1, 読みの復習の場所も教材も以前と同じ
読みの復習は、19-2 と同じく、朝の厠と夜の寝床です。朝は「本試験型」、夜は過去問を4-1から、以前間違って×や△を付けたものだけ見直しています。
2,「漢字音符字典」は便利
圜冠(えんかん)5-2Yをかんかんと間違いました。{環―王}の音符字で、エンと読むのは他にあったかなと思って、先日買った「漢字音符字典」をひきました。エンと読むのは、圜だけであることが直ぐわかりました。
以前は、自作の音符別帳面(4冊)で確認していました。この帳面には、一応、音符をア行、カ行・・と分けて帳面に書いて行きましたが、順不同ですぐには音符が見つかりません。そのため、「必携」の1級配当漢字に、音符と帳面の参照箇所を記載していました。音符字を探すには、「必携」で該当漢字を探し、それから帳面4冊から該当音符を探すということで可成り面倒だったのです。この辞典の御陰で可成り効率的になりました。
3、不真性純粋家族
{環―王}の音符字は、6つの漢字(常用2つ 1級4つ)が載っており、何れの音読みの筆頭音もカンのため、純粋家族と称されています。しかしながら、圜のようにエンと読むものもあり、また、還(ゲン)とも読むのがあり、一つの音読みだけではありませんので、厳密な意味では純粋家族ではありません。
私は、筆頭音が全て同じ読みでも、複数の音読みの中には別の音読みもあるものは、 「不真性純粋家族」(略して「不純家族」)と勝手に名付けることにしました。{環―王}の音符の下には、純とありますが、その上に不を冠しました。
4,「漢字音符字典」に色々書き込む
また、見出し語や熟語のない音読みは、出題可能性が低いと思うので、「辞典」でも括弧で括っていますので、この辞典にも同じように付けました。訓については、「意味(訓)の代表的なもの二つ程度」が簡にして要を得て記載されているのですが、見出し語にない訓や、訓義は、括弧で括りました。また、見出し語数を「辞典」に書いていますので、転記しました。{環―王}の1級音符字には次のように記載しました。
③圜 [カン]エン めぐる まるい
②寰 カン (天子直轄の領地)
③鐶 カン たまき 輪(わ)
⑤鬟 カン わげ みずら
今後も、苦手な音符字に書き込んでいこうと思います。著者の労作に変改を加えることは憚られますが、漢字の学習法は人それぞれですから、屹度お宥し頂けるでしょう。
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