今日の東京下町西部での勤務は唖然とするほど意外性と必然性の入り混じった時間であった。まず午後からは雨という予報が外れた。結構なことであった。二度目に相見えた同僚の女性は私との昼食を望んでいた。それは別にどうでも良いことであった。同時に彼女の私とのひと時の共通の仕事という時間の共有において別に決定的なものではない何か限られた時間の仇花とでもいったものを持つことさえないある種の日常の決まりきった起承転結のパターンであった。次に私の限定的な一瞬の苦痛とか慰安とかいうものの入り混じった渦の中で奇跡的に参入してきた存在もあり得た。見事な始まりであり同時に見事な終幕であった、もしくは始まりなのかもしれない。全ては不確かであり確かな慰安の手触りを醸し出す日常の吹き溜まりの中のとある不可能な想いとでも言うべきものなのだろう。言い換えれば二人の女性との偶然性を装った単なる自堕落な必然性を一瞬なりとも垣間見たということであろう。・・ここが秋空モザイクのような軽やかさ まほろば
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