人は縁・花は色

花と旅の風景などの記録を紹介したくて
開設しました。

座禅草が咲きました。

2015-03-19 17:09:56 | 日記
毎年今頃になると[ザゼンソウの里]が気になります。
今日行ってみましたが雪が少なく、風雪に耐え抜いて雪を持ち上げて咲いている
ザゼンソウの姿は見れませんでした。

ザゼンソウは花を咲かせる時に発熱する珍しい植物です。
発熱は肉穂花序という部分で起こりその温度は30度c近くにまでなると聞いています。
ザゼンソウが咲いている雪の周りが解けているのを見つけると嬉しくなります。




インドで生まれて中国に渡り崇山少林寺で9年間座禅を組んで悟りに達した達磨大師に似ていることから、
この名前がつけられたと聞いています。達磨草とも言われています。

仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿にも見えます。

一個だけぽつんと咲いている花・姉妹のように仲良く・夫婦のように寄り添うように咲いている花。






仏様に抱かれているように見える花。どの顔も違います(この画像が大好きです)



10年前にとっても珍しい緑色の青ザゼンソウを見つけました。

地元の人に聞いたらとても珍しいとのこと。行く度に減っていて
今は絶滅です。

透き通るような穢れのない美しさ、私の心まで見透かされているようです。
花一輪にも心あり。まるで仏様のような花ですね。



私は死ぬまで煩悩具足の身、この花の前にいるときだけでも
煩悩追い払おうと思わず手を合わせました。

これは今年のザゼンソウです。ザゼンソウ祭りは21日なのに
里は満開になっていました。とても残念でした。今年のザゼンソウです。



以前の画像ですが見てください。
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公立高校の合否の日

2015-03-17 19:21:50 | 日記
今日は岩手では高校受験の合否が発表されました。
親友のお孫さんが気になっています。
友の息子さんが奥さんと別れて二人の子供を引き取って
育てていますが、矢張りおばぁちゃんが手をかけています。
先日もとても心配していました。当日体調崩して、特別室で
一人で受験したと言っていました。[不合格だったらどうしよう]と
友の悩んでいる姿が浮かびます。

父子家庭が多くなっているので、しわ寄せは家族に来ますね。
友の明るい笑顔に逢いたいです。

きっと大丈夫と思っています。

夫から風邪を貰ってしまい、連休は一歩も出ず養生しました。
皆さんも風邪にはくれぐれも気をつけてくださいね。

裏の田んぼで一休みしていた白鳥たちです。












蕗のとうが姿を・・・


3月初旬の我家の前からの日没です。


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世界の椿たち

2015-03-13 15:10:31 | 日記
昨年の日記を見たら矢張り3月7日から8日は
猛吹雪でした。今年は10日~11日まで春一番のような
気候でああ~又冬に・・・と思うとがっかりです。

月日の経つのは早いけど、春は遠いです。

でも季節は確実に春に向かっているので、心持ち少しは
ルンです。

震災の前の年、大船渡の[椿館]に行き世界中の椿を見て来ました。
道中、碁石海岸の他観光地も巡り珍しい碁石も2個ほど記念に持ち帰りました。

碁石浜は津波に?

椿館は高台だったので、津波の被害はなく今年も盛大に椿展が開催されています。
そのときの画像でフォトストーリーを作成していたので
良かったら覗いてください。


ここをくりっくです
今は何もないので古いアルバムを見ては当時を偲んでいます。

雪国に居ると本当に春が一番待遠しいです。


























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復興へ太陽からの恵みが届きました。

2015-03-11 18:56:25 | 日記

吹雪の中除雪を終えて2時46分にテレビを見ながら
一分の黙祷をしました。どの番組も震災の報道番組です。

この日だけは震災と向き合ってずうっとテレビに釘付けに・・・
4時過ぎにPC開いたら一通のメールが届いていました。

私が病後PC始めてからのメル友さんで、プロ級の腕前のカメラマンさんです。

   撮影出来てうれしいです。とコメントがありました。

素晴らしい[達磨太陽]を見てください。

今年はきっと被災地にも明るいニュースが、沢山生まれると思います。


     苦情は小さく
     感謝は大きくですね。


 
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大震災から四年目を・・・

2015-03-10 15:07:28 | 日記
平成20年2月21日・大船渡の[椿館]を目指して走りましたが
道に迷い陸前高田に出てしましました。折角来たのだからと車から降りて
昔子供達を連れて海水浴に来たことなど思い出しながら、パチパチと風景を
撮りながら砂浜を歩きました。今となってはこの景色は二度と観れません。

2011年3月11日。明日で4年目になりますね。
従兄妹の住んでる大槌では水門を閉めに行った消防隊員が全員亡くなっています。

停電でサイレン鳴らせず昔の半鐘をカンカンカンと鳴らして非難させたといいます。
津波が目前まで来ていても逃げないで使命を務めた隊員さんの思いは計り知れません。

最後に鳴らした鐘の音は弱々しく聴こえ耳から離れないと言ってました。
大槌の従妹もすべて流され、未だに仮設住宅に住んでいます。高台なので移動がとても大変らしいです。

どの映像も暫く見れませんでした。




七万本余の松の木も奇跡的に一本だけ残りました。地元の人たちは[ど根性松]と言っています。

震災前の高田松原の画像と新聞で見た被災地での様子を作品に作成していたので
良かったら覗いてください。(4年前の作品です)
ここをくりっくです

2011年4月2日吹雪の中を歩いている一人のお坊さんの衝撃的な写真が
目に飛び込んできました。

盛岡市にある石雲禅寺の副住職小原宗監さんです。2日に岩手県宮古市を出発し、
野営しながら宮城県石巻市を目指しています。素足にゴム草履。お経を唱えながら、
倒壊した家屋の前では深々と一礼し、犠牲者の鎮魂と街の復興を祈ったと言います。
「がれきの残る所には人の思いが詰まっている。被災者や復興に関わる人たち。
そして畏怖(いふ)の念を込めて海にも合掌したい。」
このお坊さんは、震災の前の年、火事で寺院を焼失し、再建をかけて歩いていると言ってました。
岩手にもこの様な素晴らしい若手のお坊さんが居てくれて、有難いです。





残された私たちも秩序を守り皆で助け合って生きて行きたいですね。
風化されることなく、一日も早い復興を願って止みません。



嬉しいニュースとして2019 年のラグビーワールドカップが東北唯一岩手県の釜石市で開催されることに
決まりました。
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