めまいの治療で来た患者さん、めまいが治ったら「歩くと左足が痛むんですけど。指の付け根がいたんで、お医者さんには『モルトン病』って言われました。」
「あ~、モルトン病ね・・・治らないって言われなかった?」
「そんな風に言われましたね。」
「治らないこともないんだろうけど治りにくいんだよね。以前モルトン病の患者さん来たんだけど、あまりパッとしなかったんですよ。でもせっかくだから治療してみましょう。」
ということで数回治療してみましたら、「先生、足をつくときの痛みはなくなりました。痛みは指の先に移りました。」と
「解谿と」いうツボを押してみると圧痛があるので、「内庭」というツボに皮内鍼をする。「先生、指先の痛みもなくなりました。」
ということで、何故か今回のモルトン病はよくなっているみたい、前の人と何が違うんだろう?
前の人のカルテをよく見て、考えてみよう。