まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

ひょんの笛/新雑句雑感~プロローグ5の始まり(2)

2015-10-16 20:28:17 | 新雑句雑感
蚯蚓鳴くサイレントプアといふ蒼さ  紐付きの湯たんぽ電気アンカといふ  冬瓜の魂の抜けたる肉体かな  いのちまで冷ゆるは哀し朝を待つ  ヒューマノイド2台もをれば冷え始む  林修のいまでしょ講座秋深し  ゆたんぽのタオルの向こう山脈あり  こほろぎの家ごと売られ沈黙す  うそ寒の青山国連大学前  やや寒や前立腺のグーと言う  赤とんぼどっちを向いても闇ばかり  捨てられず山と積まれし秋の泥  安部薫は二十九歳で逝ったひょんの笛(夭折の天才サックス奏者) 猿酒や句集一冊編まれたる

そっちの闇/新雑句雑感~プロローグ5の始まり(その1)

2015-10-16 15:38:16 | 新雑句雑感
帰る家果たしてありや秋時雨  南京が記憶遺産に秋時雨  デラーモのイタリア語講座秋時雨  ランドクルーザー怒りに怒る秋時雨  大千住祭ことしも夢か秋時雨  ノーベル賞つづく闇夜の秋時雨  黙契とは青空のこと秋時雨  稚児行列のイニシエーション秋時雨  コクーンタワーに命が灯る秋時雨  秋時雨涼野海音の一番線  秋時雨そっちの闇は甘いぞ  秋時雨傘は持たぬと決めている  墓終いなどもってのほかと秋時雨  草津から大津へ抜けて秋時雨

静かなる人/新俳句日記

2015-10-16 02:48:46 | 日記
静かなる人路上に溢れ秋ふかし  まほろばきのう木曜は23度まで上がり、夜は小雨が降ったので蒸し暑かった。これから明け方にかけては一転して冷え込むかもしれない。今日は0時過ぎに近隣のJR駅から徒歩で帰宅したが、数年ぶりに1時間ほど頻尿が出た。いまは落ち着いているが、健康食品などをとりながら安静にしていたい。金曜から20度を割り込む日が続くようだ。年齢的に冷えに対応出来にくくなっている。来月の結社大会のための関西行きは厳しくなった。本業も山積みされている。ギリギリまで迷いそうだ。そろそろ予定の【新俳句入門】を当ブログで書き始めたい。今月で20数年ぶりの句作再開の2周年になった。同人誌に文章も書き始めたので、その基礎学習も兼ねていろいろと考えたり、読んだりしたことのレポートとなる。・・・《続く》