★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

のってけのってけのってけサーフィン

2014-02-12 10:13:25 | 日記


雪上スケボーでメダルとれたのに、全員童顔女子ジャンプでは金確実といわれた子が4位なので……。朝からテレビはお通夜状態であったが、勝手に大げさに盛り上げていた方が悪い。他人の人生が絡んで無駄に人生が重くなってきている30代以降ならともかく、10代で天下とっているやつの気持ちなんぞ「わたしが一番すごい(笑)あと××くん大好き」でいいではないか。「皆さんのおかげ」とか「支えられている」とか言わせちゃって、あのね、未成年を支えるのは大人の義務なんです。(たいしたつながりもない他人との)絆で浮力が発生するとでも言うのか。発生しねーよ、むしろ気持ち的に重くなるだろうが。ジャンプは冷静に考えて、ただ落っこちてるだけの競技であるが、飛距離が出ると「別世界へと飛んでいったー」とか称されるごとく、極めてロマンティックな、人との絆なんぞ完全にどうでもいい「春の鳥」的な何かなのである。

あと、画面の下の方に流れるくだらぬ一般庶民からのメール紹介は全く必要ない。だいたい本人に届いてないじゃん(笑)。「元気をもらっています」とか「××ちゃん普段通りにがんばってください」とか、何もしてないのに勝手に貰うなよ、そして、ちゃん付けしていったいあんたは知り合いか?天才にはとりあえず敬意を払え。だいたい、別に日本人じゃなくてもいいんだよ金メダルは。ロシアの美少女が取れば。

……とはいえ、我々の国は以前からこんな調子であるので、別にどうでもいい。おもしろかったのは、全体的に選手の童顔化が進んでいることであった。これは日本人だけではなくて、外国の人もそういう感じがする。

あれ?童顔じゃないのがいる。と思ったら、7回目のオリンピックの葛西選手であった。

(いま気づきましたが、同世代です。)

わたくしが歳をとっただけであった……。