令和4年秋彼岸の入りでした。パチパチ!
今年も彼岸花が咲きました。
お盆やお彼岸にお墓参りに行き、お寺の相談事を思い出す方が多いようです。うちにも匿名電話での相談がたまにあるのですが、、、、、
仏教や真言宗にまつわる話、人生相談などでしたらなんでもお受けいたしますが、
1,「お寺は△△宗の××寺なんですが、法事のお布施の金額を教えてください」
2,「菩提寺から法事の申し込みハガキが届いたんですが、やらないとダメですか」
3,「離檀料っていくらくらいですか」
とかいう質問や、お寺との関係に困っているなどの相談に関しては、あくまで一般論しかお答えできません。例えば、
1,お布施は料金では無いので定価はありません。披露宴の招待状にも御祝儀いくらとは書いてありませんよね?(お寺によっては決まりを作っているところもあるようです)。
2,やりたくないなら無理にやらなくてもいいと私は思いますが、そういうご質問をされたということは、それ以外に何か引っかかるところがあるんじゃないでしょうか、、、、
3,離檀料をきちんと定めているお寺は少ないと思います。うちも含め、そもそもそういうの無い寺がほとんどですし。ただ、これまでお世話になったと思うのであれば、御礼の意味で御寄附をされては。そう思わないのなら、、、、(^^;)
こんな感じで歯切れの悪い回答しかできません。「〇〇円です」とか「やらないとダメです」とかは、私には言えません。なぜって、そこのお寺のご住職では無いので、、、、
いわゆる新興宗教は、選択の余地なく「~です」とピシッと言うので、そっちの方が考えずに済み、楽でいいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
それに比べ、仏教は私たちに「考えさせる」ため、かえって迷ったり、悩んだりしてしまうと思われるかも。しかし、決して突き放している訳ではなく、人の可能性を信じているのです。
そしてほとんどのお寺のご住職は「電話でも直接でも、何でも遠慮なく聞いてほしい」と思っています。ある程度考えて答えが出ないのであれば、遠慮なく尋ねてください。
それでも、お寺には聞けない(聞きたくない)!
というのであれば、
仏教情報センターの仏教テレフォン相談がおススメです。
各宗派の現役僧侶がマンツーマンで回答してくれます。
相談時間は月~金曜日の午前10時~12時、午後1時~4時までです。
※感染防止のため、令和4年9月現在は午後3時まで。
| Trackback ( 0 )
|
|