列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

難読駅名 「北海道&東日本パス」の旅(4)

2006年05月20日 | 北海道&東日本パスの旅


18年4月2日(日曜日 曇りのち

 http://blog.goo.ne.jp/shirousat/e/e9d051c25c940212bf7ae63e20a93aa2 のつづき

 新庄駅から奥羽本線の鈍行で、さらに先を目指します。

 (6) 奥羽本線 普通2441M 秋田行き

  新庄 11:23 ⇒ 13:17 飯詰

  ↑ 秋田行き  クモハ701-25
             クハ700-25

  
701系電車(新庄駅)
 
 2両編成の列車の乗客は、20人くらいでした。
 天気は相変わらず曇っています。沿線には、この冬に積もった雪がかなり残っています。当分溶けそうにありません。
 新庄から2つ目の羽前豊里駅は、もとは交換駅だったようです。もう使われなくなった跨線橋の入口が、ベニヤ板でふさがれています。電車が駅に停まるたびに観察していると、他にもこういう駅がたくさんあります。
 
(注)交換駅:単線区間で、上下列車の行き違いが出来るように線路が2本以上ある駅のこと。

 電車は高度をどんどん上げていきます。その割には、トンネルの数が少なくてありがたいです。

 
 
 この駅は「及位(のぞき)」駅といい、山形県と秋田県の県境にある駅です。いったいどう読めば「及位」を「のぞき」と読めるのか、不思議なほどです。停車時間は僅かでしたが、車掌さんにお願いして、駅名標の写真を撮っている間発車を待ってもらいました。

 単線だった線路は、ここから突然複線になります。電車の一番前から景色を眺めていると、線路だけが際立って見えます。隣に国道13号線が並行していますが、行き交うクルマはほとんどありません。にもかかわらず、その横に「東北中央自動車道」という高速道路がつくられようとしています。

 トンネルを抜ける間に県境を越えます。トンネルに入ると、「今、境目を通っているんだ」という気分がものすごく湧き上がってくる、不思議なトンネルでした。

 
院内駅の近くには、その昔、銀山が拓かれていました。
 駅舎は、「院内銀山異人館」と同居しています。

  院内駅 院内銀山異人館

 院内から4駅先へ進むと、やや大きな駅の湯沢駅に着きます。ホームには、「キロポスト」がありました。奥羽本線の起点である福島駅から、ちょうど211Km離れていることを示しています。しかし、時刻表をみると福島駅から湯沢駅は210.4kmでした。ちょっと計算が合いません。時刻表に書かれている「営業キロ」や「運賃計算キロ」というのは、どこからどこまでを計っているのでしょうか。

  湯沢駅のキロポスト

 湯沢から5駅進むと横手駅で、この電車の次に乗る北上線との乗換駅です。しかし、ここで降りると次の北上線のディーゼルカーまで約1時間待つことになります。その間に別の駅に途中下車したくなり、横手から2つ先の飯詰駅までさらに乗りました。飯詰駅から横手駅まで逆戻りし、北上線に乗るつもりです。
 横手で11分停車している間に乗客がかなり入れ替わり、人数は30人くらいに若干増えていました。雲行きが次第に怪しくなってきました。

  飯詰駅


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