鎌田はりきゅう整骨院のブログ 木火土金水     

起立性調節障害でお困りの方。鍼灸で治療してみませんか?


 

夜間頻尿に竹踏み

2019年03月29日 | 日記
 数日前に来院した患者さんが、友人から聞いた話として教えてくれたのが「夜間頻尿に竹踏み」が効くというもの。
 テレビでやっていたそうで、駆り出されたメンバーは全員が効果があったということでした。
 教えてくれた患者さんも「効いたよ~。3回ぐらい起きていたのが、1回ですんだもん。」ということで、早速、100円均一のプラスチック製のいぼ付き踏み竹を買ってきて試してみましたが、それほど驚くようなことはありませんでした。
 もっとも僕の場合は夜1回しか起きませんので、それほど効果が見えないのかもしれません。

 

 テレビでやっていたのは、夜間に3~4回起きる人で、竹を踏むのは2~3分を1日2~3回踏むだけだそうです。

 その後竹やぶで、太めの竹をもらってきて、踏み竹を作ってみました。こちらの方が気持ちいいですね。

 若い女性にも教えて試してみましたが、回数は教えてくれませんでしたが、1時間睡眠時間が伸びたと言ってました。頻尿の原因は水分の取り過ぎによる冷えだと思います。ということであれば、竹踏みで足の血液を強制的に戻すのは効果的であると思います。

 僕ももう少し頑張って、夜は1回も起きなくなるよう頑張ってみます。

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木守柿

2018年11月30日 | 日記

 木守柿(きもりがき)
来年もたくさん実を付けますようにと、願いを込めて、柿の実を1~2個残して収穫します。これを木守柿と言うそうです。
 たわわに実った柿は、腹をすかした旅人のために・・しちゃすくないよね。また、鳥のためにとってあるのだろうか。



 「柿の実が赤くなると医者が青くなる。」なんて言いますが、柿は栄養豊富で体に良いということを言います。また反面、便秘しやすいとか、身体を冷やすのでたくさん食べてはいけないとか、諸説紛々です。

 暑くもなく、寒くもなく、1年で陽気がいい時期なんでしょうね。

 僕は柿が大好きで、果物は酸味が苦手であまり食べないのですが柿には酸味がないので、よく食べます。また自分の家の庭にも柿の木があって1年おきにたくさん実をつけるので、たくさん食べます。

子どもの頃、友人の家に遊びに行き、ひとしきり遊んでから、帰宅するときに大きな柿を20個貰いました。その友人の家は農家で、庭に大きな柿の木がありました。

貰った柿を親にも食べさせようと思いながら帰宅しましたが、一つ二つと柿を食べて、気が付くと全部食べてしまっていました。その後ひどい思いをしました。結局親には残った20個の柿のへただけがお土産でした。お腹を空かしていたんだね。

夜間頻尿のお灸

2018年11月26日 | 日記
昼間におしっこが近い、頻繁におしっこを催す。こういうのが頻尿であるが、我慢することをしないでいると、過活動膀胱、(少し膀胱に尿が溜まっただけで我慢が出来なくなる。)になるそうで、これは少し我慢をすれば治ってくるということだそうだ。
 よく「女の旅立ち。」などと云いながら外出する時などにトイレに行く、特に尿意があるわけでもないのにトイレに行くということが女性に多いようだが、そういう時に普通に尿の量があるのは、水分の取り過ぎではなかろうか?

 水分を取り過ぎれば、体が冷えて、尿意は頻繁になる。

 この時期夜間におしっこで頻繁に目が覚める、ということが自分にも良くおきる。寝る前にお酒を飲むからだろうかと思いながら、量をコントロールしてみたりするが、あまり関係ないような気もする。
 寝てすぐよりも、5~6時間たってから頻繁になる。深夜と云うより早朝の時間帯に頻繁である。

 これは、酒と云うより冷えであると考えて、毛布を追加してみたらよく眠れた。

 

 後日、また頻尿で、我慢していると膀胱が痛むほどの尿意を覚えたので、我慢をせずに、冷えに対するお灸をすることにした。
 自分でできるお灸ですので、おなかと足のほうにツボを取って、頻尿に試してみた。

 膀胱炎の特効穴である「蠡溝」。下半身の冷えに「足の三里」。「三陰交」。膀胱付近を押して圧痛のある、「中極」。といったところにお灸をしてみたら、朝の5時まで起きないですんだ。

 冷えが原因と思われるのでお灸がいいだろう。これを少し続けてどこまでの改善がみられるか、こうご期待。


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寝違い

2018年04月16日 | 日記
 寝違いの患者さんが朝1番の電話と共に来院。一昨日あたりから痛くて、動き方がロボットのようである。

 いつも来院するときは頭痛、や腹痛が多いのだが今日は珍しい。

 右の頸から肩が痛む。頸を前に倒しても、上を向いても、右を向いても痛む。ピクリとも動かしづらい。

           

 寝違いも原因はいろいろで、簡単に治ったり、なかなかしぶとかったりである。

 腰痛のために骨盤用のコルセットを締めたら、その日の午後から頸が動かなくなってしまったという女性の場合。完治までに一週間かかってしまった。

 手の甲のところに「落枕(ラクチン)」というツボがある、落枕とは中国語で「寝違い」のことだそうで、寝違いによく効くツボである。これで快方に向かった例もある。

 お腹に鍼をするだけですっかり治ってしまう寝違いも多い。体感のゆがみから来るのだろうと思う。

 相撲取りが一回投げ飛ばされると、続けて負けるのは、体感にゆがみが生じるためではないかと思う。

 女子高校生が寝違いで来院したときに、右の首が痛むのは分かったのだが、服を脱いでくれないし、困ったなあと思っていたが、服の上から脇腹を押すと頸の痛みが消えたので、脇腹だけ少し出してもらい、鍼を一本だけしたら、頸の痛みが治ってしまった。

 この脇腹だけで治ってしまう寝違いも結構あるので、最初に必ずわき腹を見るようにしている。
 

             

  今日の女性の患者さんは、そう簡単ではなかったが、筋肉痛の緩和、右肩の痛み、凝りに対する処置、反対側からの緊張の緩和。

 右側の経絡的な治療で、痛み多少残存するくらいで、ほぼ完治した。



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2018年04月09日 | 日記
 喉のイガイガ えへん虫。という題で咳のことを書いたことがある。ひょっとしたときに喉がイガイガして咳き込む「えへん虫」で困っちゃうとか、誤嚥かな?とか、年のせいかやたら咳き込むような気がする。誤嚥性肺炎なんて言って、えへん虫が肺炎になったりしたら大変だ。

         

 誤嚥をなくす運動などもあるようだが、本当にどれが効くのかよくわからない。

 僕も最近このイガイガから咳き込むことが増えて、困っていた。なぜ咳き込むのか、イガイガするのかどんな時に‥‥と考えてみると

 朝の味噌汁の時に、炒り粉の粉末で出汁を取っていて、その粉末がそのまま残っていた。味噌汁を飲み終わる最後で喉に引っかかるのである、ここで必ず少し咳き込む。

 これを女房に言って、この炒り粉の粉を濾してもらうようにしたら、この時点での咳き込みはなくなった。
 やはり考えてみるものだと自分に感心する。
        

 まあこのように、原因がはっきりしているものは対処のしようというものもあるが、電車に乗っている時などに急に来るイガイガなどはどうしたものか。

 今時分は電車に乗るチャンスはほとんどないのだが、1度だけ月に1回の勉強会のために電車に乗ってるときに、咳き込んだことがある。その時は龍角散ダイレクトというものをたまたま持っていたので難を逃れた。ラッキー。こんなものを持ち歩くとか‥・・・電車で頻繁に持っているお茶を飲んでるおばちゃんたちを見かけるが、それも予防の一つかな?

 前にも書きましたが、こういう時こそ、鍼とお灸であります。これがよく効きます。

 腕にある「尺沢」というツボと足にあります「太谿」いうツボに鍼と灸をします。

 1カ月も2カ月も止まらなかった咳が見事に止まります。医者に言われた「咳喘息」も止まります。

 即効性があるので助かります。これを継続していけば、突発的なえへん虫やのどのイガイガもかなり改善されると思います。

 治療中の患者さんが良く言うのは、「今年は風邪をひかなかったなあ。」です。

 鍼灸で免疫力を強化しましょう。

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