【 Photo by Tokuyuki Takashima 】
夕暮れには
キュッと空気が冷えてきて
ようやくボクの今日がきた
いつもと同じカバンが
とても重たい日だった
おなじ夕空なのに
みつめられる夕空と
みつめられない夕空の
違いを考えた
でも浮かんだのは
明日は違う靴が履きたい
それだけだったけど
明日が少し楽しみになった
夕空の中にいる自分と
それを見てる瞳の中のあなたに
少しだけ今日を報告する
春が
街を明るくしていくのを
どうすることもできない
木蓮が
散っていく寂しさを
消し去れない
答えは
いつだって
ちゃんと出てこないまま
また今日の余白が埋まっていく
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