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★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

鹿社鎮守を訪ねる(香川の神社56)

2017-09-23 14:49:13 | 神社仏閣
鹿角町の田んぼの中にあります。
  

田寄神社があった跡らしいです。ここらは鹿角城があった場所で、昭和十三年の神社誌には、107坪・崇敬者550人と書いてあった。いつ「鹿社鎮守」となったのかは分からない。鳥居は平成十四年。





 
小さくて可愛らしい狛犬

 
鈴の音もからんとして好印象。


いつもの地神さん


いくつもの神様たち。まさか土台の石に混じっていないであろうなと心配になる。


境内社。燈籠は昭和三十二年とあり。


「日露戦捷報賽ノタメ金比羅宮ヲ勧請ス」。日露戦捷で金比羅呼んじゃうのがイイ。そういえばここらは日清戦争の碑ってないのかなあ……


金比羅さんでした。


境内のまわりには、そこここに曼珠沙華が咲いていた。これは有用植物として意図的に大陸から持ち込まれたらしく、山になんかに生えてる場合、そこに昔、人が住んでいた可能性があることを示すらしい(ウィキペディア)

春日神社を訪ねる(香川の神社55)

2017-09-23 14:09:08 | 神社仏閣


手前の注連石は明治三十一年のもの。

右手を見ると

「大東亜戦争三週年紀念」!裏を見ると昭和十九年十二月八日とあった。東条内閣が大東亜戦争の名称を閣議決定したのは昭和十六年の十二月十二日だが、勿論宣戦布告が十二月八日だったのである。

 

この神社の狛犬は、ライオン。もともと印度ではライオンだったらしい。よくある狛犬になれているからだとは思うが、我々が形がデフォルメされた狛犬に人間味を感じていることがこのライオンをみると分かる。人間は非自然的なものに人間味を大いに感じているのであろう。



喰われるとしか思えない。


昭和六十三年。


拝殿


本殿