まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【訣れのない国】新世紀カラオケと人間のかたち・・高橋真梨子の『ごめんね』を読む/J-POP論・POP詩の宇宙

2018-04-13 12:56:15 | J-POP論/POP詩の宇宙

「カラオケバトル おかゆ」の画像検索結果好きだったの それなのに貴方を傷つけた・・極限の人間賛歌!おかゆ&高橋真梨子『ごめんね』メドレー付

高橋真梨子と言えばペドロ&カプリシャス『ジョニーへの伝言』『五番街のマリーへ』である。1970年代の始まりを告げた極めつけの名曲である。1970年代ポップ(ニューミュージック・フォーク)は、それに先立つ特別の時代の終焉をどのようにして継承してゆくかという壮大なテーマを一曲々々に籠めていた。この曲は1996年に生まれ、NTV火曜サスペンスの主題曲となった。その年の紅白でも歌われた。この一曲に籠められたもののあまりにも深く、鮮烈さに感動の想いが水面下で湧き上がっていったという。この番組の主題曲と言えばかの『聖母たちのララバイ』(岩崎宏美)である。そこにあった時代の絶望と祈りをどのように受け継ぎ、新しい時代に何を《うた》によってつなぎ止めようとしたのだろうか。さらに、新世紀カラオケ(テレ東THEカラオケバトル「春のグランプリ」)で見事にカバーした、平成の女流しこと【おかゆ】にどのように歌い継がれたのだろうか。・・・《続く》

 

カラバト・平成のおんな流し!おかゆ カバー 『ごめんね』~高橋真梨子(原曲)スタジオLIVE【驚異の歌唱!時代と人間の全て】

https://youtu.be/bDdIjp5AAY4?t=32

 


【型を引き寄せる】新世紀カラオケの目指すもの・・巨大癒し空間「訣れのない国」の在処/J-POP論・POP詩の宇宙

2018-04-13 03:50:52 | J-POP論/POP詩の宇宙

*今夜のイチオシ!カラバトおかゆバージョン『ごめんね』付

世界中でいちばん大切な恋を失くしたね・・ 高橋真梨子『ごめんね』(1996)より

新世紀カラオケの特徴は、歌うことがそのまま聴くことに直結する双方向性にある。発語が新たな《型》を生むには、口唱に於ける一瞬々々の肉体感覚をベースに

自我を更新してゆく必要がある。戦後歌謡は、AI搭載カラオケマシンの介在によって、分断された個を取り戻す逆説的な関係性を獲得する。個々人の肉声を遮るも

のは、もはやどこにも存在し得ない。・・・《続く》

 

堀優衣 カバー 『時の流れに身をまかせ』~『ごめんね』他

https://youtu.be/RuIVOsWyPgI?t=156

おかゆ カバー 『ごめんね』 大ファン!入場1140回とはもったいない。

https://youtu.be/bDdIjp5AAY4

 

                    *

 「五番街のマリー」の画像検索結果

時代の表現力!高橋真梨子&ペドロ・アンド・カプリシャス 『五番街のマリーへ』 1975年頃~最近のLIVE

https://youtu.be/CxKS8mFGRTw

時代の癒し!思わず時間が逆行してゆく。     〃     1990年代か

https://youtu.be/qFKQiT8cZPg

高橋真梨子 『ごめんね』 1996 世界中でいちばん大切な恋を失くしたね・・

https://youtu.be/Ahngjp5H8Is

 

新妻聖子 カバー 『五番街のマリーへ』 40年の時の経過を埋めることの不可能性を乗り越える!

https://youtu.be/gbp6tgQEWyk

   〃        『ジョニーへの伝言』 超癒し系の歌声!?たとえ自分にしか向かわなくても・・。

https://youtu.be/pYBU5kyvMHs

 


【藤開花】ふたたび19度の春らしさ・・結社の桎梏から遁れる/俳句再出発(日記)

2018-04-13 03:02:11 | 俳句再出発

藤棚を見上げて小さな神となる   まほろば  最新作  即興

今日から早くも週末に入ります。駅前公園では藤棚が開き始めています。躑躅もポツンと咲いているものが目立ち始めました。このところ生活上の混乱が続き、時間の経つのが事の他早く感じられます。その反面やることは山積みで、この際、問題の根源を一気に片付けることにしました。その区切りの日が今日という一日です。とは言っても、何か特別のことをするのではなく、余分なことをキッパリと止めてしまうということに尽きます。土日はノンビリと競馬とその帰途に【一人吟行】を実行したいと思います。俳句は昨年結社同人を辞めて、新しく投句を始めた2結社を見込みのありそうな1つに減らし、総合誌公募などに集中することにしました。特選もまだ1誌だけで、傾向の違う他誌や大賞を大胆に狙ってゆくつもりです。俳句バトルへの参戦です。夜はまだまだ続き、カラオケバトルのバックナンバーでも聴き流したいと思います。来週は久々の全国統一歌うま選手権(アマチュアの大会)です。・・・《続く》

 

「皐月賞 2018 予想」の画像検索結果

 

ジャズ・ラウンジ

https://www.youtube.com/4c4f15fd-0e4d-4a97-9dcf-99ceab9baa6c