塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 放送博物館 高柳式テレビ

2013-07-08 06:03:27 | ミュージアム巡り_2013
 世界で初めてテレビ受像ブラウン管方式の電子式テレビを発明し
た高柳健次郎さん(1899~1990)の「高柳式テレビ」があった。
1926年ブラウン管に世界で初めて「イ」の字を送受像した当時の
ものが複製され展示してあった。高柳さんは“テレビの父”である。

 送像機は、円板に小さな穴を渦巻き状に開けた「ニブコー円板」
による機械式走査。円板を回転させて1つの穴が像の前を通過する
と、1本の光の線が出来る。それにより穴の数と同じ数の走査線で
像が描かれる。走査線成分の明るさの変化を電流の変化に変えて受
像機に送られる。

 当時の走査線は40本、現在のテレビは525本、ハイビジョンは
1125本。
(港区愛宕2-1-1)

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