塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り さくらいろいろ 金子伊勢屋楼上図

2013-03-29 05:57:22 | ミュージアム巡り_2013
 歌川国明の「金子伊勢屋楼上図」(文久2年・1862)は、遊郭の2
階で気軽な装いで、思い思いに時を過ごす遊女や芸者たち。桜の枝
を生けているシーンもある。

 次の「一文字屋店先」(松栄斎長喜、寛政年間・1789~1801)は、
吉原のメインストリート仲の町に面した茶屋が描かれている。桜
の枝には和歌を詠んだ短冊が提げられている。
 引手茶屋・一文字屋は嘉兵衛が経営しており、画中の仕切の中
に“若松屋元まき”とあり、遊女・元巻が描かれている。
(JTI:渋谷区神南1-16-8)


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