鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

読みで間違ったところ

2007年02月19日 | 18-3(第42回)

(20.11.1 20-2のこと追加等)

 これは分類しようがないので、問題順で

 (一)
懐孕 ×かいたい ○かいよう  
 これは、私にとっては落としてもよい問題です。

 ×まいたい ○たいまい 
 これは、8-2で書き取りで出ており、書くことは出来た筈。しのぶん様が仰有るように書けるなら、読めるとはそのとおりなのですが、偶にはこういうことがあります。

涓滴 ×えんてき ○けんてき
 「合格ノート」TEST15に「けんてき(涓滴)岩を穿つ」の書き取り問題で出題されています。の音符字(「新漢字辞典」の番外7画参照)の読みは、エンかケン。どちらか迷って不正解。

 ×ほうべつ ○ほうげつ、ぼうげつ
 [ ―木]の音符字は、 と、の三つ(但し、の見出し語は訓読みしかなく、音読み見出し語はない)。いずれも音読みはゲツと憶えていた筈でした。18-1で、遺孼が出題されたが、難なく正解しました。度忘れとしか言いようがありません。

 「辞典」にはこの三つが同じ頁に載っていますが、齧歯類(げっしるい)の齧(げつ)が挟まれていますので、これと同じ読みとでも憶えておきます。

 (六)
軍鶏 ×とうまる ○しゃも
 daisaku様と同じ間違いですから、やむを得ないですね。3cats様の関心空間を見ると、とうまるとしゃもは別の種類であることを知りました。

瓊脂 ×うに ○ところてん
 
1級漢字瓊のところにある見出し語だから、見た筈ですが、見ただけでは憶わりません。 なお、20-2Yでも再度出題されました。

牛尾魚 ×はぜ ○こち
 これも、3cats様の関心空間を見ておけばよかったです。

(七)
恤(む) ×あわれ(む) ○めぐ(む)
 「辞典」によると、あわれむと読む場合は、れむが送り仮名です。18-2の仄(かたむ)く(cf、仄(ほの)めく)と同じく、送り仮名によって、訓読みが変わるものです。こういうのって、他にも結構あるのかなあ。

愆(る) ×いつわ(る) ○あやま(る)
 
あおむし様からの過去問情報によれば、これは、7-3,16-1(二つは読み問題),17-2(文章題読み)で出題されたものです。私の問題集を見たら、7-3にも17-2にも×が付いていました。愆ちは繰り返す例です。16-1は、愆ちと問われたので正解出来たのでしょう。 あれ、17―2の愆ったところは、直前に復習した筈だがと思ってノートを見たら、×がしてあるのに、文章題の最後だったので、愆って問題を解くのを忘れていました。とほほ。

 読みの間違いは、音読み4問、熟字訓3問、訓読み2問でした。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど(^^) (しのぶん)
2007-02-19 22:31:52
>偶にはこういうことがあります。
そういうこともあるんですね~(笑)

>軍鶏
私のチェックが甘くて、「とうまる」を知らなかった(3catsは見ていたのですが、覚え切れていなかったようです)ので、ここは知識の無さが幸いして迷わず「しゃも」が答えられたという・・・。

>送り仮名によって、訓読みが変わるものです
これ、今回痛感しました。もっとチェックしないといけませんね。
あと、おすすめの漢検漢字辞典、購入しました!
非常に良いですね。もっと早く買えばよかったです。
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これで合格間違いなし、なんちゃって (白魚一寸)
2007-02-20 06:24:37
>あと、おすすめの漢検漢字辞典、購入しました!

追い銭されたそうで。言葉とは裏腹に漢検協会を儲けさせてしまいました(^^;)

>非常に良いですね。もっと早く買えばよかったです。

結構読める辞典ですよね。また、言葉を漢字でどう書くかというときに割と使います。国語辞典としても使っています。日常的に使う言葉が結構載っているんですね。例えば、拵という漢字を使った見出し語には、下拵え、荷拵え、腹拵え、急拵え、身拵え、小舟の宵拵えがありますが、こんなの載ってる漢和辞典はそうはないでしょう。

小舟の宵拵えなんて言葉は、この辞典で初めて知りましたが、こういう言葉に出逢うとなんか嬉しいです。しのぶん様とは対極ですね。(^_^)

ただ、ちょっと高いような気がする。漢検協会の出版物は何でも少し高いような気がします。
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