楽しみにしていたミュージカル観劇へ。
しかしこの、新型肺炎の騒動のただなか、
咳喘息おさまらない私が、いくらマスクをしているとはいえ…
でかけて殴られはしまいか（まさかそんな！）
でも、隣の席で咳されたら、嫌だよね…と、悩んだ。
でもだいぶ改善されたので！
万全の対策をしたうえで出かけた。
友達へ誕生日プレゼントのレッグウォーマー。
本当は全然彼女の色ではない気がしたのだけれど
寒い日には足元から明るさが伝わってもいいかなと。
モネシリーズの「菊の花」という糸で編みました。
喜んでくれてよかった。素敵な写真を撮ってくれました。
観劇前にお昼。
小洞天。
ランチを頼んだらものの１分くらいで出てきた！
ボリューム大!
そして12時になったら、ビジネスマンでごった返す店内…
都会のランチ事情を垣間見た気がしました。
全編英語でのミュージカル。
主要キャスト３名以外は日本人。
オーディションの時には「全編英語でやるかも」という
「可能性はあるよ」の話だったらしい。
えー。ハードル高くない？
（見るほうも必死で予習したっていうね…音楽もなかなか難解だったから）
冷戦時代の話で、チェスの国際試合であっても国家の威信をかけて…
くらいの勢いで火花を散らすアメリカとソ連。
（特にソ連側が盗聴器も持ち出して、心理戦も絡めてギラギラ）
いつ恋したんだ！ と思ったりもするけれども
思うにオペラの展開がゆっくり過ぎるんであって
（君の視線が僕のほうに…だけで３分歌うとかね）
はやさにも慣れていかないとね…。
いやいや、日本人キャスト頑張ってました！
途中いわゆるコサックダンスを踊りだしたときには
歌も歌っているのに、すごい！ なんなんだこの人たち！
と思いましたね。ミュージカルやる人って何でもこなすのね。
英語でコミカルな演技だってするし。
俺様なアービター（審判）もね。
歌、うまいな…英語もスムーズ。
アナトリー（ラミン）の歌う「アンセム」は単体の歌としても有名で
ラミンさんの歌うアンセムも素晴らしかった。
フローレンス（サマンサ）の歌う「nobody's side」の歌詞がやたら心に刺さったりもした。
悲惨な子供時代を送り、薬物に溺れ、短気なイカレ野郎に思えなくもない役柄の
ルークさん
カーテンコールでは年相応の若いにっこにこのお兄さんの顔をしていて
ホッとしたり。
今回は本当に、知らない曲ばかりだということと
「全編英語」という響きが自分にとってハードルが高すぎて
アルバムを入手してから、通勤時はずっとかけっぱなしだった。
おかげで、あら、聴き取れる（そして字幕が出ているので助けられる）
とも思った。
ちょっといい経験だったかも。
連れ出してくれた友達にも感謝。
そして、いい席で見るって、それもまた重要なことのひとつだね、とも。
この日はいろんな俳優さんが観に来られていたらしく
のちのちSNSで「あ！ この人見たわ。」と思った。
背が高くて顔がちっさくて、これはきっと業界の方ね
（でもマスクしてるからよくわからない）と思った人は万里生さんでしたね。
普通にひとりで歩いているもんだね。
いまだに舞台の上の人は、舞台の上でしか生きていない
（現実にはいない）と思っているふしがあるな、私。
楽しい一日でした。
表情がしっかり見て取れる良席なのもラッキーでした。いろんな面で斬新で面白かったです。キャストが素晴らしいものね
日本人キャストがラミンやサマンサと堂々と共演なんて素晴らしい
もっと日本の演劇界が発展するといいなぁ（アカデミー賞の驚きの？嬉しい結果でますます思った
モネシリーズの「菊の花」ですが、本当におっしゃる通り、なんだろう心理的なもの？本当にあたたかい。きっとこの色ならではな気がします。
素敵な贈り物をありがとうございます
日本の演劇界、がんばってほしいですね。今日本は空前のミュージカルブームだとか言われているようだけれど、ブームで終わらないといいね。
レッグウォーマー、使ってね。
CDで予習というのも素晴らしい！
ハードルが高いけど、一度見てみたい気がします。
がんばってでていくと、こんなものにも出会えるのだなと思いました。
(私の地元にも、こんなものは絶対来ませんね…)
アルバムで予習するというのは、英語が堪能なお友だちから知った方法。すでにできる上に、努力も惜しまない。いつもすてきな背中を見せてくれて、やってみると効果を感じて、楽しめました🎶