まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

金太郎飴ぽきり原爆の日の青空/新雑句雑感(113)~プロローグ6の始まり

2018-07-19 04:11:49 | 新雑句雑感

大暑なり昭和歌謡の尽きてをり   けふ極暑明日は明日の風が吹く   裸の子裸のままで亡父を追ふ   平成を老いさらばえて金魚玉   空蝉の未来に希望はあったのか   鯉のぼり少年のまま昇天す   地の果てにゐるのか林檎の皮の俺   片陰のどこにも私は見当たらず   生き死にのあはひにゐたり汗ばむと   空蝉の死を惜しみつつ浮遊せり   金太郎飴ぽきり原爆の日の青空   一円玉貯金まだ続きをり金魚鉢   怒鳴る人いつか鬼籍に夏座敷   日向水テクノロジー犯罪まだ続く(被害歴20年)   わが人生まだまだ未完蚊帳を出る 

 

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