まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

8.15の凍りついた炎天と対峙せよ/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その40)

2014-08-14 21:05:34 | 日記
明日はいよいよ8.15である。また8.15と言うべきだろうか。相変わらず残存左翼・左派陣営が騒がしい。彼らはそうやって自分たちの存在証明を提示する。誰に向かってそうするのか。反対派の地位を補償する安倍自公政権に向かってか、それともその宗主国米国に向かってか?そうではないだろう。おのれの新中流としての逃れようのない他者によって額に貼られるレッテルに対するささやかな違和に向かってである。自分はアイツらとは違うのだ・・と。彼らは反戦・反体制をいくら唱えても全ての存在証明はアイツらからやって来るのが耐えられないのだ。彼らの認識(知性)は所詮そこまでのものでしかない。ただ単にそれだけのささやかな快楽(逸脱)のために国会や首相官邸を取り巻いたりする。当然その分の食い扶持は保障されている。しかし戦後69年後の現在も世界の主役は決して彼らではない。依然として8.15のあの凍りついた炎天を否応無しに目撃した私たちの父や母である。8.15は突然1億日本国民の頭上にB29のメタリックな輝きと共に降って来た。その父や母たちの共通体験は69年後の今も凍りついたまま私たち戦後世代の眼前に曝されたままである。・・NHK今夜10時ドキュメント【少女たちの戦争~197枚の学級絵日誌~】そして0時30分ドラマ【東京が戦場になった日】を直視したい。《続く》