まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

六月尽/雑句雑感六~プロローグ4の終わり(その45)

2015-07-06 10:08:50 | 雑句雑感Ⅵ
長梅雨や新装開店の幟佇つ マッチ売りの少女はいなかった六月尽  瀑として五月の雨の降り止まず  空梅雨の閉店セールに人は来ず  火を吹いても六月六日の虚空消えず(飯島晴子自死の日) 竜飛岬の空といふ空夏の果て(推敲中)  なでしこジャパンの号砲続く六月尽  夏終る新宿三丁目の高天原  百円ライター路上から消え六月尽  人が猫にひれ伏すまつり七月尽  戦後レジームからの脱却すいとんの味薄れ(川柳)