【 Photo by Yoshinobu Tashiro 】
笑うのを
忘れてる間に
春の光と
冬の風が
振り子のように
窓を叩いていました
あなたを
忘れたのではなく
思い出すことが
少なくなっただけ
そんな歌が
口から出たのは
こんな季節の
歌だったからでしょう
小声で唄った歌が
今日の空にとけて
良い感じです
あの曲にとって
今日が久しぶりの
蘇りなら
幼い頃
こんな色の空の下
ブランコに乗っていた
ボクの記憶は
どこで蘇りを
待っているのでしょう
もしかして
久しぶりに
ブランコをこげば・・・
あなたに
愛されていた日を
思い出すかもしれない
もうボクにしか
残っていない記憶を
追いかけると
その足を
止めるように
空から
雨が
落ちてきました
雨粒は
まだ冬のままの
ボクの肩を
濡らしています
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