加賀藩の所領加賀、能登、越中の魅力、海越しに観る山々、風光明媚なシーサイド・ラインの風景・出来事を写真で紹介する。
金澤・能登立山シーサイド・ライン



先日来から気になっていたブナグラ谷砂防堰堤を見に赤谷方面に。

車は番場島より砂防工事道路をゲートまで進めゲート前にて駐車、すでに3台の車が停められている。山菜採りだろうか、それとも渓流釣りか?

今日は無いと思うが赤谷山もしくは、猫又山へ。午後からは天候も下り坂、山は荒れるだろうから無謀なことはしないとは思うが?

その後から数台の車が入ってくる。

工事用道路を歩きながら砂防堰堤の見える河原に出てみる。

 

雪解けが進んでいるのか水量が増えたような気する。

 

砂防えん堤ではなく床固(床固工は、急な河床勾配を緩やかにして、侵食作用を軽減し、侵食による新たな土砂の流出を抑えます。形や作用は、砂防ダムと良く似ていますが、床固工の落差は、5m以下がほとんどです。)要するに落差の差によって呼び方が変わるわけで、では堰堤とダムの違いは?

大きな平らな石

こんな石もいいかなと木々の替わりに石組の庭を妄想したりして・・・むりゝと諦め樹木に目をやる。


エンレイソウ(延齢草)


二輪草


イカリソウ


ホウチャクソウ


サンカヨウ


カタクリ


キブシ(木五倍子)


ウリハダカエデ(瓜膚楓) カエデ科


ウワミズザクラ

白萩川第16号床固

 

昨日の青空は雲に覆われ今にも泣きそうな空だ。天気予報では午後から雨の予報


クロモジ


ウリハダカエデ(瓜膚楓) カエデ科


橋の真下を流れ落ちる白萩川の水流


白萩川

 
白萩川左岸側に支流その奥に堰堤が見える。これから先は後程に。

先日歩いた白萩川分岐点まで進む。まずはブナグラ谷方面へ。

  

大猫山、猫又山そして赤谷山から流れ出る量はいいく狭い川筋を勢いよく流れる。

 

 
道路脇の巨石今にも落ちそうな感じで離れ足早に通り抜ける。

 

 

 


標識を拡大してみるとやはり北陸電力の水利使用標識ここで受水して発電施設まで送水。果たして発電施設は何処に???。

そして現在は使用されていないようだ。

  

ブナグラ谷を下流から見る木々の間から構造物が見える、たぶん第1号谷止(床固)だと思われるが確認できなかった。

大ブナグラ谷の方はと言うと、現在、工事中、ここでも、自然との果てしない戦いが繰り返されている。

 

山菜採りの方が登って来た。私を見て”赤谷(あかたん)まで”と聞いてきた。地の人はアカタンと呼んでいるのだろうか。

私たちのところでも、谷をよくタンと呼ぶここも同じなのかと思いながら、いいえ、“今日は此処まで”と答えて引き返す。

今度は白萩川方向に入ってみる

 
道端に咲くタンポポ多分に外来種だろう。

 

 

 

そして、さらに奥には構造物が、想像するに北陸電力の施設であることには間違いないだろう。


吞口、ここで飲み込んだ水を下流にある発電所へと送る。

此処より十流にも砂防えん堤が地図で確認できるが道が確認できないので今回は此処までにする。次回は立山川の砂防えん堤を訪ねてみたい。

番場島発電所

取水:ブナグラ谷、白萩川、立山川、小又川で取水した水は数キロ先の番場島発電所に送られる。
導水路:総延長7542.8m、主要導水路 幅2.40m×高2.40m、延長4329.1m(水力ドットコム/suiryoku.comより)

 
番場島発電所

現在は水圧鉄管の更新作業の様です。有効落差319mとあるが最上部が見えないくらいの位置に在る

電力開発でよく話題になるのが黒四ダムだが、各地にこのような施設が多数ある。電力各社の地道な開発で電気を届けてくれている。

この後、小又川に寄ってみたが奥が深そうなのだ途中で引き返す。立山川、小又川、いずれも日を改めて訪ねることにする。

随分と日が経って、纏まりのない内容になってしまった。(反省)

写真:2024.05.12
天候:曇り午後より雨



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