによる鼻咽腔の洗浄で、起立性調節障害もよくなる。」というものでした。ほかにも自律神経障害、頭痛、風邪、リウマチなども良くなるとありました。
 早速、微温湯にひとつまみの塩を溶かして、片方ずつ鼻うがいをしてみました。何度か溺れそうになりながら寝る前に鼻うがいを続けてみました。鼻うがいの後横になると顔を傾けるたびにいろんなところからお湯が出てきました。やがてどちらを向いても何も出なくなりました。
 鼻がスースーと通って気持ちよく呼吸ができます、今までこんなに気持ちよく呼吸をしたことがあったろうかと思うくらい、こんなに酸素をたくさん吸っちゃっていいんだろうかと思うほど・・・
 もちろん熟睡できますし、口呼吸の弊害もなくなりいい事だらけの鼻うがいです。
 鼻づまりもなくなったので、蓄膿症ともおさらばということだと思います。

こんなに簡単に鼻がスッキリするなんて、小学校で知っていたらきっと成績も上がっていただろうなあと思います。

 なお頑固な蓄膿症であれば、おでこの髪の生え際から2cmぐらい上に登ったところに「上星」というツボがありますので、そこにお灸を据えましょう。

 据えてあげるからいらっしゃい。


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ばね指、(弾発指)の治療

2015年02月18日 | 日記
 比較的よく使う指に多発するんでしょうか?ある程度まで曲げると、今度は伸びない、無理して伸ばすとパキッとバネのように伸びる、その時、痛むんですよね。

 腱鞘炎とひとくくりにされているようですが、慢性的に伸ばす時にパキンパキンとなって痛むので困ります。
 これも鍼灸で取り扱いの割と多い疾患です。そしてよく治ります。

 弾発指の治療に来る方もいらっしゃいますが、慢性的になって、諦めかけていた人が、ほかの治療の時に「こういう指って治るんでしょうか?」と尋ねられることも多いです。

1回から数回で良くなっていくと思います。

 

 母指、中指に多いような気がします、両方とも力の入る指だからでしょうか。

 母指の場合、ツボは足やお腹のツボに探します、中指の場合は反対の腕に鍼をします。

 背中に膈兪というツボが有り、ここは瘀血の治療で使うツボですが、弾発指にも有効であると出ています。
 高齢の婦人の弾発指の治療をしばらく続けていましたが、あまり治りがよくなかった時に、この背中のツボを使ってみたことがありました。帰宅途中で弾発指が治り、うれしくって報告に帰ってきてくれました。
 
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お酒について

2015年02月17日 | 日記
 朝の連ドラで「マッサン」が人気で、ウイスキーが売れているそうです。私もだいぶ以前にもらったウイスキーを出してきて飲んでみました。ニッカのキングスランドというウイスキーですが、ウイスキー造りのご苦労を見たあとで飲むウイスキーはまた違った美味しさを感じるものです。

 とは言え、このアルコール分43%の強い酒は、体に会いません。流行りのハイボールにしてみたり昔流行った水割りにしてみたりしますが、美味しいと思って飲むことができません。
 自分に合っている酒はやはり日本酒でしょうか


焼酎も最近はお湯割りで美味しく頂いています。



日本酒にもこだわりがありまして、本醸造と純米酒という酒、どう違うのでしょうか。本醸造というのは出来上がった酒に醸造用アルコール(焼酎)を足して、アルコール分が増えたぶん水を足すさらに味が足りなくなった分いろいろなものを添加して作り上げた、米のなかった時代に大量に作った酒なのです。これに対して純米酒は米と米麹だけで作ったということになっていますが、ラベルには米と米麹しか書いてませんが、実際には乳酸などの微生物を制御するものが入っているそうです、そして、その乳酸は薬品ですが、書かなくてもいいことになっているそうです。

 これを説明すると訳がわからなくなりますが、まあどの酒も飲み過ぎなければ心配ない程度のもんでしょう。

どちらかといえば醸造用アルコールや水で割っていない純米酒の方が純粋な酒に近いような気がしますので、純米酒にこだわっていこうかなと思っています

 



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