まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

人間の白熱/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その17)

2014-08-04 21:11:25 | 日記
近隣の巨大下町タウンは暑かった。所用の終了後夕刻に入り、駅頭の立体通路で缶ビールを飲みながらある文庫を読み続けた。『トッペルゲンガー』(竹文庫)である。トッペルゲンガー人間がいて白熱す(再録)私だけの一人吟行の場所のひとつであるが、今日はとても句作は出来なかった。BOOK OFFでハルキ文庫の「角川春樹編俳句歳時記」の新年版が見つかったがさすがに購入しなかった。あらためて新品で同編「季寄せ」を探したい。今夜はNHKの終戦特集の特番の一つ【対馬丸 消えない傷~沈没70年目の告白~】をぜひ観てみたい。左右の政治勢力からは口を揃えてピント外れのNHK批判が続いている。しかしNHKはここ数年、終戦日を前にしたこの時期に米国の《マニラ攻防人間の盾作戦》や広島被爆少女の遺骨のスミソニアン博物館に於ける標本番号を付しての展示など日本のジャーナリズムで唯一対米批判と受け取られてもおかしくない確固たる客観報道を続けている。今回の昭和19年8月の米潜水艦による児童疎開船対馬丸撃沈についてどのような報道姿勢で挑むか注目される。 8.15を許さぬ阿鼻叫喚の続きをり  まほろば