こんにちは、sibasennです。
田子の浦と言えば、万葉集・山部赤人の句が有名ですね。
(原一本松一里塚 9時30分過ぎ)
(1時50分ごろ)
(黄瀬川橋 4時10分)
(駿東郡清水町長沢)
(三島広小路駅 5時過ぎ)
23年5月1日
今日も7時ごろに気持ちよく目覚める。
今回のウォークの最終日である。
朝食を済ませ、8時半ごろに沼津駅から電車に乗り、東田子の浦駅に向かう。
9時前に東田子の浦駅からウォーク開始。
田子の浦と言えば、万葉集・山部赤人の句が有名ですね。
田子の浦ゆ うち出てみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける
東田子の浦駅からしばらく歩くと、富士市から沼津市に入っていた。
天気に恵まれていれば見えているだろう方向は、相変わらず分厚い雲のみ。
(原一本松一里塚 9時30分過ぎ)
(原宿 10時ごろ)
今日は天気がいいし、とにかく暑い!
その上、結構激しく車が行き来しているので、
安全にも気をつけないといけないと言うことで疲れる。
ちょっと歩いては休憩の繰り返し。
お昼には少し早いが、スマホで喫茶店を検索して入る。
和風喫茶でぜんざい等をいただく
店主に富士山のことを尋ねると、
「今の時期は難しい。冬の澄み切った頃なら」とのこと。
美味しいものもいただいたし、休憩もできたので
気を取り直して、また歩き始める。
(大諏訪・松長一里塚 12時20分ごろ)
(沼津藩領境 12時40分過ぎ)
(沼津藩領境 12時40分過ぎ)
東海道からはちょっとはずれるが、
千本浜海岸を歩く。
(千本松原 1時過ぎ)
(千本松原 1時過ぎ)
海からの風に真っ直ぐ伸びるはずの松が傾いている。
千本松原を途中で抜けてふたたび東海道を歩く。
狩野川を右に見ながら沼津市街を歩く。
(1時50分ごろ)
沼津城跡地にも少し立ち寄り、次の一里塚をめざす。
(2時30分ごろ 沼津日枝一里塚)
(2時30分ごろ 沼津日枝一里塚)
お昼はぜんざい以外食べていなかったので、もうはらぺこ。
足も疲れてきたころ、道沿いにファミレスを見つけたので、そこで腹ごしらえ。
元気を回復して、また歩き始める。
下校中の子どもたち数人と出会う。
時節柄、子どもたちにむやみに声をかけるのは憚られたが、
「君たちはどの方向に富士山見える?」
「あっち!」と、一斉に指差ししてくれた。
見晴らしのいい場所、黄瀬川が流れる橋から、
子どもたちが教えてくれた方向を見る。
(黄瀬川橋 4時10分)
やはり雲に隠れていた。
あきらめてしばらく歩く。
(駿東郡清水町長沢)
これも大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも放映された
頼朝と義経が対面を果たした「対面石八幡神社」がある。
そこにも立ち寄り、「対面石(たいめんせき)」を見てきた。
(残念ながら写真はありません)
(残念ながら写真はありません)
今回の東海道53次ウォークも、そろそろ終わりに近づいている。
やはり富士山を見るのはもう無理なんだと思いつつ、
今日最後の一里塚に着く。
(伏見一里塚 4時40分ごろ)
今日最後の一里塚に着く。
(伏見一里塚 4時40分ごろ)
そしてちょっと方向を変えて遠くをみると、
なんと富士山が見えるではないか!
(4時40分過ぎ 富士山)
(4時40分過ぎ 富士山)
もう嬉しくて、嬉しくて、ちょっと興奮気味ではあったが、
はやる気持ちを抑えながら、三島広小路駅まで歩く。
(三島広小路駅 5時過ぎ)
さて、今日のウォークは、5時間30分、3万歩、23キロであった。
今回3日間では、18時間、10万歩、76キロ。
久しぶりのウォークだったが、これだけ歩けた自分を褒めたたえたい。
そのご褒美が、最後の最後で見ることができた富士山である。
三島広小路駅から三島駅まで電車に乗り、さらにそこから熱海駅に向かう。
6時ごろ熱海駅近くの公衆浴場、もちろん温泉に浸かり、3日間の汗を洗い落とす。
熱海駅でお土産を買い、沼津駅に向かう。
夜行バスは沼津駅発8時40分なので、
沼津駅近くのうなぎ屋で夕食をとった。
5月2日の朝6時過ぎに、無事大阪に着き、自宅に帰る。
以上が、東海道53次ウォーク第10弾である。
この後、6月に第11弾として箱根八里を歩いてきたのですが、
その様子については、また近日中に公開したいと思います。
今日はここまで
ではまた