これも結構あります。18-1に出題された熟語では、
虧盈(きえい)、虧(か)ける、盈(み)ちる
17-3では、
黜陟(ちゅっちょく)、黜(しりぞ)ける、陟(のぼ)る
他には、
寤寐(ごび)、寤(さ)める、寐(ね)る
「辞典」に訓はないけど、意味が対義なのは、18-1に、
贏輸(えいしゅ、えいゆ)、輸贏(しゅえい、ゆえい)、贏(か)つ、輸は負けの意味
軒輊(けんち)
軒は、車の前部が軽く上がっていること
輊は、車の前部が重く下がっていること
同訓熟語は、□で囲み、対義熟語は、⇔でも書いておきます。
漢字は、一つ一つ憶えるよりも、対やグループの方が憶えやすい気がします。なお、2級までにあった熟語の構成を問う設問は、1級の熟語の意味を考えるときにも役立ちそうです。