(20.11.15 準1級・常用だけの新出は狭義の三点セットから除外したため修正)
18-1と同様に、熟字訓以外を拾ってみました。括弧内が問題で問われたところです。赤字は私がまちがったところ。
問題の前の符号は次のとおり
A 狭義の三点セット (12点)
A-1 1級漢字を含む見出し語があるもの(6点)
A-3 「四字熟語」の1級見出し語で書けるもの(4点)
A-4 過去問からの再出題(2点)
B 広義の三点セット(11点)
B-1 四字熟語を構成する二字熟語で見出し語にないもの(2点)
B-2 準1級・常用だけで構成される見出し語新出(9点)
1.常用漢字の書き取り 10点
A-1(二) くんじょう(薫蒸)10-2K。
1級配当だと、(燻蒸・燻烝)15-2Y。なお烝⊂蒸ですから、烝は、読める必要はあるが、書けなくてもよい漢字でしょう。
(五)いずれも1級配当の四字熟語です。
A-1(肩摩)轂撃
1級漢字轂の方を問わず、常用の方を問うてくる問題で、こういうのは珍しいと思います。今後要注意ですね。
A-3面折(廷争)6-2K 意味もあり。 1級配当だと、面折(廷諍)。この時は、まだ過去問を全部は解いていなかったので、学習した記憶がありませんでした。
B(十) しっこ(疾呼)
2. 準1級漢字の読み 1点
B(一)儲位(ちょい)
3.準1級漢字の書き取り 12点
A-1(九) えくぼ(笑窪)6-1K 15-3K。
1級配当だと、(靨)。なお、靨は、見出し語として、外に[かたえくぼ(片靨)]がありますが、片笑窪でも正解でしょう。また、[笑靨花](しじみばな)という熟字訓もありますが、書き取りでは出ないでしょう。(19.1.6笑靨花 追加) だから、靨も書けなくてもいい漢字でしょう。尤も、靨のような漢字は、1級を学習してこそ知る漢字ですから、書きたくなる漢字ではあります。
(十)
B-1せんでん(閃電)10-2Y
B-2たんや(鍛冶)
B-2しれい(砥礪)6-3Y
A-4さいり(犀利)16-1K
B-2えいだつ(穎脱)
合計23点。1級配当で書ける8点を除くと15点。18-1より少しは減りましたが、略同じ出題頻度でしょう。私は、半分以上間違っています。こんなに間違ってはいけません。
18-1との違いは、先ず、常用漢字の表外訓の設問がなくなったことですが、17-2においても、1問も出題されず、その後、17-3、18-1には出題されていますから一時的な傾向と思います。
また、対義語・類義語も、常用・準1級で書ける熟語が出題されていませんが、17-1も同様で、その後は、また準1級・常用で書ける熟語が出ていますので、一過性のものではないでしょうか。
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