鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

熟語の読みが複数あるとき

2006年10月01日 | 帳面作りと学習用具
 帳面に、熟語の読みがなも、明らかなものは別にして、書いておこうと思います。

1, 読みによって、意味が違うとき

これは、当然、どちらも書きます。例えば

躑躅(テキチョク、つつじ
蝌蚪(カト、おたまじゃくし

2, 意味は同じだが、読みが複数あるとき

18-1の(一)読みに、

4 孳孳(しし、じじ)として学業に勉励する。

が出題されましたが、孳の読み方は全く思い出せませんでした。でも、部首は子だから、音符は茲。茲の音符字には、滋賀のようにシと読むのと、磁石、滋養のようにジと読むのがありますから、どちらか迷いました。結局どちらでもよかった訳です。

1級までの漢字で音読みを憶えるのは5千字以上あります。これを全て正確に憶えるのは、私には困難です。

音読みが複数あって、どちらでもいいものは、とりあえず、帳面には両方の読みを書いておいてどちらでもいいとした方が気楽だと思います。書き取りの場合はどちらか一つでいいと思いますが、読みの場合は、当初は複数書いておきます。

ただ、どちらかを正確に憶えられれば、二つも憶える必要はないでしょう。孳孳=孜孜ですから、シシの方が憶えやすそうです。

また、嘔唖嘲は、オウアチョウタツと憶えていますが、「辞典」には、オウアトウタツでもいいとありました。でも、嘲をトウと読む見出し熟語は他にありません。「辞典」の音読み欄には載っていますが、これは憶えなくてもいいでしょうから、こういうのは帳面には書きません。

帳面作りは、遅々として進んでいません。当面、再度受験する予定はないから、ちんたらとやっていきます。


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