3.11 タコちゃんとおのくん

年度末、年度始めへの準備でバタバタしているうちに、
今年もこの日がきました。

その日にあわせて東北へいった同僚が
「おのくん」を連れてきてくれました。

おのくんは、靴下を改良して作られる
いわゆるソックモンキー。
宮城県東松原市の小野駅前応急仮設住宅の人々の住処であった東松島に来てほしいと願って生まれた人形です。
里親になるのです。
苗字が「めんどくしぇ」名前が「おのくん」です。

我が家には、気仙沼のkfs、
opal毛糸の梅村マルティナさんのお店から来た「小原木タコちゃん」もいます。
気仙沼に演奏にいったときに、kfsのお店にたちより、養子縁組したのです。
opal毛糸を実際に手に取ったのはそこから。
kfsは、気仙沼の雇用を確保するという面もあるので、
なるべく通販利用しようか…と
心がけています。
個人消費ですから、たいした量にはならないのですけれどね。

地震が来る、と長い間言われている土地に住む私。
でも、だんだん危機感や、備える気持ちは薄れていくのです。
東北で大震災があったことも
阪神淡路のことも、
北海道も、熊本も…その他いろいろなことが
なんとなく薄れていきます。

東北のことは、友人が住んでいたり、
これを機会に地元へ戻っていった仲間がいたり、
家族的に節目の年であったこと、
また、チャリティーコンサートを続けていることがあり、
毎年思い出すのかもしれません。

テレビの特集番組も録画してあるので、
今週はしばし、東北に想いを馳せてみようと思います。