18-1(一)読み
10、偈(げ)を作って悟境を提示する。
これは読めましたので、知識を広げようと思って、曷の音符字を見ると沢山あります。喝の旧字体は、であり、渇、褐、掲、謁(常用)、葛(準一級)の旧字体も音符は同じです。
また、「新漢字辞典」の曷の項に載っていないも1級配当です。曷+部首+部首の臈などは、ここではとりあえず考慮の外に置きます。
鞨の唯一の見出し語【靺鞨】は、中国の固有名詞だから憶えなくてもいいことにして除外します。
また、憶えるべきことを少なくするの範疇(カテゴリーを1級らしく)で書いた方法で、憶えなくてもいい音訓を括弧で括ります。そうすると、音は全部一つでいいことになります。
また、曷について、訓は、なに、なんぞ、いずくんぞと三つもありますが、音読み熟語はないから、ここでは除外します。
これで14個。さて、音をどうやって整理するか。
同じ音符の漢字を整理するには、常用・準1級の漢字から始めるのがいいと思っています。常用漢字は、読み書きは大体できますが、音符で整理するなんてことは、1級の学習までしたことがありませんでした。
常用漢字と準1級の葛を音読みで纏めると
エツ 謁
カツ 喝渇褐葛
ケイ 掲となります。
読みも3種類あり、カツと読む字が4つもあるのに、使い分けが出来ることは不思議な気がします。これらの漢字によく出会っているからでしょうが、個々の漢字の訓や意味が分かっている、漢字を使った熟語が想起できるからでしょう。だから、1級も同じように学習すればいいんだと思います。
上記へ1級漢字を加え、帳面に書く事柄を一部書くと
アツ ⑦遏 only とど(める) 遏雲の曲(12-3K 15-2K 17-3K)
エツ 謁 only
カツ 喝渇褐葛
Kに× ③ 恫=恫喝、恐=恐喝
③羯 羯鼓、羯磨
②蝎 さそり 蛇蝎
ゲ ②偈 only 偈頌
ケイ 掲 only
ケツ
③歇 や(める)、〔や(む)〕、間歇
① 碣 碑碣
④ 竭 つ(きる)、つ(くす)、枯竭
一気にややこしくなりますが、読み6種類の内、4つはonly(同じ音符で読みが一つ)です。まず、これを憶えます。 残りは、カツ3つと、ケツ3つです。訓読みや意味そして熟語で憶えていくしかないのだろうなあと思っています。
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