加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」『暦便欄』 大暑 

涼と花を求めて白山へ!

帰路

12:28 白山室堂 12:47
      16分
13:03 黒ボコ岩 13:06
      35分
13:41 殿ヶ池避難小屋 13:53
      2時間5分
15:58 指尾山 16:10
      16分
16:26 六万山 16:31
      50分
17:24 市ノ瀬バス停 17:24
17:26 市ノ瀬野営場

合計時間 10時間05分
休憩時間 01時間25分
距  離 16.3km
のぼり/くだり 1555/1990

黒ボコ岩まで下りてきてさて、どちらのコースを下ろうか考えてみた、時間的には少し余裕がある。観光新道も花が綺麗だ、必然的に右コース、観光新道に決まりかな?

最初からその予定だった。ただ時間的な問題だけでその問題はなくなったわけで花を愛でながら下ることに、それともう一つは、不動滝が望めることだ。


観光新道に咲くニッコウキスゲ(日光黄菅)の群生


キレベンダイモンジソウ?


ハクサンフウロ(白山風露)とタカネマツムシソウ


タカネナデシコ(高嶺撫子)


ハクサンシャジン(白山沙参)


シモツケソウ


タテヤマウツボグサ


殿が池避難小屋から見る白山釈迦岳


黄色が鮮やかなシナノオトギリ?


仙人窟、ここを過ぎると不動滝を望めるポイントがあり正面から見ることが出来る。


全景を見る

下って行くにつれて正面から見ることが出来る。わたくしのレンズではこれが精一杯。


不動滝付近がが雲の影になり鮮明に撮影できなかった。

ちなみに下の写真は2023_09_03に撮影したもの流れ落ちる水もほとんどなく滝下部にかすかに糸を引く程度だった

 此処を過ぎると間もなく別当坂分岐点に着く。分岐点を左に下れば別当出合に1時間程度で着く。

 此処でいつもの癖で、別当出合のコースは昨年の9月3日に一度下ったので、違う道をと分岐点を直進、分岐点までは草も刈ってあったが分岐点を過ぎたとたんに登山道の草は伸び放題、足元も見えない状態で慎重に下る。コースタイムは3時間と書かれている。しまったもっとしっかりコースマップを見ておくべきだった。

 分岐点を通過した時刻が15時ごろ、ここから初めての道を3時間、冷静に考えればこんな無謀なことをしなかっただろうに。

14:47 別当坂分岐点

コースタイムの予想が経たず少々焦り気味、何か所もの階段(梯子に近い)薄暗い樹林帯の中、時には草木をかき分けながら進む。

16:01 指尾山

指尾山山頂から見る千仞滝

16:26 六万山

16:53 白山禅定道登山口

 此処でやっと人に会うことが出来た。

 あれほど大勢の登山者がいたのに別当坂分岐点を過ぎたとたんに人影は皆無で少々人恋しくなっていた。

この景色を見てやっと帰って来たことを実感

17:24 市ノ瀬バス停

 初めてのルートとは言え千仞滝を見ることが出来たことはよかった。一日に不動滝、千仞滝を見れるコースとしておすすめかも。

 次の機会に千仞滝を再び訪ねてみたい。

教訓;登山計画書は念入りに!

登山日 2024_07_19

 

 昨日、下書き途中にて投稿してしまうハプニングがあり改めて追記投稿です!

 

 次回も白山登山、先日27日にクロユリを見に行ってきました。たくさんのクロユリを見ることが出来て感激です。

 

 



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「暑気いたりつまりたるゆえんなればなり」『暦便欄』 大暑 

涼と花を求めて白山へ!

 昨年は何度も市ノ瀬、別当出合から甚之助谷、不動滝、万才谷そして、湯の谷側の千仞滝等に足を運んだ。しかし、室堂その先の御前峰、剣ヶ峰等には足を運んだことはなかった。そこで今回は不動滝もさることながら頂上を目指してみることにした。

 そのためには不動滝の近くまで行くことは諦め、登山道からのみ見ることにして写真も控えめにすることに。

 前日の天気予報では朝から晴れの予報、梅雨はまだ明けてはいないが少々中休み的な感があり青空を期待して出発。

 市ノ瀬に着いた頃はまだどんよりした曇り空これからの回復を期待して準備をする。前日も仕事で早朝できるだけ早くにとは考えていたがそれもままならず市ノ瀬に着いた頃には駐車場も満杯状態。

 キャンプ場入り口付近に車を止め別当出合行きのバスにと思いきやここも長蛇の列。バスを2、3本見送り7:00発のバスに乗車。7:20頃に別当出合に到着。

 

07:20 別当出合登山口
      1時間41分
09:01 甚之助避難小屋 09:05
      1時間08分
10:13 黒ボコ岩 10:19
      23分
10:45 白山室堂
      中食 31分
      白山室堂 11:17    
11:48 白山 御前峰 12:03
      25分
12:28 白山室堂 12:47
      16分
13:03 黒ボコ岩 13:06
      35分
13:41 殿ヶ池避難小屋 13:53
      2時間5分
15:58 指尾山 16:10
      16分
16:26 六万山 16:31
      50分
17:24 市ノ瀬バス停 17:24
17:26 市ノ瀬野営場

合計時間 10時間05分
休憩時間 01時間25分
距  離 16.3km
のぼり/くだり 1555/1990

 
吊り橋を渡り中飯場、不動滝が見えてきた梅雨時期先日来の雨で水量も多い。

 
此処からは暫らく不動滝を見ながらの登りとなり、立ち止まりながらシャッターを切る、なかなか先に進まない。

そこに来て登山者も多く急な登りには渋滞が起き下山者も増えてくる。甚之助避難小屋では休憩者も多く荷物を下ろすことなく景色を眺め、すぐに先へと進む。

 

南竜ヶ馬場との分岐点も多くの登山者で賑わう。ここも休憩することなくスルーする。

 徐々に花が目につくようになりここでも立ち止まりシャッターを切る、別当谷から吹き上げる風は心地よく水場もありバンダナを濡らし汗を拭く、黒ボコ岩までの急な登りは花畑が続きなかなか先に進まない。そこに持って、すれ違いのため渋滞気味、途中荷物を下ろし、水分補給。


黒ボコ岩までもうすぐ。岩の上に上がり写真を撮る登山者、少々危険かなと思いながら通り過ぎる。

此処を過ぎればもうすぐ室堂。ここから先は積雪期しか来たことがなく建物すべてが雪に覆われていて雪の階段を下って小屋人入ったことしか覚えていない。(遥か昔のこと)


弥陀ヶ原を行く登山者


エコーラインとの分岐点五葉坂を登れば室堂、あと0.4km


弥陀ヶ原、エコーライン方向を見る

五葉坂

登山道の岩のの隙間で咲くイワキキョウ


 ビジターセンターを通り抜け白山奥宮祈祷殿・参籠殿前にて中食。
 風が冷たく汗をかいているので体を冷やさないように上着を着る。今回は頂上までの予定なので食べ終わり次第出発。

山頂はガスが架かっているが、ガスの切れ間を期待してひたすら登る。本当は荷物を室堂に置いてきて身軽に登る方がよかったのだが

登山道脇にはクルマユリの群生


ハクサンフウロ?、カラマツソウ?

花を見ながら登っていると疲れもまぎれる。時々青空を覗かせる。

なかなかガスが切れてくれない。わずかばかりの眺望をカメラに収め早々に下山。

下山途中に振り返ると青空がもぅすこし待っていればきちんとお願いしなかったせいなのか、

まっすぐ室堂に降りたので一輪のクロユリしか見つけることが出来なかった。

今回は眺望も、クロユリにも縁が無かったようだ。次回の楽しみに・・・。

弥陀ヶ原まで下りて来た時には青空が広がっている。

黒ボコ岩

別山方向を望む。

この後は観光新道を下ることに。

この後は次回に、もうすでに一週間が過ぎてしまった。27日の土曜日には再びクロユリを見に室堂まで上がって来た。周回遅れで登山もブログもなかなか進まない。


クロユリと御前峰 (2024.07.27 13:49撮影)室堂より平瀬道方向に入り展望歩道分岐点手前にて

27日も天候には恵まれなかったがクロユリを見ることが出来たので少しは満足。

21日の後編

27日のクロユリを見に再び白山に・・。

続く・・・・。

 



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雪も好かり消えた大日岳、山頂直下の北面にかすかに残る程度に

前回のチャレンジは6月9日あれから一か月が過ぎた。

ちなみに前回までの大日岳

2024.06.09_大日岳

20024.05.19_大日岳

なかなか山頂まではたどり着けず、今回こそはとチャレンジ、コロナ感染から約一か月、倦怠感から抜け切れず今回もダメかと半分諦めているところを励まされ何とか登頂。

今回は桂台のゲートも6時オープン19時クローズとゆうことで鈍足の私にも可能性が出てきた。

午前5時に桂台に到着するとすでに二台の車がゲート前に。6時のオープンを待って称名駐車場まで上がることに。

荷物ををまとめ時間が有ったので立山有料道路上の橋の上から称名川砂防えん堤を眺める先の滝まで臨めるかと期待したが角度的に無理があったようだ。

 そうこうするうちに車列がどんどん長くなり10数台にとゲート管理者も連休で車両多いとみてか時間前にゲートをオープン、堰を切ったように車が流れてゆく。徒歩だと登山口まで一時間弱かかるところを数分で駐車場に到着。

 早々に荷物を背に駐車場を後にする、今回は少しは荷物の減量をしたはずなのに重い。まだまだ減らさなければとは思うが、最悪の事を考えると食料、燃料、水等々少し余裕があった方がと思いついつい詰め込んでしまう。

 身軽に登っている人のリュックの中は何が入っているのだろうといつも気になる。

そんなことはさておいて足を進める。

 

 

写真を撮りながら歩いているとなかなか前に進まない。これから先登山道ともなると前から、後ろからとぞくぞく登山者が来て通行の邪魔にもなる。今日はいつもよりも登山者が多い。やはりゲートオープン前に入り登りださないとならないのか?

 

この場所からは称名滝は見ることが出来ない、ハンノキ滝、その横には糸を引いたような滝これも梅雨が終われば消えてしまうのだろう。また、称名滝の向かって左側にも滝が見える、岩の裂け目をつたい流れ出るように見える。

下:5月19日のハンノキ滝の様子(水量もそこそこあった)

下:7月13日のハンノキ滝、梅雨が明けれ見ることが出来なくなるのだろう

07:24 登山口から1時間牛ノ首。大日岳の沢の水を集めて流れるザクロ谷、流れは幾筋もの流れを集め雑穀谷へと流れ出る。


ニッコウキスゲ


大日平と大日岳


チングルマのワタゲ


振り返ればかすかに富山湾


富山平野


鍬崎山


木道脇にチングルマのワタゲ


大日平山荘が見えてきた。写真を撮っていると次から次へと追い越されてゆく。


トキソウ


オオコメツツジ?


タテヤマリンドウ


弥陀ヶ原と薬師岳

08:18 不動滝

山荘に到着するがそのまま不動滝へと何度見ても飽きない。称名滝が男滝なら、さしづめこちらは女滝。称名川に下るルートはないものだろうか?

仮に降りたとしても登りはどうする???????

そんなことを考えながら不動滝を後にして山荘のテラスへと、水分補給と少々の甘いものを。

08:30 山荘出発


山荘から見上げる大日岳


ガキの田


ガキの田に移るワタスゲ


ワタスゲ



イワイチョウと花に止まる虫


モミジカラマツ?


チングルマワタゲ


ツマトリソウ



マイヅルソウ 小さくて見落としそうな花


中々先に進めない頂上は遥か彼方に

09:40 2030M付近流れ落ちる沢の水でバンダナを濡らし頭に巻く冷たくて気持ちがいい。しかし、足重たく思うように上がらづ、ゆっくり一歩ゝ進む


振り返れば薬師岳


シラネアオイ


09:52 2080M付近 キヌガサソウ


009:56 2100M付近 足が上がらない休憩している人としばらく立ち止まり話をする。


10:17 2200M付近 で見かけたエンレイソウ


11:08 2350M付近 前回はこの辺りは雪渓で覆われ時間も随分と押して来たため小屋を目前に撤退

 


11:24 2420M付近大日小屋直下に到着 残すところ80Mもうここまで来たら登らずに居られようか。


せめて劔の雄姿を一目見るまでは、と雲の切れ間を


チングルマの花


ミヤマリンドウ


白く光る石、石英が含まれるのか?


雲の切れ間も劔の雄姿を

11:50大日岳に到着、所要時間5時間と30分恥ずかしいタイムだ


大日岳の看板と三角点を

此処で昼を食べて腰かけたままうつらうつら


奧大日、室堂、雄山方面を望む

此処で昼を食べて腰かけたままうつらうつらする。


此処はトンボの楽園か


次は奧大日から室堂まで。


山頂付近ではシャクナゲ(ハクサンシャクナゲ?)が


劔の雄姿を再びカメラに収め


12:42 三角点にタッチして山頂を後にする。

食事後に飲んだ薬が効き始めるにはまだ時間がかかるが足の痛みが少しでも治まれば何とかなるだろう。とゆっくり下り始める

 

14:12 2080M付近から大日平山荘を見る

15:13山荘に到着薬が効き始めたのか随分と楽になって来た。


山頂は雲に覆われたて来た。

15:46 牛ヶ首付近 1460M付近で見かけた クガイソウ

先行の学生たちが梯子、クサリ場で渋滞、ここで前に出させてもらう。

此処から登山口まで休憩なしで下りきる。

16:32 登山口到着 無事下山。称名滝に行きたかったところだが薄暗くなってきたので諦め駐車場へと向かう。

16:42 大日岳登山終了

タイム:10:41
休憩時間:1時間
距離:14.0Km
のぼり:1598m
くだり:1597m

今回は皆さんに励まされて登頂できました。本当に感謝しています。



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 尾小屋鉱山・資料館を訪ねて初めて見る光景に驚かされる。

 縦横に連なり交わることがなく交差してゆく坑道、これを掘った人をアリ人間と言わずに何と呼ぼうぞ。

 現在ならこんな手間なことはしないだろう山全体を切り崩し影も形もなくしてしまい必要な鉱石だけを取り除き残りは、ぼた山として積み上げて行くことだろう。

 ぼた山もまた砕石として十分に利用価値があるのでは。

 それにしても石川県人の中で石川県にこのような鉱山があったことを知っているのは何パーセントだろうか。

 加賀に居た方なら尾小屋鉄道が走っていたことだからあの先には鉱山があったこと位は聞いているかも知れない。しかし、能登の人はどうだろう?

 私もつい最近まで存在すら知らなかった。たまたま、山で黄銅が含まれる石を見つけて少し調べてみて初めて尾小屋鉱山の事を知った。

 精錬施設等々もっと残っていれば産業遺産にもなれそうなきがする。坑道の一部だけでは少々弱いかも?

大型坑道模型

尾小屋鉱山の坑道の模型を示したもの、総延長160km最上部より最下部まで約700m、一番抗から12番抗まで坑坑道の間は60mその中央に中切坑道(模型には表示なし)。坑道内には10か所に立坑があり地下より地上に鉱石が運ばれるようなっていた。ような内容の記載

総延長160km想像を絶する距離だ、まさしくアリ人のなせる業。

その他にも資料館には

  • 採掘技術の用具、工具
  • 尾小屋鉱山で採掘された珍しい鉱石・貴重な鉱石
  • 昭和初期の様子が分かるパネル
  • 尾小屋鉄道に関する資料
  • 精錬に関する資料、精錬で生まれた「カラミ」の再利用技術
  • 横山家鉱山関係資料

等ゝが所狭しと展示されている

 

 明治から昭和にかけてこの場所に採掘から精錬を行う一大施設が建設され夜も眠らず稼働した、まさしく不夜城がここに・・・。

 

尾小屋鉱山の歴史概要

 尾小屋鉱山の始まりについては詳しくは知られていませんが、最も古い記録として「天和2 年(1682)、茶屋吉左衛門が無断で採掘し、お叱りを受けた」という記録があります。このほかにも江戸時代の記録がありますが、本格的な採掘は明治に入ってからでした。 明治11年(1878)、橘佐平という人が尾小屋の「松ヶ溝」というところで銅鉱の露頭を偶然発見。翌年には山岸三郎兵衛という人が採掘を試みたのですが、うまくいきませんでした。

 しかし、明治 13年(1880)、元士族の吉田八百松など 6 人が採掘を開始。加賀藩家老であった横山家の 13 代・横山隆平と、その叔父・横山隆興も仲間に加わりました。 

・・・・・ 

  横山家経営期の尾小屋鉱山(本鋪坑口)

 尾小屋鉱山事務所(昭和33年=1958)

 そして、昭和37年(1962)3月31日、製錬の火が消え、尾小屋鉱山の製錬所が廃昭和33年(1958)の尾小屋鉱山事務所 止。次いで同年9月1日には日本鉱業株式会社から新たに分離独立した北陸鉱山株式会社が経営を継承し、9月30日には尾小屋鉱山本山が閉鎖されました。

 その後は、北陸鉱山株式会社によって、尾小屋鉱山本山から離れた大谷支山(大谷坑・金平坑)を中心に、採鉱・選鉱のみの操業が行われました。しかし、経営が振るわず、昭和46年(1971)に大谷支山が閉山。尾小屋鉱山全面廃止となりました。 

尾小屋鉱山の歴史概要(A4、2ページ) (PDFファイル: 170.1KB)
https://www.city.komatsu.lg.jp/material/files/group/40/ogoyamine_history2020303.pdf

小松市サイト 尾小屋鉱山資料館概要及び歴史より

 

 資料館を出て奥に行くと、尾小屋マインロード(坑道、マインロードでは中々イメージが湧いてこない)

 実際に中に入ってゆくと湿度が高くひんやりしていて心地よい。が、なにぶんにも坑道本当に落盤とかないのか不安。

 それともう一つ不安な事と言えば資料館を出たところでクマに注意とあったが、坑道内に熊が入り込んでいたら間違いなくアウト

 当時の様子がジオラマ風に展示されている坑道入り口は二か所あったが一か所は立ち入り禁止。

 近代鉱山ゾーンと鉱山歴史ゾーンと二本の坑道の総延長600m程度だが、今回見学できたのは近代鉱山ゾーンのわずか200m程度。

 素掘りの行動

神棚

見張り場

 衛生十則
あくまでタテマエでしょうね。明治・大正・昭和初期替わりの人は沢山いたことでしょうから、

 さく孔

 積込み

 スラッシング

 発破

 坑道の中で育つ植物

 今回入ることが出来なかった坑道入り口。

マインロード内をトロッコが運行そのトロッコに乗車できるイベントが開催されているそうだ

詳細は下記リンクより

 

尾小屋鉱山イベントデー | イベント | 尾小屋鉱山資料館

尾小屋鉱山は、明治10年代から本格的な採掘がはじまり、90年余、日本有数の鉱山として繁栄した鉱山です。当館は、その尾小屋鉱山にまつわる資料館です。 尾小屋鉱山に関す...

小松市ミュージアムズ

 

 

もしかして今回のが、トンネルツアー第三段だったのかな?

 

写真:2024_06_02 
天候:曇り
場所:小松市尾小屋町カ1-1 尾小屋鉱山資料館



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 週末天候がすぐれずこのまま入梅化と思っていた雨の新緑もまた綺麗だと思いながら上高地を訪ねてみた。

 日差しも強くなく散策にはちょうど良い気候で、水面伝ってくる風は心地よさを感じる。

 自然の景色は変わらないが一つ変った事と言えば人の多さだ。団体客が次から次からやってくる。狭い木道もすれ違いすら大変だ、そこに持ってきて騒々しい、川の流れも、鳥のさえずりさえゆっくりと聞いていられない。どこの観光地もそうだが、少し静かな上高地であってほしい。

今回はバスターミナルから田代池大正池を周り再びバスターミナル、そして小梨平ビジターセンターと周り帰路に着く、幸いにも雨に降られることもなく良い日だった。

 

 

田代橋付近の流れ

田代橋付近に建てられたインフォメーション

 

田代湿原には蓮華つつじ満開の時期を向かれていました

 

 

田代池を過ぎると明るい木立の中の遊歩道が続く

中千丈沢から流れ出た土石流の砂礫の堆積地とそして、大正池

 

清流を泳ぐ岩魚?山女と子ガモ


大正池



大正池と焼岳


岳沢には日が差してきたが穂高岳は一度も顔を見せてくれなかった。


明神岳

清水橋を流れる清水これが真清水地なのかもしれない、中に浸み込み蓄えられた地下水が永い年月をかけて流れ出るそれがこのような清流を創るのだろう。

写真:2024_06_16 天候:曇り
場所:上高地

 

 

 



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立山川を下り東小糸谷を登る。沢を流れる流れは清らかでとどまる事がない。果たしてこの流れは何処から来るのだろうか。

 

登山道は綺麗にせびされ迷うことはない。

 

沢沿いに咲くウツギ

登山道わきの花、鉱物

真っ白な石!石灰岩が変成して方解石・・・? 下記サイトより

 

中山(富山県):剱岳の眺望を手軽に楽しみたいならココ!+ちょこっと地質 May 30, 2019 - 山と愛蘭土 ☘ Sliabh & Éire ☘

剱岳!!!いつかまたのぼりたい~

山と愛蘭土 ☘ Sliabh & Éire ☘

 

高度が上げって来ると剣岳が見えてくる。

中山山頂到着登山口8:41-分岐点9:44-中山山頂10:09

タイムを見ると本当にゆっくりペース、立ち止まって写真を撮っている時間が長いのか、休憩時間が長いのか、いつも後から来た人に追い越される。それだも何とか山頂に。

山頂に着いたときは剣岳の全容を見ることが出来たが、いつの間にか雲がかかり全容を見ることが出来なくなってしまった。


山頂で見かけた花々


富山平野、富山湾を見ることが出来る。この季節鮮明には・・・。

11:04 山頂を後にする。

再び劔方向を望む。大窓、小窓等がはっきり見える


ギンリョウソウ<銀竜草>意識して探さないと見落としがちな植物写真におさめたのはこれが初めてかも

こちら側の登山道は巨木の連続、樹齢はどれくらいだろうか

 

人がすっぽりと入れるくらいの口を開けた木その上部を拡大すると何やら物の怪が獲物を待っているような・・・。


此処にもギンリョウソウ<銀竜草>

12:18下山

こちら側もコースも整備されており昇り降りしやすいルートで、ハイキングコースおすすめかも。この日も家族で登山を楽しむ姿も見られ地域の人々に親しまれている山だと実感。

そしてご褒美には、剣岳をまじかに見ることが出来る素敵な中山(1255.2m)でした

写真:2024.06.09 天候:曇り
場所:場所:富山県上市町番場島 中山にて



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前回は番場島発電施設のみの記載になってしまった。

番場島から立山川をさかのぼると興味深いものがまだまだある。(興味があるのは私だけかもしれない。たんなる自己満足)

番場島駐車場から川沿いをさかのぼると丸太と蛇籠で組んだ堤のようなものが目に付く。これはもしかして信玄堤を模したものでは?

砂防えん堤を見ながら登るがよいアングルがなく真横から河床に降りれば正面から撮れるのだが。

立山川第2号構成堰堤(昭和46年度)

道路横の岩肌も気になるが鉱物の知識もなくやみくもに気になるところを・・・。

変成岩の模様を見ているだけでも十分楽しめる。

岩石についてもっと知識があればもっとゝ楽しめるのに、せめて番場島に岩石についての説明、解説施設などが有れば。ぜひビジターセンターの建設を・・・。

たぶんおなじ変成岩でしょうが大小まだまだ・・・。

そして、菊石と言われている巨岩

近づいてみるとこんな様子

 

 


流れに洗い出されて一段と模様が綺麗に、

さて砂防の方はと言うと、岩石で埋め尽くされている。これから上部の堰堤についても、みな同じような状態だ。


右岸側の茂みの中から頭を出す立ち枯れの木


先端部分をズームすると

上流側を見るとV字谷の先に見える山


綺麗に縞の入った変成岩

変成岩とは、既存の岩石が温度・圧力が変化することによって再結晶した(変成作用)岩石。


取水用堰堤構造物

さらに上流にも堰堤、床固が続く、がこれより上流には堰堤がないようだ。(国土地理院地図)

 

此処までにして帰路にと、岩石の割れ目の根を草花

写真:2024.06.09 天候:曇り
場所:場所:富山県上市町番場島 立山川にて

この後、東小糸谷より中山を目指す

 



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仲夏の番場島 立山川 番場島発電所の取水施設 2024.06.09

前回訪ねてから一か月が過ぎた番場島、前回は立山川方向には入ることが出来なかったので今回は立山川の砂防えん堤と菊石、そして番場島発電所の取水施設を見に。

ブナクラ谷、白萩川で取水した水は早月尾根を貫通して立山川へと、そして立山川の流れを加え約標高1000mラインで中山の中腹を通り番場島発電所上部へ。このラインの途中で再び小又川で取水し中山の真下を通った流れが加えられている。

番場島発電所上部、およそ900m付近から標高650mの施設へと流れ落ちる。(あくまでも、私の国土地理院の地図を見ながらの想像です。)

そんな施設の一部を今回は訪ねてみることに


早月尾根斜面に鉄塔のようなものが見えてきた。

あの付近が早月尾根を貫き流れって来たブナグラ谷、白萩川の流れ。この流れは立山川の川底まで落下し再び中山の中腹まで上がっている。

これは自然の力、サイフォンの原理を利用したものだろう。もし、動力を使って水を上げているのなら、本末転倒だ。

 

斜面をつたっている構造物が導水管の巻き立てだろう。


そして、立山川の下をくぐる構造物


再び導水管は約1000m近くまで駆け上る。


構造物には国有林野貸付使用許可標識が取り付けられている。

これより上流にさかのぼると立山川の取水施設が見える。


この付近にはまだまだ雪が残る。

此処で取水された流れが先ほどのラインに加えられている。現在は工事中だったが。

国土地理院地図より

上流谷あいから見える山(劔御前)だろうか?

写真:2024.06.09 天候:曇り
場所:富山県上市町番場島 立山川にて

 

 



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仲夏の称名滝・不動滝・大日平 2024.06 2024.06.08

芒種も過ぎた週末、もう間もなく入梅の季節再び大日平を訪ねてみました。

前回から三週間が経ち大日平の風景も一変して驚きの連続です。まだ一面に残っていた雪もすっかりなくなり木道脇にははながさいて、ここ大日平にも夏が訪れたかの様です。

ちなみに雪の残る大日平の様子は

初夏の称名滝・不動滝・大日平 2024.05 Vol003

初夏の称名滝・不動滝・大日平 2024.05 Vol002

 


山荘が見えて少し元気が

弥陀ヶ原の方も同じように、雪はほとんど消え谷筋に少し見える程度。

やっと山荘に到着テラスに荷物を下ろし少々休憩、テラスでのんびりティータイムを楽しんでいるとゲートが空いてから登って来た一人がもう山荘に到着時間を見ると8:30頃駐車場から1時間30分も掛かっていない計算になる、早い、カモシカのような脚力だ。

山荘で休憩することもなく大日岳へと駆けていく。あのスピードなら大日、奧大日、室堂、弥陀ヶ原を下り立山駅までも可能だろう。

そんなことを考えながら重い腰を上げ不動滝へと

 

山荘を後にし大日方面へと、昼までに行けるところまで。

 

 

 標高2,330m付近から大日を見る、山頂はガスが架かり雲行きが怪しい間もなくタイムオバー、ここまでの途中夏道が顔を出しアイゼンを外すが再び雪の上をトラバースすること頃がありアイゼンを付けるこんな繰り返しで随分とタイムロス。

 2,360m付近にて再び雪渓ガスで先が見えないたぶん山荘はこの先だろうが時間も押している。ガスで眺望も聞かないこれより先は次回の楽しみにと、ここで撤退を決める。

 カメラは荷物の中にしまい下ることだけに集中する。夏道はアイゼンが岩に引っ掛かり歩きずらい。タイムロスを考えると無理をしてもつけたままで下る。

 もうこれ以上雪解けが進むと雪渓を渡ることは無理だろう。次回は完全に夏道が現れてからにした方がよさそうだ。

 

沢まで下りたところで雪解け水でバンダナを洗い頭に巻くひんやりして気持いい。

この辺までツツジが花開いている

14:50頃山荘に到着再び山荘裏手より不動滝を

 

 

滝壷に降りるルートがないものかと覗き込むがそれらしきルートは見当たらない。

花を眺めながら下る


アカモノ


無事下山

此処から桂台までもう1時間。今回は称名滝をスルーし帰路に

18:10 予定していた時間より10分遅れだ桂台に到着

写真:2024.06.08 晴れのち曇り
場所;大日平、不動滝他

 



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一週間たった卯辰山花菖蒲園

見ごろを迎えた花菖蒲園には、大勢の方が訪れていました。

写真:2024.06.09 夕方 天候:曇り

場所:卯辰山花菖蒲園にて



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