まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

自愛のことば/新雑句雑感(198)~プロローグ5の終わり

2018-03-21 18:45:20 | 新雑句雑感

あたためて自愛のことば春彼岸  彼岸くる果たして私は誰なのか  法隆寺は再会の寺大彼岸  彼岸雪失恋話明け透けに  泥だらけの純情過去のこと入り彼岸  かけうどん二百円切る彼岸の街  獄卒の槍の切先入り彼岸  オッペケペー街に彼岸を呼び覚ます  彼岸空大平透の声あふれ(スーパーマン役の往年の名声優)  地に光あれ彼岸鴉のホーイのホイ  彼岸空人に烏は呼べぬもの  飯館村に人呼び戻す彼岸の炎  この彼岸白また白につづく闇  母子像のひかりを放つ彼岸の夜  キリストの無窮のあをさ彼岸寒  彼岸来る人の血を吐くこともなく  亀鳴くは日常茶飯として彼岸  砂町は終日雨に彼岸入り

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