塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り オキュパイドJおもちゃ 占領下日本製

2013-12-18 05:42:41 | ミュージアム巡り_2013
 進駐軍は、アメリカ本土でおもちゃの供給不足を解消するために、
日本と小麦やトウモロコシなどの食糧品との物品交換として、おもち
ゃの輸出を奨励していく。
 日本のおもちゃ産業は、占領軍による支援政策において復興が早ま
り、制作技術も戦前のレベルに達してくる。

 木製の「シューティングゲーム」には、日米の人気キャラクターが
描かれている。また、セルロイド製の「水兵さん人形」の服は布が使
われている。それらの日本製品には占領下日本製を示す「occupied
japan」のシールが足の裏に縫い込まれていた。

 さらに、昭和の初期から30年代まで浮きもの玩具として風呂場や
水場で遊ばれた「金魚のガラガラ」(ブリキ、陶製、セルロイド)の裏
にも「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の刻印が印刷されていた。
(杉並区郷土博物館別館・杉並区天沼3-23-1)


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