列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

東北本線 「北海道&東日本パス」の旅(13)

2006年06月23日 | 北海道&東日本パスの旅


18年4月3日(月曜日 曇りのち

 (その12)http://blog.goo.ne.jp/shirousat/e/138aa3a322e0ffac18c168bd579b3291 のつづき

 野辺地から青森行きの普通に乗ると、2つ目の清水川駅辺りで海が見えます。最初は長屋かアパートの屋根だと思っていたら、地平線の間違いでした。
 常磐線は海の近くを走り、東北本線は内陸を走るという思い込みがあるので、東北本線から海が見えるとは、とても意外な感じがします。(そうは言っても、常磐線もあまり車窓から海は見えませんが。)

 (18) 東北本線 普通575M 青森行き
  野辺地 16:15 ⇒ 17:03 青森
   ↑ 青森行き  
クモハ701-1007
              クハ700-1007


 

 しばらくすると、電車は夏泊半島を横切るため、海から遠ざかっていきます。向こうの方には山が見えています。線路わきにも山にも雪が積もっています。雪の色は、平地と山地とでは違って見えます。
 木々は、関東のそれよりも、まっすぐ直線的に伸びている気がします。木の幹がしっかりしたものばかりです。そうでなければ、東北の厳しい風雪を乗り切ることはできないのでしょう。葉は、落ちているものもあれば、緑色のものもありました。

 

 と、突如として青森県営水族館の大きな建物があらわれます。間もなく浅虫温泉駅です。気が付くと、右手にはまた海が見えています。三角おにぎりのような小島があります。
 後で帰宅してから調べると、「湯ノ島」という無人島でした。(出典:「シマダス」財団法人日本離島センター編)温泉地だから”湯ノ島”なのでしょうか?この本には「ピラミッド形の小島」と紹介されていました。標高は132m。

 

 

 青森駅に着きました。ここが東北本線の終点です。東北本線がここまで開通したのは今から100年以上前、明治24年のことでした。
 駅舎の上に、ひらがなで「あおもり駅」と書いてあるのがとても好きです。遠くまで来た気にさせてくれるからです。この駅舎は、絶対に建て替えないでもらいたいです。

 時間は夕方の5時をまわった辺り。とりあえず、郵便局で記念押印をしに行こうと思い、青森市バスで青森中央郵便局へ行きました。大きな郵便局は、午後5時を過ぎても営業しています。

 

 これが今日の押印です。すべて青森県の郵便局でした。絵の入った消印は、「風景印」と呼ぶそうです。1回ごとに50円で、とてもいい記念になります。
 郵便局から、JRバスで青森駅へ戻りました。

 http://blog.goo.ne.jp/shirousat/e/aed7f8c0b85e34ff2d18208d3f5c0337 へつづく



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