今日は今年の社団戦の初日。O関・優が不参加となり、メンバーが足りなかったために現役に声かけした結果、今年の慶應名人の鈴木君に参戦してもらえることになり、どうにか7人揃った。メンバーは関川さん・関向さん・丹羽さん・高橋さん・小林さん・鈴木君・私の7名。
個人的には熱海合宿あたりから時々やり取りをしている丹羽さんにも注目していた。
今年はコロナ禍前の条件(朝から対局開始、昼食休憩あり)で持ち時間も25分+30秒ということになった。
1回戦:対千葉大OB
初戦は千葉大OBチームと対戦。注目のカードは関向ー塩谷戦のエース対決か。自分の将棋は林氏のゴキゲン中飛車対私の位取り。少し駒組が欲張りだったか、中盤で相手玉頭に大きすぎる拠点を築いてペースを掴んだかと思い込んでいたが、どうやら勘違いだったらしく、相手からそれ以上に突っ張った猛攻を喰らってしまい、苦しくしてしまった。終盤、少しもつれてきたかなと思った直後に敵陣に飛車を打ち込んだ手が相手玉を固めさせるだけの悪手となってしまい、最後はしっかり詰まされ負け。
チームの方は関川さん・関向さん・高橋さんが勝ったものの、残り4つが負けで3-4負け。初戦から戦犯をやらかしてしまうという幸先の悪いスタートとなった。
昼食を会場のお弁当販売(松屋)で済ませようと小林さんと並んだら、丁度目の前で並盛完売となり、大盛を買う羽目に。大盛しか選択肢がないとはツイていない・・・。
2回戦:対新宿特殊部隊
続く2回戦は新宿特殊部隊チームと。何故か東大OBの超強豪堀井さん・アマチュア銀河の木村氏・オール学生チャンピオンの相良氏等、強豪が何人もいてびっくり。オーダー表交換の結果、関向ー堀井戦、鈴木ー木村戦、私ー相良戦というカードとなった。
自分の将棋は相良氏の無理矢理矢倉から脇システムチックな形になったが、中盤の仕掛け直後で致命的な勘違いがあってあっという間に無理攻めになってしまい、丁寧に攻めを受け切られて全駒負け。
チームの方は関向さん・高橋さんが勝ったものの、残りが全部負けで2-5負け。強豪揃いのチームだったとはいえ、チームとして大敗を喫して2連敗はさすがに痛かった。
3回戦:対オール明治
3回戦はオール明治チームと対戦。水井さんや高梨君あたりがいるのかなと思いきや、2人ともいなかったのはちょっと意外だった。
自分の相手は元関東オール学生チャンピオンの斎藤Cさん。個人的にここまで2連敗中でもあったので、かなり自信をなくしていたが、そこで斎藤さんを引くとは・・・。
斎藤さんとの将棋は、斎藤さんの三間飛車対私の左玉。久々の左玉採用だが、斎藤さんにうまく仕掛けられてしまい、おまけに穴熊側の桂馬まで攻めに活用され、開戦早々ボロボロになってしまった。しかし、即死だけを避けようと自陣に歩を埋めて頑張ろうとしたのが良かったか、斎藤さんが寄せをもたつき、もつれ始める。気がつけば斎藤さんの攻めが完切れになったはずが、攻め駒を一掃すべき場面で攻め合いに出てしまうという私の悪い癖が出て、形勢は混沌。終盤は一瞬頓死したかなと思う場面もあったが、どうにかギリギリ詰まず、辛勝。手数はゆうに200手を超えていたと思われる。秒読みが30秒から20秒にするようアナウンスが出てからも、誰も新しいチェスクロックの操作方法が分からなかったらしく、延々と30秒の秒読みのまま20手以上指していた気がする。
ヨレヨレの終盤だったが、どうにか逃げ切ってようやく1勝を挙げることができた。
チームの方は関向さん・高橋さん・小林さん・私が勝って4-3勝ち。紙一重の勝負だったが、まずは勝ててホッとした。
4回戦:対ひよけん
今日の最終戦は同じ慶應の後輩チームであるひよけんチームと。崎玉君によると、誰を私にぶつけるか、を最初に考えたオーダーだったらしい。私に谷本君をぶつける予定だったらしいが、当たりがずれて、谷本君は小林さんに当たった。自分の相手は佐藤君。初めての対戦だったかと思う。
佐藤君との将棋は、角換わりから右玉に構えたところ、筋違い角から佐藤君が積極的に攻めて来られた。こちらもただ黙ってつぶされるのはシャクなので、こちらも右玉ながら玉頭から反撃に転じ、中盤はまずまずだったかと思う。終盤、こちらに危険な手が出て、一瞬頓死したかと思ったが、辛うじて1枚足りず、何とか逃げ切って制勝。この将棋もかなり危なかった気がするが、久々に終盤が面白い将棋だったように思う。
チームの方は、高橋さんがまさかの時間切れとなったものの、関川さん・関向さん・鈴木君・私が勝って、何とか4-3勝ち。後輩のひよけんチームに負けるのは寒いなと思っていたが、チームの調子が上がらず、正直あまり自信はなかった。どうやらひよけんチームもここまで3連敗だったらしく、最終戦で我々が辛勝したため、ひよけんチームは4連敗と厳しい初日となった。
・・・ということで、今日はチームとして2勝2敗。個人的にも2勝2敗だったが、将棋の内容は悪く、反省の多い1日だったように思う。
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