塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 「飛騨の円空」 歓喜天立像

2013-02-27 05:58:00 | ミュージアム巡り_2013
 続いては像は「歓喜天立像」(かんぎてんりゅうぞう、Standing
Kangiten、千光寺)。
 歓喜天は、ゾウの頭に男女の身体の二尊が抱き合う姿を現してお
り、印度密教の教えに従っている。この像を本尊とする修法は秘密
にしないと効果が現れない。像自体が秘仏であり、千光寺に祀られ
ているこの歓喜天立像も7年に一度しか開帳されない秘仏だ。
 今回展示されていたのは、もちろん実物で、寺で開帳される時も
厨子から出されるとはなく、この特別展のためだけの、とても貴重
な展示物である。
 また、円空が造った歓喜天立像は、愛知県の荒子観音寺と関市に
ある高賀神社にも同様の像が祀ってある。
トーハク(台東区上野公園13-9)


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